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183/196

183.えもの



 俺は竜王国での事件を解決した。

 帰る前に、国王であるアシュローンが宴会を開いてくれることになったのだった。


「しかしアベル、あんたいつの間に神様に……?」


 俺の前には、人間姿のアシュローンが座っている。

 急に俺が神だって知らされて、戸惑っている様子。別にびっくりさせるつもりはなかったし、皆もう知ってる物だと思ってたからなぁ。


「つい最近だよ。なんか、気づいたらなってた」

「気づいたらなれるものなのか……? 神って……?」


 ふるふる、とマテオとミネルヴァが首を横に振る。


「この人がおかしいだけだから」

「パパが変」


 あ、そう……。まあもう今更だれに変だって言われても、ね。気にしないですよ。うん。

「なるほど……囲ってる女が強いのも、アベルが神だからってことなのか」

「らしいぞ」


 なんか契約的なあれをすることで、みんな強くなっているらしい。

 いまいちマテオたちの強さはわからんがな。

「なるほどねえ……」


 にやり、とアシュローンが笑う。……なんだろう、獲物を狙う肉食獣みたいな目つきになったような気がする。

 いやまあ、アシュローンはドラゴンだけどさ。


「ささ、アベル。飲んで飲んで」


 アシュローンがコップに入った酒を勧めてくる。

 ごくんっ。


 き、っつ……。


「なんだこれ、アルコール度数きつすぎないか……?」

「そんなことないよ。さぁ、どんどん飲んで飲んで」


 ……よくわからないが、まあ、友達から勧められた酒は断れないな。

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