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にゃんこのお願い叶えます 2  作者: 巴菜
新たなお願い…
1/18

ミーコの家出

『それより、ここから登ってきたら来たら

あぶないって言ったでしょ!!』と


マンション横に街路樹を登り

その樹から延びる枝を伝って

この部屋のベランダまで来た


黒猫のくろすけと

白猫のももすけに向かってルナは叱った


『ごめんなさ〜い(ちゃ〜い)』と

2匹は揃って両前脚を揃え

ちょこんとと座ると

両耳を下に下げて頭をさげた


『2匹ともケガはない?』と

リナが声をかけると

2匹はお互いの顔を見合わせ

リナの方を見て同時に

『おねぃちゃん、だれ?』と

2匹は同時に小首を同じ左に傾げた


私は《あっ、元の姿に戻ったからわからないのね》

(擬人猫の時は猫達にはリナは茶色と白の茶トラに見えてた)


2匹は『おねぃちゃん、だれ?』

『おねぃたん、だれ?あそんで、あそんで』とリナの周りによって来て膝に登ろうとしたり、

リナの背中を登ろうとしたりしてる


ルナは2匹の行動を見て

『ちょっとぉ~!2匹とも!?

リナはあたしのなんだからね!!』と


ルナよりも一廻りほど年の差のある

2匹の仔猫に対してルナが怒った。


『リナもリナよ。2匹に注意もしないで

甘やかして…』とルナが拗ねた


『ルナ?ルナが1番可愛いよ。

でも、相手はまだルナより小さい仔猫じゃない。

確か3ヶ月ぐらいでしょ?!

ルナはもう1歳なんだから

少しぐらいは……

って、ちょっと、え〜と、くろすけ君

頭の上に登らないの!』と

くろすけを床に降ろすと


ルナは

『…わかったわよ。』と渋々納得した。


『それより、ミーコさん、どこに行ったのかしら…

ねぇ、ママがいつも行く場所とか知らないの?』と

ルナはリナの膝辺りでくつろぐ2匹に質問をした。

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