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この人、実は最強の魔女なんです!  作者: じゃすみん
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~この少女一体誰だー~

第3話


この少女一体誰だ…?


俺が次にたどり着いたのはそこだった


なんでトンスパートのボス部屋の裏手の部屋にいるんだ?


あるぇ…まさかのまさか?


人生上り坂下り坂まさかって聞いたことあるけどそのまさかか?


そのドレス…絶対にトンスパートのやつだよな


トンスパートと想定される少女も俺の視線で何となくわかったのだろう


「えぇ、私がトンスパートだよ…今、髪型変えてるし化粧もしてないからちょっと違うかもだけど」


その説明でなるほどなっと……くするかぁ!


トンスパートと言えばtheマドンナって感じの

the悪女みたいな喋り方をする


それに対してこの少女は……


ただのドSじゃぁ!


「あの、何でそんな喋り方なんです?いつもと違いますよね?」


「だってあの喋り方疲れるんだもん…」


即答かよ


ここからは取調室の事情聴取並みの質問ラッシュ


となるかと思いきや…


「あ、そうだ。カントリーマ〇ムいる?」


なんでだよ…


「ただの事情聴取じゃ面白くなさそうじゃん

人生面白くいこーよ。」



まさか、RPGのボスの口から人生なんて言葉が出てくると思わなかった


「1個食べたら、質問権を与えよう!」


いや、そんな自信満々に宣言されても……


だが聞きたいことも多いので素直に従おう…


1個目

「じゃあなんでここに居るんです?」


「気づいたらここにいた」


2個目

「なんでテレビあるんです?」


「深夜アニメとか見たいし」


3個目

「あのガラスケースなんです?」


「初〇ミクとかラブ〇イブのフィギュアとか飾る用」


「あとさ…この質問形式つまんないからさ


やめよ」


自分で、体育祭の選手宣誓並に宣言したくせに…?



「あと……」


「ん?」


「そこに置いてあるのは…飾りですよね?」


「え?」


「あの…そ、そこの…せ、せ、せき…」


「石油ストーブね」


ぅおい!サラッと言うなよ!氷の魔女!


「寒いじゃんここ…」


ぅぅおい…氷の魔女……イメージ崩壊どころか


恐ろしい矛盾を生んでいるぞ


この部屋……



俺の部屋以上に……すごい


ガラスケースの中にはフィギュアがちゃーんと並んでいるし、本棚にもビッシリラノベと漫画が並んでいる


そして…ベットのしたからR18のBLが見え隠れしている……


俺の部屋にもR18のヤツあるけど


隠す場所はやっぱり同じなのか…



それよりも石油ストーブが気になって仕方ない…












みかん焼いてんのかい…

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