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第6話 呪いのメリケンサック

コイツら強すぎる……

門番のガーゴイル二匹が一瞬で葬り去られた。

バシュウ……コロン

地面に何かが落ちる音と共に、

ひび割れだらけの画面に

ドロップアイテムが表示された。


ピコン♪

「メリケンサックを手に入れたよ♪

ドクロがカッコいいね、

早速装備してみよう♪」


ドクロの装飾が滅茶苦茶カッコいい

メリケンサックを装備した佐藤は、

嬉しそうにステータス画面に尋ねた。


「どうだカッコいいだろ?

おい、俺の攻撃力滅茶苦茶上がったんじゃないか?早く教えろよ♪」

ピコンピコン!!

突如として警告音が鳴り響き、

画面には三角マークに

ビックリマークが音と共に点滅を繰り返す。


佐藤は焦ってステータス画面を

上下左右に揺さぶる。

「おいおいどうなってるんだ!

何だよこれ!!?答えやがれ!!」


画面を激しく揺さぶっていた手がピタリと止まった。

「佐藤君どうしたんだ?……うわ……」

「どうしたの?」

しばらく黙り込んでいた佐藤が、

絞り出すように言った。

「うぅ……みんな……すまねえ……」


ピコン♪

「佐藤くんは呪われちゃったよ♪」

画面の無邪気な音声に、

佐藤の怒りが沸々と湧き上がり、

拳をぷるぷる震わす。


「ちゃったよ……だとぉ!!軽い口調で言いやがって!!」

ブチッ!!怒りが限界突破した。

「何で装備する前に警告を出さねぇんだよ!!」


パコッ

佐藤がステータス画面に拳を叩きつけるが、

表示されたのは「0」のダメージ。

ピコン♪

「佐藤君、暴力はよくないね♪

攻撃力ゼロって……ぷプッ……くく……」

バタン!!

佐藤は気絶した……。


バシュン!!

攻略本の転移アイテムで僕たちは学校に戻ってきた。佐藤を保健室で休ませる。

「う……う……0ダメージ……」

ステータス画面にダメージを与えられなかったショックは大きかったようだ。


「あたし、図書室で呪いを解く方法探して来ます」

そう言うと由紀は走って行った。

「無い……何処にも……そうだ!」

由紀はアイテムポーチから

賢者の眼鏡を取り出し装備する。


ピコン♪

ひび割れたステータス画面が表示される。

「君は元々賢いから意味ないね♪」

由紀の眉間にシワが走る。

「それよりも……」

「それより?」

「今日のパンツはクマさ……」

ブチッ!!

メキメキゴリゴリ!!


次の瞬間、ステータス画面は

メキメキと音を立て、

まるで雑巾のように絞り上げられていた。

「ぎゃぁあああああ!!?」

「ごめんなさいもうしません許して?」

画面から、そんな悲痛なテキストが音声と共に高速で明滅していた。


「小川くん!見つけたわ!」

由紀が1冊の古い書物を見せてくる。

「え……」

僕は戸惑う。そこは僕が前に住んでいた町で

いじめられていた過去があった場所だった。


「ここのゲームセンターにある伝説の猫の着ぐるみ、これを佐藤君に着させてあげれば呪いは解けるはずよ」

「うん……」


怖い……でも僕が行かないと佐藤君が……。

拳をぎゅっと握りしめる!

「由紀さんはここに残って佐藤くんを見てあげて」

「でも……うん、わかった……」

由紀は自分が足手まといになることに気が付いたようだ。


「せめてこれを。攻略本に書かれていないアイテムがきっと小川君の役に立つと思うの」

僕は由紀からアイテムポーチを受け取る。

佐藤くんを助けるために、僕はゲームセンターに向かうのだった。


読んでいただきありがとうございます(^-^ゞ

未熟者ゆえ文章力は低いですが楽しんでいただけましたら幸いです。コメント、ブックマーク頂けると嬉しいです。

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