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異世界ライダー  作者: 燃焼リング
第2章 異世界放浪
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第38話 巨人と地底人

斉藤は言った


「地底大陸にいるのは古代文明から突如として消えた者達…」


つまり、マヤとかシュメール人なんかのことだろう


この世界では地底大陸と仲良しだからそれでわかったことらしいが…

例えばピラミッドはいまだに作り方が謎だし、一説によるとスフィンクスより前からそこにあるとさえ言われている、オリオン座の位置と同すじでズレを合わせるととんでもなく昔の座標なんだとか…

あんなのどうやって作るの?

「巨人が作れば簡単なこと」その通りだ、材料だけで死ぬほど重い物を機械もなしに人間が運んで作ってたらいつまでかかるやら… 

多分モアイ像とかもそうだな

まぁモアイは立って歩いてたとか言われてるらしいけど… そうじゃなくて巨人を模して作ったとかのほうがこの世界の話を聞くと自然だろう


頭のいい… というか知識を持った連中が技術を授ける、そして文明が出来上がる

それからなぜそうなったか知らないが姿を消す… これの繰り返しなんだなきっと


「でも斉藤さん、そういうのって宇宙人って言ってなかったっけ?昔から関わってるのは宇宙人なんでしょ?」


と俺が突っ込んだのは依然話したオーバーテクノロジーの話だ、今話してるのは地底人… でも前は宇宙人と言ってた

これはなぜ?適当?


「いい質問だ、そもそも地底にいるのは宇宙から来た人たちなんだよ」


宇宙人=地底人ってこと?

斉藤の話によると

宇宙から来た連中は地球に知恵を授けた、理由は知らない…

何年も過ごすうちに宇宙人も地球生まれの人たちが増えて、ある日「俺達そろそろ宇宙帰るわ」ってなったときに、残る連中と出ていく連中に別れた


それが後の地底人の始まりで巨人もそれに該当するんだろうか?

まぁいろんな文明があったしいろんな宇宙人がいたんだろうな、でかいヤツもいたんだろう


「地底人は温厚… というか協力的だ、面倒見がいいと言っておこうか」


「じゃあ宇宙人は?」


「ヤツらは放任主義、知恵を授けることもあるがそれを地球でどうしたって無関心… まぁ、我々が虫や動物を見てるようなものだろう」


へぇ~… なるほど、だから宇宙人って人間さらって実験するのか?人間がネズミで実験するみたいに… この表現は俺としてはやや複雑だな


それにしても、前回は俺が病んでいたせいでここまで話は弾まなかったが楽しいなこれ…

しかも俺今めっちゃ凄いこと聞いてるんじゃないだろうか?人類最大の謎に近づいてるわ俺… 


「功一くんってこの手の話好きそうね?」


ふと、退屈そうにしていた景子さんは俺に言った

そんなに楽しそうに見えたのだろうか?


「そう、見えますか?」


「目がキラキラしてる」


どうやら楽しそうに見えてしまったらしい、いや素晴らしく興味深い話だもの仕方ないね

「景子さんはこれ系嫌いですか?」と尋ねたところ「嫌いではないけど特段面白くもないわね、現実味がないもの…」と返ってきた


異世界放浪中なのに現実味がないときましたか… あ、赤い空では異世界があるのは空が宇宙になってるように当たり前のことなのか?それなら納得だ


… 


とまぁそんなことよりだ… 地底大陸か… 仲良しなんだよな?


「斉藤さん、地底大陸ってどうやって行くんですか?」


「行かないよ」


「え?」


「行かないよ」


まだ行くなんて言ってないのに…


まぁ聞いたところ、普通に船とか飛行機で行けるんだそうだ

誰でも行ける訳ではないが、宇宙旅行よりは簡単らしい

ちなみに、逆に地底の人はこっちに来ないのか?と聞いてみると


「巨人は来ないが、選ばれた地底人の何人かはこちらに来ることがあるね… 来たときはまるでハリウッドスターが来たときみたいに人が群がるよ、警備員も配置されるしSPもつくテレビで見れないかな?」


「え?見れるの?テレビで見れるの?巨人も?スゲー見たい!見たい!」


「すごい嬉しそうね…?」


「だって巨人と地底人ですよ!?景子さんも気になるでしょ?」


「え、えぇちょっとだけ…」


斉藤は「今映るかはわからないが…」とテレビをつけた

チャンネルをいくつか変えていくとなにかのバラエティー番組に変わり「地底の皆さんでーす!」と女子アナかアイドルかわからないが女の子が映るそしてその後ろには…


「ほら水橋君、巨人が映るよ」


「ホントだ!でかスギィ!?女の子が膝くらいの高さだ!?」


「わぁ…本当に巨人ですね…」


しかも巨人はそれこそハリウッドスター張りのナイスガイで、膝を付いてもまだ女の子の倍くらいある、笑顔も爽やかだ… 誰だ「進撃の巨人」とか言ったヤツは


テレビの中の女の子は「巨人の方達は非常に長生きと聞いたんですけど、今おいくつなんですか?」とインタビューすると、巨人はよくある吹き替えの声が付けられ「君たちの十倍は生きるよ?今は279歳さ!HAHAHA!」と爽やかに答える…


「凄スギィ!?」


「こ、功一くん落ち着いて…!」


俺今とんでもないもん見た、感無量だわ

今真実にたどり着いた… ダーウィンとかマジ嘘っぱちだったわ

いや… 地球人の進化論としては間違ってないのか?まぁいい、地球は空洞で巨人がいるけど進撃はしないんだ… これが真実だ、帰ったら智昭くんに教えてあげよう、そして将来金を湯水のように使い北極圏に行って巨人の国で暮らそう

じいさんになった頃にはそれくらいしてもいいだろう?


とりあえず今日は一日テレビにかじりつき、なにもせずに過ごした…


いろんな調査は明日だ、明日本気だそう…

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