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仮面の呪いとクリスタル

1話の神話はサンの解釈の中での神話です。

ただ、神がどこに行ったのか誰も定かではない以外は、嘘もあるかも・・・・

今、どこを走っているのか、自分では定かではないが

本当にキダムに会えるのか、答えは確かではないが

今の自分の現状を打破できるのだけは真実だと気付いた

だから、サンは、男たちの用意した空を飛ぶ鉄の鷲の様な乗り物に乗った。

西の国で乗った「チョコボ」より速い乗り物なんて無いと思っていたし

空を飛ぶなら、「飛空艇」が何よりだと思っていたが

鉄の鷲は、5分足らずで大陸を後にし、水平線の上からも姿を消した

途中暇になった時、男から貸してもらった、絵が動く板で

赤と黄色と緑と紫と…水色と…赤と…それから桃色の石を動かす

虹色の石を全部使った頃にようやく、彼らの大陸についた

鉄の山がそびえたる、鉄の国

崩れている鉄の山も見える

そうだ、鉄の国と呼ぼう

サンは心の中で、自分自身に賛成した。


鷲は鉄の山の上に着陸した

山の中に入ると男が言った

「自己紹介がまだだったね、俺はワイドマン、そう呼んでくれ」

今までの事が急におこりすぎて顔を見る余裕がなかったが、眼鏡をかけていて

左眼には傷があったが、紳士的な性格から、その痛々しさを全く感じさせなかった。しかし、初めて会った時に比べて口調に焦りが見えた

女も合わせるように名乗る

「私は、アリスと申します、よろしくね。喉はかわいてないかしら?」

アリスは肩まである金髪と黒と白の服がとても似合う女性だった

鞄から筒状の鉄の塊のようなものを取りだし、自分にくれた。

「俺にも一杯くれ」

ワイドマンがそういうと、すぐに手渡され、それを口につけた

「食べ物なのかな?」鉄の塊は全然噛み切れない

すると、二人が笑い始めた

「これは、缶ジュースと言って…」

そこから先は説明を受けたはずなのだが、サンは恥ずかしすぎて覚えてはいない


「キダムはどこにいる」照れ隠しに聞いてみると答えではなく質問で帰って来た

「仮面の話を知っているか?」ワイドマンに迫られた

仮面は誰もが恐れている、被ったら元の姿に戻れなくなる

まさか、キダムがそれを見つけ、力を欲して被ってしまったのだろうか?

「君とキダム様が『才能ギフト』の使い手だと知った、出来れば純応種の人間を探したかったのだが…」

何を言っているのかわからない

「ぎふと・・・?」

ワイドマンは続けて言う

才能ギフトは神により、クリスタルにより授けられた贈り物、仮面の力に対向出来る唯一の術・・・神はかつて、1人の使者ともの為だけに仮面を作ったという、それが誰なのかは、誰もわからない。使者とも以外が仮面を被れば崩壊するのは顔だけでは無い、徐々に精神も崩壊する・・・・」

サンは深刻な顔をして聞き入った

「続けてくれ・・・」

「キダム様は・・・いや、キダムは、最初、この国に来た時から仮面をかぶっていた・・・・と言っても3週間ほど前だが、どういうことか特異点ゲートを通って来たんだろう。」

「ちょっと待ってくれ、「げーと」とは一体なんだ」、サンは言った

「今まで考えていなかったのかな、君の大陸で、私達の国の話を聞いたことはありますか?この国は神に任命され、他大陸の監視の命を受けた、いわば『不可視大陸インビジブル』かな、ゲートはここと可視大陸を繋ぐ有数の場所、不可視大陸ゆえに、闘う必要が無い・・・戦争が無い・・・と思っていたんだが、最近魔物が蔓延って来たんだ、戦う術が無い俺たちは困っていた。そこへキダムが来て助けてくれた、民は悦び、英雄とまで謳った、仮面の呪いなど嘘だと思ったのだが、1週間ほど前から、奇声をあげ、殺戮を繰り返し始めた。」

「・・・・・・・・」

「だから・・・・サン君・・・・その、君の剣で、キダムを頼みたいんだよ・・・」

「まずは合わせてほしいんだ、キダムは今どこにいる?」


・・・・・何も言わず、何も言わずにワイドマンとアリスはサンを連れて、地下への階段を降りた

どうでも良いけど

サンとキダムとアグレイの名前はシルクドゥソレイユからとりました

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