195.なんてやつ
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
奈落の森に現れたのは、邪神王の手先だった。
黒いフードをかぶっており、やつの顔色はうかがえない。
だが……ま、関係ない。
「ちぇえい!」
やつが妙な声を発する。
俺はそれと同時によける。
「くっ……。運の良いやつよのぉ! ちぇええい!」
また変な声を発する。俺は少しよける。
「ぐっ! この! このぉお!」
何度もやつは何かを投げつけてくる。
俺は……パシィ!
「な!?」
「ん……? なんだこれ……? 鎖……?」
やつの袖からは、1本の鎖が伸びていた。その鎖の先端には短剣のようなものがついている。
「暗器ってやつか」
「き、貴様……! 見えていたのか!?」
「んにゃ。武器自体は見えてなかったよ」
俺は暗器の鎖を握りしめる。
よく見れば、鎖の表面に何かが刻まれていた。
『視線誘導の術式が刻まれてます』
と、ミネルヴァ。
あ、なるほど。だから、こいつを目で追えなかったわけか。
視線を暗器からそらすことで、暗器による奇襲の成功率を上げていたと。
「俺が見ていたのはあんたの魔力の揺らぎだよ」
「魔力の揺らぎだと!?」
「ああ。魔力が腕に集中してたからな。なんか攻撃するだろうって思ってよ。あとは……勘でよけた」
間合いとか、空気とかでなんとなく、敵の攻撃が俺に当たるタイミングを読んだのだ。
まあ、攻撃をするぞってタイミングがわかってるので、よけるのはたやすい。
「なんてやつだ……」
【☆★おしらせ★☆】
好評につき連載版はじめました!!
【連載版】異世界で死ぬほど努力して最強になった俺、現実世界で無双する ~異世界で鍛えた魔法で敵をワンパンしたら、なぜか異能力持ちの美少女たちに迫られて困ってます~
ページ下部にリンクがございます!!
または、以下のULRをコピーしてお使いください。
https://ncode.syosetu.com/n6368kw/




