ネメシア2/2
保健室
01ヒカル「やほー!!さやぴーあーそーぼー!!!!!ってあれ」
02忠晴「残念だったな平田、元木はいないぞー」
03ヒカル「まゆまゆ?!ええええなんでえ?!いつもここにいるのに!!もー来て損した!!!」
04忠晴「あのなあ、俺は先生なんだからいるだろうよ。・・・というか俺がいるだけ喜びなさいよ」
05ヒカル「やだよ!!私が好きなのはさやぴーだけなの!!!さやぴーに会いに来たんだからー!」
06忠晴「・・・ふっ、お前は変わんないな、安心するよ。」
07ヒカル「あったりまえじゃん!!さやぴーを恋人にする為なら例え火の中水の中・・・」
08忠晴「ぶっ(吹き出す)げほっ・・な、なんだって?今なんて言った・・?!」
09ヒカル「え?例え火の中水の中・・・」
10忠晴「その前!」
11ヒカル「さやぴーを恋人にする為なら?」
12忠晴「お前・・・いつも一人の元木を心配して通ってたんじゃ・・・」
13ヒカル「むしろいつも一人だから独占出来ちゃってラッキー!!猛アタックできちゃうよねって感じ?いろいろ話しかけやすいように勉強も運動も頑張ったんだから!いやあよくここまでやったよアタシ!偉い偉い!!」
14忠晴「天才と馬鹿は紙一重とはこのことか・・・。・・・なるほどな、俺にはお前みたいな思い切りが足りないらしい」
15ヒカル「へ?」
忠晴メモに住所を書く
16忠晴「平田、お前今からここに行け。」
17ヒカル「え、でも授業・・」
18忠晴「俺が何とかする。早くいけ、元木がいる」
19ヒカル「・・!わかった!!ありがと!!」
ヒカル走ってでていく
20忠晴「(溜息)・・思い切り、ね。・・俺はどうすればいい・・?優子・・」
元木宅前
21ヒカル「えっと・・・ここだ・・・。元木って・・さやぴーの家・・・?」
22沙耶「あんた・・・ここで何してんの」
23ヒカル「あ、さやぴー実は・・・って何その顔?!包帯なんて巻いてどうしたの・・!!!ケガ?!?!」
24沙耶「(溜息)とりあえず入って。・・うるさい」
元木宅
25ヒカル「何もない・・・最近引っ越してきたの・・・?」
26沙耶「そう、昨日」
27ヒカル「そう、なんだ・・・・」
28沙耶「さっきまでうるさかったのに急に静かになるのね」
29ヒカル「そりゃそうだよ・・。好きな子の部屋だよ・・?緊張しちゃうよ・・」
30沙耶「あんたそれどういう意味で言ってんの?」
31ヒカル「どういうって・・」
32沙耶「本気で言ってんのかって聞いてるのよ。キスしたいとか思うわけ?私の身体触りたいとか」
33ヒカル「ななななさやぴー!!!!急になにを・・!!!」
34沙耶「どうなのよ、さっさと答えて」
35ヒカル「う・・そ、そりゃあ・・まあ・・・あの・・そう、だけど。でも!!ほんと!!さやぴーの嫌がることはしないっていうか!!!大切にしたいっていうか・・!!」
36沙耶「散々帰ってって言ったと思うけど」
37ヒカル「でも嫌がってなかったでしょ?」
38沙耶「っ!・・・はあ?!何を言って」
39ヒカル「さやぴー嫌がってなかったよ。それに・・助けてって言ってる気がした」
40沙耶「あんたに何がわかんの!!!」
41ヒカル「分かるよ。アタシもそうだったから。多分だけど、さやぴーはお母さんだよね?アタシはお父さんだった」
42沙耶「・・・っ」
43ヒカル「前にさやぴーが言ってたこと、私も思ってたからきっと同じなんだろうなって。ただの憶測だったんだけど合ってたみたいだね。」
44沙耶「・・・そう、それで?私はあの女と同じ血が流れてるのよ?あんたにもその男と同じ血が流れてる。同じなのよ。結局繰り返し。だから私は愛なんて信じない。・・・帰って」
45ヒカル「本気で言ってる?」
46沙耶「は?」
47ヒカル「さっきさやぴーも言ってたよね。本気なの?って。ねえ、ほんと?ほんとに信じない?私がさやぴーのこと大好きだって・・少しも信じられない?」
48沙耶「・・や・・やめろ・・・!やめ・・う、ぐ・・(花を吐く)」
49ヒカル「え?・・さやぴー・・?うそ・・・!!!さやぴー私のこと好きなの・・?」
50沙耶「ちが・・・ぐ、う・・(花を吐く)」
51ヒカル「違わないよだってこの花ネメシアだよね!!!」
52沙耶「無駄に花の知識を・・・」
53ヒカル「好きな子の好きなものは好きになりたいでしょ?えへへっ」
54沙耶「・・・はあ・・・ほんとあんたって相当の馬鹿よね。・・・まあでもあいつに殴られてでも家を出た意味はあったみたい。」
55ヒカル「え?・・・アタシのため・・・・?・・・・・、アタシ、沙耶のこと守るよ。どんな血が流れてても、沙耶は沙耶だし、アタシはアタシだもん。傷つけられても、傍にいるよ。」
56沙耶「ふっ、だからって調子にのらないでよね」
57ヒカル「ええええさやぴいー???!!!!・・・えへへっ」




