表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

157/196

157.新バリア



 石の槍が頭上からいくつも降り注いできた。

 けどピュアがそれをすべて回避してくれる。


 とはいえ、ピュアもいつまでも激しい動きをしていたら疲れてしまうだろう。

 てことで、だ。


「ピュア。もう避けなくて良いぞ」

『ぴゅい? どうして?』

「新しい結界を作ったからな」


 ピュアを覆うように、球形の結界が張られている。


 そこへ、無数の石槍が降り注ぐも、すべて弾かれる。


 間髪入れずに氷の魔法の矢が降り注ぐも、それらはすべては消滅する。よしよし。


「ど、どうなってるんだい、こりゃ……?」


 マテオが驚いている。


「対魔対物障壁だよ」


 魔法結界、および物理物理結界を混成した、新しい結界のことだ。


「あ、アベルさん……これ、どうやって作ってるんですか? 原理がまるでわからないのですが……」

「え、そう? 二つの結界をこねこねしたらできたけど」


 ピュアが時間を稼いでくれている間に、いろいろ試して、結界を作り上げたのだ。


「この短時間で新しい結界を作り出してしまうなんて……」

「はいはい、さすアベ」


 ざ、ざつい……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ