~俺……頑張った…~
第2話
あの……なんて言うんだろ……
漫画とかでよくある「・・・。」って感じになっている
待って……待ってね……
これ……覗き?
いや、でも着替えを覗いてる訳でもないし……
違う…最近は相手が不快に思っただけでセクハラとか言われる時代だ
そんな甘いもん通用しない……
とか色々考えてたとき
少女がこちらを振り向いたっ!
少女も「・・・。」って感じになっている
あ、殺される…咄嗟にそう考えた俺は
コミュ障なりの力をだして
「すみませんっ!!!ほんとにすみまっ……」
って言い出したのに……俺の勇気は少女の声によって完璧にかき消され悲しいコミュ障の俺であった
「まってぇぇ!あんただれなのぉぉ!」
やばいよぉ……女子ってやっぱ怖いよぉ!!
叫び声と同時にドアノブから人前で盛大にコケた時の視線の100倍の冷たさが手につたわってきた
えぇ!!いきなり魔法ぶちかますのはなしぃ!
それよりも……コミュ障なりに頑張った俺の努力をかえせぇぇぇ!!!
あまりの冷たさに、びびっていた間にはもう
少女は俺の目の前で仁王立ちだった…
あ、これミニスカだったら中見れる((殴
(そんなこと考えてなんかないから!!
そんな変態じゃないから!)
俺=変態(QED)……はい、分かってます
「あんた……日本からきた人間?あ、違うか…」
「え……?」
「ゲーマー野郎か」
この野郎…