176.
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
……偽ミネルヴァの顔面に、俺の拳が普通に突き刺さっていた。
そしてぶっ飛んでいく。
何度も地面をバウンドして、ようやく止まった。いやいや……あれぇ?
「おまえ、何今の?」
「…………」
あれれ?
倒れてる……?
ピクリとも、偽ミネルヴァがしなくなったぞ?
俺は近づいてみる。
いや、待て待て。
まさかじゃないけど、単なるパンチで、ノックアウトしてたとか?
いやいやいや、ないないない。
だって魔力で強化もしてないんだぞ?
単に軽く、小突いただけだぞ?
それで死ぬとか……どんだけ弱いんだよ。
あ、わかった。これも作戦だな!
てゆーか、こっちが作戦か。なるほどねえ。
俺からの攻撃を受けて、やられたフリして近づけさせて、そして俺をやっつけると。
ふーむ、なかなかの策士だな。
「だが、策は気づかれた時点で愚策となる」
パート2。
俺は手を前に出す。
「【真なる死】」
相手に蘇生不可能な死を与える魔法だ。
しーん……。
「な!? どうなってる!? 真なる死が効かない……だと!?」
即死魔法を防いでみせるとか。
やるじゃあないか!
「いいぜ、策士。次は本気で……」
「ベルさんベルさん」
あれ?
いつの間にか、俺の隣にマテオがやってきていた。
マテオ、ティア、ピュア、そしてアシュローン。
全員がそろってる。
「もう、死んでるから。敵」
「ええ~……?」
「まじだから。真なる死がきかなかったの、もう最初から死んでるからだし。なんだったら、カウンターパンチでもう死んでるから」
まじぃ……?
【☆★おしらせ★☆】
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