龍神相談室
相談相手がいると生きる希望が見えて来る•••はずです。
では続きデス。
優一が神格化して暫く経ち、次第に言葉とか変化し始めた。
優一「ねぇ?もしかしたら私はずっと女性のまま過ごさなきゃいけないのかしら?私•••早く元の身体に戻りたいのよ。」
アマル「段々精神も女性化しとるが•••大丈夫か?」
言葉の変化にいち早く気付いた龍神が優一に指摘され優一は真っ赤に染まり逃げる様にどっかに走り出した。
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(;* ̄◇ ̄*)┘
フリッグ「アマルさん。後で色々お仕置きしなきゃいけませんが、今は探すのに手伝ってもらいます。」
こうして優一探し大会が行われ最初に見つけたのはフリッグとアマルであった。フリッグが話せば良かったのだがしかしデリカシーのないアマルが話す事になったアマルは何て声を掛ければ良いか困った顔しながらウロウロしだしたので、逆に優一と遠くで見てたフリッグに笑いが込み上げてくる。
優一「龍神様はそんな仕草も出来るのですね。まるで昔の私を見てる様でした。」
その笑い方があまりにも寂しそうだった優一を見たアマルは謝罪しながら相談に乗って上げる事にした。当然フリッグも行きたかったが敢えて見守りに徹した。
アマル「いや、儂の方が悪かった。我は嘘は言えないが、真実を見抜く特性がある。時には喜びを、またある時は残酷な現実を突きつける時もある。古くから生きている龍種は歴史や魔術の辞書みたいなものじゃ。儂とてずっとこの世界を観てきた訳だが•••どれ、ひとつ相談に乗れるなら聞こう。」
こうして龍神は相談相手として色々聞かされる事になるが、それを愛おしく感じながら優一の質問に答えていくのだった。
それを見守りながらフリッグは邪魔者を通せんぼした。