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花を吐く 台本  作者: A14
前編
5/11

リナリア1/2

矢田宅

01幸「ひーーーーーろおおおおおお!!!なんで?なんで俺じゃダメなわけ?!友達としては大好きだけど彼氏としてはちょっと…ってなに?!俺の何がダメなわけ?!なあ!!」

02孝宏「ゆき、お前女に振られる度に俺んちくんのどうなの。小春ちゃんはどうした、あの子まだ高校生だろ。兄貴が家あけてどーすんだよ馬鹿」

03幸「どうせ友達呼んでるからいいんだよ!それより俺の話聞けよひろ!!」

04孝宏「聞いてるだろ。」

05幸「ぐす・・・好きだったのにな・・・・(少し涙声)」

06孝宏「・・・・・・」(複雑)

07幸「ひろ、慰めて」(少し甘えたように)

08孝宏「慰めるってどうやって」

09幸「いろいろあるだろ?!?!ハグとか頭ぽんってするとかさあ?!」

10孝宏「25の男が何言ってんだか・・。そろそろ静かにしろ」

11幸「ケチ!!鬼!!」

12孝宏「夜中に起こされて家に入れてやるだけ優しいと思え」

13幸「うう・・・・ひろ、お前は俺のことすき?」

14孝宏「は?」

15幸「好きか嫌いかって聞いてんの!俺ってそんなに魅力ない?!」

16孝宏「・・・・・。それ男の俺に聞いても意味ないだろ」

17幸「そう、かも、しれないけど!!!・・・・ぐす」

18孝宏「はあ、(溜息)わかった。お前にいいものをやろう」

19幸「・・・・いいもの?」(少し期待)

20孝宏「ほら、いつも似たようなものしかやれねえけど。タッパーにいろいろ詰めといた。」

21幸「あ、ひろの手料理!!!ありがとう・・まじで助かるよ・・!!!前のお菓子もすげ美味かった・・!」

22孝宏「そうか、よかったよ」(少し笑って)

23幸「俺んち親二人ともいねえし、小春も毎日深夜にバイトしてんだよ・・。俺がちゃんとしねえとって思うんだけど・・・料理だけは未だに上手く出来なくてさ。お前には感謝しっぱなしだよひろ。ほんといい親友もったよ俺・・!」

24孝宏「・・・高校からの付き合いだからな。今日はとりあえず帰って明日小春ちゃんにそれ食わせてやれ」

25幸「さんきゅーひろ!また礼するよ!じゃあな!!」

26孝宏「ああ、またな。幸」


大河宅

27幸「ただいまー」

28小春「おかえりなさいお兄ちゃん!」

29幸「小春、まだ起きてたのか」

30小春「うん!さっきまでヒカルがいたんだー。明日も学校休みだし!」

31幸「そっか、でも早く寝ろよ?高校生があんまり夜更かししたら」

32小春「もーわかってるよ!大丈夫!」

33幸「(笑って)ならいいけど」

34小春「あ・・お兄ちゃん」

35幸「ん?」

36小春「あの、ね・・32歳の男の人って・・どう思う・・?」

37幸「どう思うって・・随分とめちゃくちゃな質問だな。(笑う)そうだなあ・・・お前にとったらすげえ大人って感じだろうな?」

38小春「そう・・・だよね・・」

39幸「・・・小春?どうした?なんかあった?・・・・悩みとかあるなら兄ちゃんに言え?お前が言ったことで兄ちゃんが怒ったことないだろ?」

40小春「うん・・・・あのね・・・私、好きな人いるの・・・」

41幸「へえそうか!それは・・・・、まさか小春お前」(後半真面目に)

42小春「やっぱり変だよね・・諦めるしかないよね・・・?」

43幸「・・・・・・。・・・いや、変じゃねえよ小春。ただ、恋には絶対乗り越えなきゃいけないものがある。」

44小春「乗り越えなきゃいけないもの・・?」

45幸「相手の色んなところを知って、受け入れること。相手の気持ちを汲み取ること。それだけじゃない、お前にとったら俺が。相手にとっての誰かが。皆が笑顔で居られることが一番だ、そうだろ?」

46小春「うん・・・。お兄ちゃんは・・。お兄ちゃんは、笑ってくれる・・・?」

47幸「・・・・・・」(複雑な気持ち)



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