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第6話『明星、野球拳しようぜ!』

 朝灯はとりあえず式姫を追い出し、ひなたと二人きりになった。式姫が一人いるだけで終わりが見えなくなってしまいそうだったからだ。


「どうしたもんかな、俺自身勇気が無くってこれ以上明星を触れそうにない」


 さり気なくまだ『明星』という予防線を張りながら朝灯は言い訳する。朝灯も健康的な男子であり、もちろん女の子に対して興味はある。しかしこの特殊な状況に戸惑っていた。いくら大義名分があったとしても、それを理由に無垢なひなたを好きにできる程の度胸は無い。


「私も、もうドキドキして……息苦しくなってきました……」


 そんな台詞の一つ一つも朝灯の興奮を煽る。何か一つでも歯車が外れれば、すぐにでも目の前のひなたを襲ってしまいそうになる。半端な誠実さが朝灯を支えていた。


「ようは精神的な高揚を高めればいいってことだろ? だったら触れなくてもいいと思うんだ。なんとか二人で直接触れ合わずに純情を溜める事ができるはず」


 触れ合わず、何とか視覚だけでえっちな気分である純情を溜める。それはすごく無理難題だと朝灯は感じた。


「あのな明星、これは提案であって決して俺の個人的な欲望ではない事を大前提に置いて聞いて欲しいのですが、服を脱ぐ事は可能でしょうか」

「へひぃっ!?」


 先程がからずっと朝灯と一定の距離をとっていたひなたが、さらに倍ほど距離をとる。


「いや、そうでもしないと本当に玉藻先輩の言っていたようにペペペペペ……その、直接触れ合うぐらいの接触をしないと純情は溜まらないと思うんだ」

「た、確かにそうですね……は、はい……」


 おずおずと、ひなたはサマーセーターに手をかける。ごくりと朝灯は生唾を飲み込み、その仕草をじっくりと見つめる。恥ずかしさを堪えながら、セーターが捲くれ上がり、純白のYシャツが下から現れる。大きな胸がセーターに引っかかり、形を変えながら――


「や、やっぱり駄目ぇぇっ!!」

「ですよねー!」


 ひなたは発火しそうになっている顔を背けしゃがみこむ。瞳は潤み許しを請うように朝灯を見つめていた。


「お、男の子の前で服を脱ぐなんて……っ! はず、恥ずかしくて……っ!!」


 まだ肌の露出を一ミリもしていない状態でこの有様。セーターを脱ぐという日常生活でも見る可能性のある光景でも、ひなたは異性の前で見られながら行うのは困難だった。


「あ、じゃ、じゃあ俺も脱ぐし!」


 朝灯ががちゃがちゃとベルトを外しだすと、ひなたは転がるように教室の隅に逃げる。


「きゃーっ! きゃーっ! やぁーっ!」

「ほら、俺も脱ぐし! 俺も脱ぐし! ほらほら! 脱ぐし!」

「いやぁーっ! いいですぅ、なんかそれも凄く恥ずかしいですぅっ!」

「ほら、見て、俺のを見て!? 大丈夫だから、ちょっとだけだから!!」

「ひゃーっ! いやぁああああ!?」

「あ、やばい! なんか楽しくなってきた! これすごい! あ、あーっ!」


 朝灯はずれ落ちた制服のズボンの裾にひっかかり、盛大に周囲の机を巻き込んで倒れこんでしまう。その際に本棚にひっかかり、本が床に散らばってしまった。


「――はっ! 俺は何を……なんだか下腹部からせりあがってくるような強烈な快感が」

「だ、大丈夫ですか……そ、その、早くズボンを穿いてください」


 失敬、と朝灯はズボンを穿き、本棚に本を戻していく。妙に興奮が収まらなかった。


「なんだこの本、スポーツ関連ばっかりだな、サッカー、バスケ、野球……野球? ――ハッ」


 万有引力を発見したアイザック・ニュートンはリンゴの木からリンゴが落ちるのを見て万有引力の法則を発見したと伝えられている。

真偽の程は分からないが、この逸話の大切な所は『ずっと考えていれば、ちょっとしたヒントから何かを見つける事ができる』というものである。決してリンゴが木から落ちたのが奇跡的なのではない、それを引き金として連想される思考状態にあるということが重要なのである。


「脱衣、野球、触れずに、純情、溜めるっ!」


 人は誰しもアイザック・ニュートンになれる、大切なのは諦めずに貪欲に考え続ける事。必要なのは奇跡なのではない。閃きというものは泥臭い努力の上に初めて成り立つ。


「明星、野球拳しようぜ!」


 アイザック・朝灯・ニュートンは高らかに野球拳の開催を宣言した。


「野球拳、ですか?」

「じゃんけんに負けたほうが脱ぐ。これならゲーム感覚で気軽に服を脱げるんだよ」


 実に頭の悪い事を口走る朝灯。しかしこれは実に理の適った最適解だった。

 純情、えっちな気分というのはメリハリが大切なのである。ほとんど食欲と同じものと考えればよい。お腹がいっぱいなら美味い料理もそれほど美味しくないし、お腹がペコペコならばそれほどの料理も美味く食べる事ができる。

 エロというのは溜めというものが必要。いや古今東西あらゆる快楽とは開放に至るまでの坂道(プロセス)が重要になってくるのだ。脱衣麻雀が一大ジャンルとして確立したのも、勝負という坂道の後にエロがあるからという人間の快楽大原則に従ったものだからだ。野球拳というのはそれを究極に簡略化したものである。

 しかもルールを簡略化、勝敗の要素を運にぶん投げした野球拳というエロゲームは気軽であり『負けてもしょうがないかな』というゆとりの空気を出す事が可能、故に女の子のガードを容易にすり抜ける事ができるのだ! と朝灯は血走った目でひなたの説得を試みる。


「ギブアップすればそこまで、服装の少ない俺のほうが明らかに不利だし、これならノリが最優先されるからリズムで脱げると思うんだ! リズムで脱げると思うんだ! リズムで脱げると思うんだ!」

「朝灯くん、目が怖いです……で、でもこのまま私のワガママばっかりじゃ進まないです。分かりました」


 キッと強い瞳でひなたは朝灯を見る。物凄く可愛らしいその様子を朝灯は蕩けそうな微笑で見つめていた。朝灯はかなり頭のほうが残念なことになっていた。

 明星ひなた、薄茶色のサマーセーター、Yシャツ、リボン、スカート、右靴下、左靴下、右靴、左靴、おそらくブラ、おそらくパンツ。ライフは十だが、ブラとパンツの前にギブアップすると仮定してライフは八。ひなたのメンタルから推測してYシャツとスカートの壁は厚いかもしれない。そう仮定するとセーター、リボン、左右の靴と靴下でライフは六。


「この勝負……もらった」


 弐々村朝灯、Yシャツ、ズボン、左右の靴と靴下、パンツ、Yシャツの下に肌着としてのTシャツ、合計してライフは八。ラスト一枚のパンツ前にギブアップだと推測するとライフは七――ひなたのメンタル次第だが、実は朝灯のほうが有利な試合だった。


「勝ったほうが何でも一つ言う事を聞くっていうのはどうかな」

「あんまりお金は持ってないです」

「そんなカツアゲみたいな事はしないよ、金銭的な負担のあるものは除外ってことで」


 ある程度熱くなる必要があるため、罰ゲームを設定する。先程から朝灯のCPUは唸りをあげて思考をしている。


「じゃあ、始めようか」


 朝灯はこれまでの人生でこれほど勝利を渇望したことはなかった。じっとりと手汗が滲み、緊張感が限界まで高まる。


「やぁきゅうぅ~す~るならぁ~こういうぐあいにしやしゃんせ、アウト! セーフ! よよいのよい!」


 弐々村朝灯、パー。明星ひなた、グー。


「しゃおらっ!!」

「あ、そんな……」


 引っ込み思案で奥ゆかしいひなたは、防御的な思考であるはず、と朝灯は推測した。全ての指を閉じたまま出せるグーという手は防御的な手なのだ。逆に全ての指を最大限まで伸ばしきるパーという手はそれなりに度胸のいるもの、朝灯はその裏をつく。真に運が全ての要素であるジャンケンを極めたいのならば、三択から完全に人間の思考回路を切り離すべきなのである。


「うぅっ、で、でもまだ全然恥ずかしくないんですよ」


 右の靴を脱ぎ去るひなた、まだまだ勝負は序盤戦だった。朝灯はフルに脳を動かし、激しい心理戦を繰り広げていく。

 ひなたがグーという手で負けた以上、次もグーという手でくるのは考えにくい。『負ければ手を変える』というのは心情的には納得できるものだからだ。故にひなたの次の手はチョキかパー。その二択ならばチョキしかない。

 『勝利時は相手の手に負けるように手を出す』というのはちょっとしたジャンケンに勝つコツなのかもしれない。

 無論、ジャンケンというのは究極的にはただの運である。そのゲームにおいて法則性を持ち出すというのはそれだけリスクのある行為だ。けれど朝灯はそのリスクに踏み切る。


「よよいの、よぉおおおいっ!!」


 読みあい、裏切り、ブラフ、心を斬り合うような凄絶な心理戦。夕焼けに染まる教室に二人残る男女は、武蔵と小次郎に劣ることはないだろう。決戦は続く。

 朝灯は両方の足がすでに裸足。Yシャツは破壊されライフは三。ひなたも両足はすでに裸足であり、リボンとサマーセーターというハンデはすでに消し飛んでいた。ライフは四。 


「くっ……」


 朝灯のグーが負ける、盛り上がっているテンションのまま、朝灯は肌着としてのTシャツを脱ぎ捨てる。上半身が裸になったが、男なので恥ずかしくはない。

 ひなたは朝灯のその姿を見て、目を逸らした。朝灯の肉体は細いがそれなりに逞しかった。一夜が調律するように朝灯の肉体を整えているからである。


「ギブアップはしないんですか?」

「パンイチになるまでそれはないな」


 女性にブラというアドバンテージがあるにしても、野球拳は基本的に男性が有利なゲームである。日本の放送コードでも野郎の乳首はセーフとされているのだ。

 野球拳は続く。『勝利時は相手の手に負けるように手を出す』という法則は今回は使えない。敗北した後に使える法則は『敗北時は同じ手を出す』というものだ。これは敗北した手を変えたい、という人間の心理の裏をかいた法則だ。

 しかしこの法則は相手が前者の法則にのっとってジャンケンをしているという前提があり、ひなたが完全に運に任せてジャンケンをしていると仮定するのなら――あ、もうわっかんねーや と朝灯は思考を手放した。


「よよいのよい!」


 朝灯のグーはひなたのチョキを打ち砕く。朝灯はサッカー選手の得点時のように全身で喜びを表現する。


「さぁ、明星、別にギブアップでも構わんぞ」


 ここがターニングポイント。明星がこれ以上脱ぐと生ブラと生パンツを朝灯に見せてしまわなければいけなくなる。ここから先の脱衣は精神的なダメージは甚大。朝灯としては是非ともギブアップを宣言せずに脱いでもらいたい。もしギブアップだとしても願いを一つ聞いてもらえるという権利が手に入る。実質的にもう朝灯の勝利だといえよう。


「さぁ明星、さぁ、さぁ!」

「わ、分かりました、脱ぎます」


 明星の返答に朝灯はガッツポーズをとった。上半身裸で。


「見えなければ問題無いんですよ、うん、だから……」


 明星はおもむろにスカートの中に手を差し込む、それだけでもレアな光景。朝灯はその様子を全力で見る。

 しゅる、しゅる、という衣服が擦れる音が静まり返った教室に響く、ひなたは真っ赤にした頬を見られぬよう俯き、やがてストン、と――ハーフパンツを脱いだ。


「……クソが――!!」


 朝灯は叫びだしたくなるような衝動を抑え、奥歯で銀河級の悔しさを噛み締めた。


「確かに、確かにルール違反とは言わない! それもありだと言えるだろう! しかしなんだろう、この俺の中に渦巻く全力の悔しさは! 俺の勝利を、俺の勝利を返してくれ!」

「ででででも! この状態でもすっごく恥ずかしいですよぅ! 男の子の前で衣服を脱ぐだなんて、もうっ……」

「俺が、俺がもし明星に対してスカートを捲っていたとしても、それはパンチラじゃなくてハーフパンツ、つまり短パンチラ、命名すると短チラだったっていうことなのか!?」

「そうなりますね」


 引ききったひなたの棒読みの言葉が、容赦なく朝灯を貫く。


「ああっもうかなり明星の視線が痛い! 死んじゃう!」


 何故か体力が激減してしまった朝灯は打ちひしがれる。しかしまだ可能性はある。勝てばいいのだ、勝てばよかろう。


「よよいのよいぃっ!!」


 敗北、最早何の迷いもなく朝灯はパンイチの世界へ躍り出る。ひなたは教室の隅っこへと逃げるが、勝負は終わっていない。


「ギブアップはしない! 俺はまだ諦めちゃいない! まだ俺にほんの僅かな可能性(ヒカリ)が残されているというのなら、最後の最後まで抗ってみせる!! どれだけプライドがズタボロだったとしても、どれだけ無様(パンイチ)な姿だったとしても、負けられない戦いがあるのだから!! 故に、俺は……俺はァ――!!」


 リスク、法則、心理戦――全てを超越した先に見える、超深奥の絶対的な真理。


「よよいのぉおおお」


 ジャンケン――それは時の運。裏の裏の裏など考えるべきではない。ただそこにあるのは出された手と手、その結果。

 朝灯は全てに抗い、ただひたすらに希う。ブラでもいい、パンツでもいい……!! 明星の肌が見たい……願いよ届け、それが愚かな願いであったとしても、この世界の誰にも笑わせしないッ!!


「よォおおおおおおおおおおおおおおおいッ!!」


 裂帛の気合で振りぬかれる、全てを切り裂くチョキ。朝灯の頭の中では学園が切断され、その斬撃で地軸が歪んでいるはずだ。

 対して、出されたのは――全てを優しく包むパー。朝灯のチョキはひなたのパーを微塵に切裂いた。


「殺った!」

「あうぅっ……」


 同時に漏れ出る勝敗の音色。今度こそ正真正銘にひなたは脱がねばならない。


「ギブアップ、してもいいぞ」


 朝灯はそんな紳士な事をいいながらも『ブラかな? パンツかな? デュフフ』としか考えていなかった。

 ひなたは肉付きの良い身体を守るように手を前に組み、朝灯の獣の視線から逃れる。そのせいで逆に胸が強調されてしまっているが。


「うぅっ……けど……けど……負けてしまったら、なんだか凄いことを命令されてしまいそうです……」

「確かにそれはあるかもね」


 朝灯は自分にできる最大限の邪悪な笑顔でひなたを見つめる。そうすることでひなたに脱衣を強制する。


「わ、分かりました……」


 ひなたはおずおずとパンイチの朝灯の前に立ち、ゆっくりとスカートに手をかける。朝灯の目が獣のように変わり『パンツか……』と不気味に呟いた。


「私、その、こんな事するのは当然朝灯くんが初めてで、だから、あのっ……」


 消え入るような声で、ひなたはスカートのホックに震える指でカチカチと触れた。羞恥に耐えるように瞳から涙が滲んでいる。リボンが外されたYシャツは僅かに乱れ、豊かな胸を包むブラがうっすらと見えた。


「……朝灯くん、なら、いい……」


 驚愕の台詞とともに、やや長めのスカートがぱさりと床に落ちた。柔らかな太股ときめ細やかな白い肌が朝灯の目の前に現れる。大きな胸に引けを取らない美しい丸みをもった尻は、魅惑的な桃の形をしていた。薄いピンクのパンツは肉感的な尻を包み、やや幼い印象を与えるが、それが発達したひなたのスタイルとアンバランスな魅力になっていた。蒸し暑い気温でじっとりと汗ばんだそれは官能的に朝緋を魅了する。


「朝灯くんっ……」


 そのひなたの様子に朝灯のネジが外れてしまう。今にもそのパンツに手を伸ばそうとして。

 瞬間、ギュイーン!! というけたたましい音が教室内に響き渡った。


「ひぎぃっ!」


 ひなたがあんまり可愛くない悲鳴をあげてスカートを掴み、さっとパンツを隠す。朝灯はそれで我に返り、自分の姿を思い出して寒くなった。


「そうだ、完全に主旨を忘れちゃってたけど……純情が溜まったのか」


 その一言で朝灯とひなたは素早くお互いから離れる。Yシャツとズボンを着なおしながら朝灯がそう問いかけると、同様にひなたも着衣しながら携帯のアプリを確認する。


「百パーセントになってます、や、やだ……私、本当に触られてもないのにえっちな気分になったってことなんです……か?」

「やーい明星のえっちえっち」

「朝灯くんに言われたくないです。もう、途中からすっごくいやらしい目で見てきたじゃないですか」


 図星を突かれて朝灯は戸惑う。先程のひなたの言葉も含め、冗談でも言っていないと照れて死んでしまいそうだった。


「純情が溜まったからよしとしよう、これを繰り返せばいいんだな」

「はう、なんだかそのうちに疲れて死んじゃいそうです」


 この会話の間もお互いの目が見れず、二人はそそくさと散らばっていた衣服を着終える。触れ合っていないのに何かとてもいけないことをしたような気分になっていた。


「あ、結局勝敗は分からなくなっちゃいました……ごめんなさい、勝手に服を着ちゃって」

「……俺の負けでいいよ、パンツまで見せた覚悟に敬意を払いたい」

「もうっ、まだそんな事を……こ、今度からはちゃんとした下着を着けてきますから……」

「ちゃんとした下着!? その話詳しく!」

「ッ!? ちが、違います、見られても、恥ずかしくないようなって意味で、あの、どうせ見られるのなら、私だって女の子ですから、可愛いほうがいいに決まってます」

「んじゃTバックで」

「……朝灯くんの、変態っ!!」


 未だ朝灯と目を合わせずに、ぱたぱたと逃げるように教室から出て行くひなた。ふいに出入り口で立ち止まる。


「えっと、あの。何でも一つ言う事を聞くっていうお願い、考えておきますから」


 おう、と朝灯が返事を返すと今度こそひなたは帰っていく。朝灯と一緒に帰るという選択肢もあったのだろうが、あの行為の後はお互い気まずかった。


「……なんだか、凄まじく疲れた」


 朝灯は空き教室で一人呟く。

 瞼の裏には――ひなたの泣きそうに照れた表情と、パンツが残っていた。


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