114.創造やべえ
凄い力を手にいれてしまった。
俺はドンドン神になっているようで、若干恐いよ……。はぁ……。
「今日はもう帰りますか? お疲れの様子ですが」
「いや……まだ。早くレンたちの家を作ってやりたいしな」
便利な道具を手に入れた、という解釈にしておこう。
神とか、資格とか、何をするべきか……とか。
そういうのは考えても仕方ないことだ。誰も神になった人間なんていないんだから。お手本なんてないのだから、自由にやろう。
「【創造】」
スキルを手にした瞬間、俺にはスキルの使い方が頭に入ってきた。
俺は地面に手を置いてスキルを発動。
瞬間……。
ゴォオオオオオオ!
オアシス周辺に立派な外壁が出現したのだ。
「これまた凄いな……」
錬成スキルで、ただ土を盛り上げて作った外壁とは、全然違う。
きちんとした外壁だ。見張り用のやぐらもある。
「外壁に泊まる部屋まであるのか……って、ん?」
なんで俺、外壁の中のことまでわかるんだ?
「解:創造スキルで作った物は、マスターが創造したもの。その構造を完璧に把握できるのです」
「な、なるほど……」
しかし改めて、こんなデカいものを一発で創造しちまうなんて……。
いよいよ持って神になった感じがしてやばいな……。
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