第11話 先生ありがとう
「佐藤くん遅いね」
「えぇ……どんな試練を受けてるんだろう?」
1時間……3時間……5時間……
僕達はなかなか戻って来ない佐藤に痺れを切らしたその時
「ピコン♪
ちょっと様子見てくるね♪」
ヒュン♪……
佐藤のもとへ飛んでいった
「チキショー!!わかんねぇ……ダメだ……」
いつものヤンキーらしくない姿目には涙が浮かんで真っ白になっている佐藤のもとへ
「ピコン♪
やあ元気?」
「みりゃわかるだろ?」
涙を必死で隠そうとする
ピコン♪ふふっもう仕方ないなぁ……
佐藤のすぐ側に寄るステタロウ
何だかとても暖かくて懐かしい感覚
そういや去年の進級試験前もこんなだったな……
「あぁ、こここないだ授業で教えたとこでしょ?
○○の法則に当てはめてるの……
ふふ……そうそうやれば出きるじゃないその調子よ佐藤くん」
ガバッ!!
「先生!!……あれ?俺寝てた?」
「ピコン♪
頑張れ頑張れ♪今日の由紀のパンツは……パステルブバシュウ!!?」
「あ……ステタロウが一瞬にして燃えた?」
由紀の指先から小さな煙がのぼった……
「何だ……違ったのか……」
わかる!どんどん解けるぞ!!
寝てる間に俺覚醒したっぽい?
ヘヘッ楽勝!!
教官100点です合格!
おっしゃぁ!
佐藤の足元が光り緑のオーラに包まれる
佐藤のメリケンサックがドラゴンクロウに変化
ピコン♪
佐藤君やったね♪
君は魔闘士になったよ♪
「ヘヘッ……ありがとな先生……」
小さな声でポツリと呟く
「ピコン
佐藤くん?」
「ふっ……何でもねぇよ……」
ステタロウの画面の角を優しく撫でた……
ステタロウは小さなピンクのリボンを装備した




