186.
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
……俺の聞き間違いかな?
「婿になる……?」
竜王アシュローンが、人間姿で、笑顔でうなずく。
「おうよ。アベルがこの竜王国の女王たるこのアシュローンの、婿となる。そうすれば、万事解決」
え、え? か、解決に……なるのかなぁ?
「…………」
マテオが、すんごく嫌そうな顔をしていた。でも……嫌、とか、駄目、とか言ってこない。
それは……多分彼女の中で葛藤が生じているからだろう。そろばんをはじいてるのかもしれない。
マテオは凄くしっかりしているからな。
「……残念だけど、それが最善の手だね。王族をまさかデッドエンドに引き抜くわけにはいかないし」
こっちに来て貰う、じゃなくて、俺が王国に嫁ぐ、という形にした方が、角が立たない……か。
なるほど。
「はいじゃあ、決定だね!」
がばっ、とアシュローンが俺を抱き寄せて、むちゅっとキスをする。
「これで今日からアベルハーレムの仲間入りってわけだ! よろしくな、おまえたちっ」
……まさか元冒険者仲間で、現竜王が俺の女になるとは……。
【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】
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タイトルは、
『スパダリ【鬼人令嬢】は、半妖の王子を溺愛する~「オーガみたいで気色悪い」と婚約破棄された私、極東の王子の元に嫁いで幸せになる。実は鬼神のごとき強さで国を守っていたと、後から気づいても遅いです』
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