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187.相変わらず

【☆★おしらせ★☆】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。



 ……アシュローンがハーレム入りを果たした。


 竜王国の運営については、今後もアシュローン側がやってくれるそうだ。

 アシュローンも、自分一人で国を回してるわけではないらしい(ブレーン的な竜がバックについてるんだそうだ)。


「んじゃ、帰ろうぜアベル~♡ おれたちの愛の巣である、デッドエンドにっ」

「お、おう……」


 しかし、あれだな。


「おまえ、国を離れていいのか?」

「うん。さっきもいったろ? 国運営は頭の良いやつに、ほぼ丸投げしてるからさ」


「ほー……」

「おれはおれで、女王としての責務……世継ぎ作りに専念すればいいってさ♡」

「さいですか……」


 いやまあ、確かにそれも大事な、王族の役目だろうけどよ。

 ……まあかくいう俺も、アシュローン同様、運営は偉い奴(ミネルヴァ等)に丸投げしてるわけだが……。


 ある意味、俺と似たものどうしだよな……。

「ま、とはいえ女王がいつも国にいねえのは問題だからよ、たまには帰らないといけねえがさ。アベルんところとうちってけっこー離れてるし、行き来するのめんどくせえけど……」

「ん? 大丈夫だろ。ほら」


 俺は転移門ゲートをひょいっ、と作り出す。

 

「こことうちとを、転移門ゲートでつなげたぞ。これでいつでも帰ることができる……けど……」

 

 ぽかーん、としているアシュローン。おや、どうしたんだ……?


 アシュローンが転移門ゲートの向こうを見て、驚愕の表情をしてる。

 

「どうした?」

「て、て、転移してる!? うそだろ!? 転移門じゃあねえか!」


「ああ。で?」

「でって……おま……はぁ……やっぱ、アベルはすげえな」


 なんだなんだ……?


「ベルさん。忘れてるようだから言うけど、転移門ゲートは、この世に存在しない、超高度な魔法だからね」

「あれ、そうだったっけ?」


 マテオが呆れたようにため息をつく。

 その一方で、ミネルヴァが言う。


「ぱぱは、相変わらずですね」

【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】


新作の短編投稿しました!

タイトルは、



『元悪役令嬢は、辺境でのんびり温泉に浸る~婚約破棄されたわたし、年上の辺境領主さまのもとに嫁ぐ。優しくて病弱な彼のために、【土地神】スキルで温泉を着くってあげたら、なぜか領地が大繁盛してました』


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