127.女をはべらす神
【※読者の皆様へ】
今回のあとがきは、
「全ての読者様」にお読みいただきたいです!
1分も掛からないので、最後まで目を通してくだると幸いです。
俺は獣人国ネログーマへと向かうことになった。
メンツは俺、マテオ、ミネルヴァ、そして……ヒトミ。
「拙者がマテオ殿を守るでござるよ!」
と意気込んでいる、サムライ少女ヒトミ。
選出理由はSランク冒険者であること、前に任務でネログーマを訪れたことがあることから。
「で、ベルさん。どうやっていくんだい?」
「そりゃ龍脈移動で、一瞬で……」
「それ、神にしか出来ない移動方法なんだろう? あたしらはどうするんだい?」
あ、そうだったな。
うーん……。
「まあでも、俺が龍脈移動して先にネログーマいって、そっから地方移住スキルを使って、転移門作りゃいいかな」
二度手間だけど、それが無難な方法だ。
「解:!」
「うお! なんだよミネルヴァ……」
いつも冷静なミネルヴァさんが、手を上げて言う。
「解:! 解:! 解:!」
「わかったわかった。全知全能さん、何か良い方法ないですか?」
多分自分に、解決策を聞いて欲しかったんだろうなぁ……。
「マスターに触れていれば、マスターと一緒に嫁らも龍脈移動可能です」
「へ? そうなの?」
「是:神がいれば、人間であっても龍脈移動が可能なのです」
「まじか!」
「どやぁ……」
なぜそこで得意がある。
なぜマテオとヒトミに得意げな顔を向ける……。
「しかし人間は龍脈に乗ることは出来ても、移動することはできないのです」
「どうして?」
「龍脈移動は高等テク……というか人間にはできないのです」
「ふーん……龍脈に乗ることだけはできても、移動するのは難しくて彼女らにはできない。だから、俺にくっついて移動するってことか……」
なるほどね。
「ということで、ワタシの解決策は、マスターに嫁たちが触れて龍脈移動することです。ねえマスター、これ知らなかったでしょ?」
「あ、ああ……」
「マスター、ワタシ、役に立ちましたよね?」
「そうな……」
ふふふん、とミネルヴァさん、胸を張る。
「ミネルヴァ殿はどうしてこんなつっかかってくるのでござろうか?」
「きっとアタシらに、自分が嫁としての立場が上っていいたいんだろうね」
「嫁としての立場に上下関係なんてあるのでござろうか……?」
「さぁね。ミネルヴァの中にはあるんじゃないかい? アタシはどうでもいいけどね。ベルさんと一緒にいられるなら」
「拙者も~!」
さて……。
「じゃあ、いくか」
「あいよ」
ぺたり、とマテオが俺の肩に触れる。
「では拙者も失礼して」
ぺたり、とヒトミが腕にしがみつく。
「ではマスター、ワタシも」
腰にしがみつくミネルヴァ。おいおい。
「おまえは俺の体の中に入れるだろうが……」
「あとは獣人たちですね」
あ……。
し、しまった……獣人たち全員連れて行くんだった!
振り返ると……。
「はあはあ……♡」「アベル様のお体に、触れて良いんですね♡」「きゅうん……♡ ぬれてきました♡」
や、やべ……なんか全員、目が♡なんですが!?
「あの……やっぱり俺たちだけで先に行って、転移門作ってバーミーズたちにきてもらおう……」
「「「しつれいしまーす♡」」」
獣人女どもが、俺の体にくっつく!
たくさんの女たちに触れられる……俺!
やわらかいわ、いいにおいがするわで……やばいぞ!
「きゃー! たくましぃ~!」「これは惚れてしまいますね♡」「強い雄のいいにおい……くんくん♡」「はぁん、もう襲ってしまいますぅ~♡」
女をたくさん侍らせた状態で……俺は龍脈移動を開始した。
あんまりくっつかれたら、貞操の危険があるからな!
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