166.時よ
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
敵は竜王国の住民を操り、俺に襲わせてきた。
『気をつけろ、アベル。あいつらは神竜族。古竜を超越するドラゴンだ』
わかってる。
そいつらが、全知全能の力で、さらにパワーアップしてるんだろう?
けどさ。
だからなんだって話なんだわ。
「アベルさん、来ます!」
「おう。ティアはマテオとピュアを守ってやっていてくれ」
俺はピュアの背中から降りる。
飛行、の魔法を使わおうとせずとも、すでに魔法が発動してる。
俺にとって魔法を使うことは、手足を動かすこと、呼吸をすることと同義なのだ。
「いくぞ」
神竜族たちが俺に襲いかかってくる。
高速で突っ込んでくる竜達。
俺は右手を前に突き出す。
彼らの体が空中で止まる。
「ベルさん、何したんだい?」
「重力魔法じゃないかな」
「かなって……」
「敵を止めたいと思ったときには重力魔法が発動されてたんだよ」
重力魔法が神竜族たちの動き全員を止める。だが……。
ぐぐぐぐぐ!
「重力魔法を突破しようとしてます!」
「ベルさん、どうするんだい!」
ふぅむ……。
重力魔法を破る方法を、全知全能で検索してきた訳か。
どうするか……。
重力で動きを止められないとすると、あとはもう時間を止めるとか……?
「そんなことできるわけが……」
いや、待て。
できるかもしれない。今の俺には。
神の力が宿ってる俺になら、できるかもしれない。
……ん?
「あれ? 襲ってこない……?」
俺が考えている間にも、敵はこちらを殺そうとしてくるはずだった。
でも攻めてこない。これってまさか……。
「あれもしかして……」
周りの色が少しあせていた。
全体的に灰色の世界では、音が一切しなかった。
神竜族たち、そして、マテオたち……。
そのすべてが、固まっている。もしかして、いや……まさか……。
「時……止めちゃった……?」
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