138.聖域、到着
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
バーミーズを正気に戻し、俺たちは移動することになった。
水神の待つ聖域へと急ぐ。
龍脈での移動が不可能のため空を飛んでいく。
……マテオ曰く、飛行魔法はすごい高等テクだったらしい。
しかしこの場にいる、バーミーズを除く全員が空を飛んでいた。
なんか、感覚がバグってきてる……。
で、だ。
目の前には巨大な湖が広がっていた。
「ここが聖域? すごい近いな」
なんかもうほぼ一瞬でついたぞ?
「解:それはパパの飛ぶ速度が速かっただけです」
「そうなん?」
「是:神の飛行は通常の飛行魔法を凌駕する速度を出せるのです。地上をいけば、聖域まで2日はかかりました」
まじかい……。
二日の距離を一瞬か。
「天使の飛行力は神に依存されます。つまり、パパがすごいのです!」
おお、なんか最近ミネルヴァが可愛く見えてきているな。
子供って理解したからかな。
「ベルさん」
「だ、大丈夫。空を一瞬で駆け抜けたことが異常だってわかってるようん」
いつまでも間抜けな俺じゃ無いんだぜ。
するとマテオがあきれたようにいう。
「いや、ベルさん。異常なのはそっちじゃない。こっち」
すっ、とマテオが湖を指さす。
ドロドロとした、ヘドロみたいな色の湖が広がっている……。
「なんか、汚いな」
「そう。聖域っていうくらいさね。きっと綺麗な湖だったんだろうよ」
「な、なるほど……」
元からこんななのかと思ってたや。
「ベルさん……」「師匠……」「パパ……」
うう、皆からの視線が痛いぜ。
「バーミーズ。やっぱ聖域の水の色って前と違うか?」
「んひょぉおおおおお♡ お空飛ぶのしゅごぃいいいいい♡」
……どうやら空を一瞬で駆け抜けたのがすごすぎて、感じてしまっているようだった。
ああもう! 獣人めんどくさいな! 話進まねえよ!
【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】
新作の短編投稿しました!
タイトルは、
『おっさん剣聖、獣の国でスローライフを送る~弟子に婚約者と道場を奪われ追放された俺、獣人国王女に拾われ剣術の先生となる。実は俺が世界最強の剣士だったと判明するが、泣いて謝っても今更戻る気はない』
広告下↓にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!
リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。
https://ncode.syosetu.com/n1568jc/




