202.全裸教
邪教徒を保護することになった。
……そういえば、邪教徒って性別どっちなんだろう。
こいつ、ぶかぶかのローブを、目深にかぶっているんだよね。
体のラインも見えないし、顔も見えない。
「俺はアベル。あんたの名前は?」
「申し遅れました! 神よ! ぼくはキキョウと申します!」
……キキョウ?
妙な名前だな。聞いたことない……。いや、極東にあるという【ヒノコク】の人達が、そんな感じの名前だったような……。
「君、ヒノコクの人間?」
「? いいえ」
なんだ違うのか。俺の感も当てにならんな。
「このキキョウ、これから全身全霊をかけて、神に仕える所存でございますぅう!」
「まあ、ほどほどにね」
こうしてキキョウがうちの配下になったわけだった。
「そのローブって、邪教徒のもの?」
「はいっ」
「ふむ……」
邪教側から配給されてるローブか。ミネルヴァに解析させてみたら、なんかわかるかもしれないな。
「キキョウ、そのローブかしてくんない?」
「もちろんです!」
ばっ! とキキョウがローブを脱いだ。
……そこには、黒髪の少女が立っていたのだ。
……全裸で。
はい……?
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