何だかんだのシヴァ先生
何だかんだ言っても助けてくれる人は優しい人なのかもしれない。
では続きデス
優一「はぁ•••はぁ•••ッ」
シヴァ「オラオラ!さっきまでの威勢はどうしたんだ優ちゃんよ?」
なんて無茶苦茶な闘い方だよ?攻撃自体破壊するし私の防御や受け流しを読んで攻撃してくるなんて•••そもそも何で私が傷付かないで服が肩代わりしてるの?嫌な趣味してるよ。
〜少し前に遡る〜
優一「•••力の本質?」
シヴァ「あぁ、つまりはシリウスの何の力を一部を取り込んだかによってお前の力が変わる。再生の神は構築物の欠損を再度元の状態に戻すか•••あるいはお前の知ってる物の構成を理解して呼び出すかだな。アイツは前者だぜ。」
優一「私の力は前世に引っ張られてるから多分理解して構成を呼び出す方だと思う。」
シヴァ「かもな•••試しにやってみな。一発でわかるぜ?」
無言で頷く優一は直ぐに試した。出したのは金属糸で良く御守りとして持ち歩いていた物である。
先端には黒曜石が付いてあるので暗所ではあまり気付かれない代物。それを強くイメージしたから簡単に手元に出現する。
シヴァ「おいおい一発で成功するのはスゲェもんだぜ?ま、本来ならシリウスが教えなきゃいけねー話だがあいつの説明は擬音語多過ぎて意味不明だからよ、後でたっぷり報酬貰うとするから安心しな!そう言えばオレは師匠ってがらじゃねーから好きに呼びな」
優一「じゃあシヴァって呼ぶね」
シヴァ「オレは優って呼ぶわ」
優一「名前で呼ばないでよ。何か恥ずかしいわ」
シヴァ「優ちゃんよ〜、相当人格『女』に引っ張られてんな。決めた!女版は優ちゃんな?」
優「勝手に決めないで!もう•••しょうがないからそう呼んで良いよ?」
モジモジしながら潤目で言うとシヴァが急にそっぽ向いて呟き始めた。
シヴァ「最悪だ。コイツはタチの悪い天性のたらしだせ。」
優「シヴァ?どうしたの」
シヴァ「•••色々気ぃ付けねぇと後悔するからな。」
何でかシヴァが優一を放っとけない妹の様な扱いするのであった。