174.卑怯者
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
竜王国スカイ・フォシアへとやってきた。
アシュローンの王国を、謎の集団が襲撃した。
俺の娘、ミネルヴァをさらったそいつらをこらしめ、そして娘を取り返すために、俺は闇の中へとやってきた次第。
闇の中は時が止まったようだ。
音もしないし、視界も悪い。光がないのだからしょうがない。
……で、なんで俺が見えてるかっというと、俺からなんか後光的なものが出てるからだ。
神になるとそういうの出るって前に聞いたからな。
後光て。
もう完全に神になっちまったな……。
そのときだ。
「パパ……」
声のするほうをみると、そこにはミネルヴァがいた。
……ミネルヴァ。
「パパっ!」
たっ、とミネルヴァがこちらに駆け寄ってくる。
俺はしゃがみ込んで、彼女を迎え入れる形を取る。
「ぱぱっ!」
抱きつくミネルヴァ。
だが、次の瞬間……ザシュッ!
「ばーか! こんな単純な手にひっかかるとはなぁ!」
ミネルヴァの顔が、ぐにゃりと邪悪に変わる。
「ほんとな」
「なっ!?」
ミネルヴァの手にはナイフが握られている。
だが、彼女が刺してるのは、……もう一人の【俺】だ。
「どど、どうなってる!?」
「影分身、んで、隠蔽で隠れてたんだよ。何の準備もせず、敵地に入るわけねーだろ?」
冒険者をやってたとき、盗賊のアジトに侵入したときがある。
捕まった子供にふんして、盗賊に襲われたことがあった。
「俺に直接勝負を挑んでこない時点で、おまえが卑怯者なのはわかってたしな」
「く、くそぉ……!」
【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】
新作の短編投稿しました!
タイトルは、
『お中世ラブロマンスの破滅する悪役で意地悪な妹に転生したので、謙虚堅実に生きることにしました~本来破滅するはずの私が溺愛されて、主役の姉がなんか破滅してるんですが、知りません~』
広告下↓にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!
リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。
https://ncode.syosetu.com/n6778jt/




