188.
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
俺は転移門を作って、首都へ戻ってきた。
マテオの茶屋、件、俺の自宅にて。
「ふぁー……つっかれたぁ~……」
茶屋の入り口には、オープンテラスがある。そこに、俺は座って、茶をすすっていた。
マテオの入れるお茶は、うん、やっぱりうめえわ……。
やっぱり、ホッとします。妻のいれた茶が一番ですなぁ。
「おっさんくさいね、ベルさん」
正面に座ってるマテオが、苦笑しながら、俺におかわりのお茶をいれてくれる。
「おっさんだからなー」
「確かに」
俺ももういい年だったりする。現に冒険者は引退してるからなぁ。
「あー……茶が美味い」
「また同じこといってら」
「だってうめえからよ」
あー……こんな平和な時間がずっと続けばいいのにねー。
「ぱぱ」
しゅんっ、と目の前に俺の娘、ミネルヴァが転移してきた。
どーしよ、すっごい嫌な予感がする……。
「何かトラブル?」
「まあ。でも、さくっと解決しておきましたので」
「え、まじ?」
ひょいっ、とミネルヴァが俺の膝の上に乗っかってくる。
マーキュリーが新しいお茶を、ミネルヴァのために入れてくれる。
「ちょっと翼竜が増えて、村を襲っていただけです」
「問題じゃあねえかよ! すぐに倒さねえと……」
「だから、もう問題は解決しております。わたくしが倒してきました」
「ま、まじで……? どうやって?」
「全知全能のスキルがあれば、容易いことです」
ミネルヴァは元々、全知全能というスキルだった。
あらゆる疑問に答えるスキルだ。たとえば、何処に敵が現れるかとか、わかる。
敵の弱点も、倒し方もわかる。なるほど……全知全能で、最小限の力で敵を倒す方法を検索した訳か。
「通常の魔物程度なら、パパの手を煩わせることなく、わたくしだけで解決できます」
「はー……すげえや。やっぱミネルヴァがいてよかったわー」
よしよし、と俺は娘の頭を撫でてやるのだった。
【☆★おしらせ★☆】
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