表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

127/196

127.女をはべらす神

【※読者の皆様へ】

今回のあとがきは、

「全ての読者様」にお読みいただきたいです!


1分も掛からないので、最後まで目を通してくだると幸いです。



 俺は獣人国ネログーマへと向かうことになった。

 メンツは俺、マテオ、ミネルヴァ、そして……ヒトミ。


「拙者がマテオ殿を守るでござるよ!」


 と意気込んでいる、サムライ少女ヒトミ。

 選出理由はSランク冒険者であること、前に任務でネログーマを訪れたことがあることから。


「で、ベルさん。どうやっていくんだい?」

「そりゃ龍脈移動で、一瞬で……」


「それ、神にしか出来ない移動方法なんだろう? あたしらはどうするんだい?」


 あ、そうだったな。

 うーん……。


「まあでも、俺が龍脈移動して先にネログーマいって、そっから地方移住スキルを使って、転移門ゲート作りゃいいかな」


 二度手間だけど、それが無難な方法だ。


「解:!」

「うお! なんだよミネルヴァ……」


 いつも冷静なミネルヴァさんが、手を上げて言う。


「解:! 解:! 解:!」

「わかったわかった。全知全能ミネルヴァさん、何か良い方法ないですか?」


 多分自分に、解決策を聞いて欲しかったんだろうなぁ……。


「マスターに触れていれば、マスターと一緒に嫁らも龍脈移動可能です」

「へ? そうなの?」


「是:神がいれば、人間であっても龍脈移動が可能なのです」

「まじか!」


「どやぁ……」


 なぜそこで得意がある。

 なぜマテオとヒトミに得意げな顔を向ける……。


「しかし人間は龍脈に乗ることは出来ても、移動することはできないのです」

「どうして?」


「龍脈移動は高等テク……というか人間にはできないのです」

「ふーん……龍脈に乗ることだけはできても、移動するのは難しくて彼女らにはできない。だから、俺にくっついて移動するってことか……」


 なるほどね。


「ということで、ワタシの解決策は、マスターに嫁たちが触れて龍脈移動することです。ねえマスター、これ知らなかったでしょ?」

「あ、ああ……」


「マスター、ワタシ、役に立ちましたよね?」

「そうな……」


 ふふふん、とミネルヴァさん、胸を張る。


「ミネルヴァ殿はどうしてこんなつっかかってくるのでござろうか?」

「きっとアタシらに、自分が嫁としての立場が上っていいたいんだろうね」


「嫁としての立場に上下関係なんてあるのでござろうか……?」

「さぁね。ミネルヴァの中にはあるんじゃないかい? アタシはどうでもいいけどね。ベルさんと一緒にいられるなら」

「拙者も~!」


 さて……。


「じゃあ、いくか」

「あいよ」


 ぺたり、とマテオが俺の肩に触れる。


「では拙者も失礼して」


 ぺたり、とヒトミが腕にしがみつく。


「ではマスター、ワタシも」


 腰にしがみつくミネルヴァ。おいおい。


「おまえは俺の体の中に入れるだろうが……」

「あとは獣人たちですね」


 あ……。


 し、しまった……獣人たち全員連れて行くんだった!


 振り返ると……。


「はあはあ……♡」「アベル様のお体に、触れて良いんですね♡」「きゅうん……♡ ぬれてきました♡」


 や、やべ……なんか全員、目が♡なんですが!?

 

「あの……やっぱり俺たちだけで先に行って、転移門ゲート作ってバーミーズたちにきてもらおう……」

「「「しつれいしまーす♡」」」


 獣人女どもが、俺の体にくっつく!

 たくさんの女たちに触れられる……俺!


 やわらかいわ、いいにおいがするわで……やばいぞ!


「きゃー! たくましぃ~!」「これは惚れてしまいますね♡」「強い雄のいいにおい……くんくん♡」「はぁん、もう襲ってしまいますぅ~♡」


 女をたくさん侍らせた状態で……俺は龍脈移動を開始した。

 あんまりくっつかれたら、貞操の危険があるからな!

【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】


新作の短編投稿しました!

タイトルは、



『スキル【無】の俺が世界最強〜スキルの無い人間は不要と奈落に捨てられたが、実は【無】が無限に進化するSSS級スキルだと判明。俺をバカにした奴らが青ざめた顔で土下座してるけど、許すつもりはない』


広告下↓にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!


リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。


https://ncode.syosetu.com/n7314iz/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ミネルヴァさんのアイディアのせいで嫁が増えそうなんだが?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ