クロユリ令嬢の悪役休業
夏は名残り。
ほんの少しだけ高い青天から陽光が注がれて、逆三角錐で形成された建物は、タイルがきらきらと反射している。
その建物は国内最大級のコンベンション施設で、今日は年に一度のアニメフェスティバルが開催されていた。
歩いて10分の最寄り駅まで、歩道上は古今東西のアニメキャラクターが溢れ返り、賑やかなお祭り会場となっていた。
ファンタジーゲームのヒーロとヒロインに、戦闘ロボット、少女漫画のイケメンから勇者パーティーの踊り子など、自作の華やかな衣装を着たアニメファン達が施設へ向かってゆっくりと移動していた。
駅からも続々とお祭り参加者達が、彩り鮮やかな衣装で降りてきている。しかし皆、施設に向かいながらも、駅前ロータリーの雰囲気に気を取られているようだった。
そのロータリーには黒い車が二台。
先頭は漆黒のキャデラックリムジンが停められていた。
黒蜜を凝縮したように深黒く、瑞々しい艶が人目を惹き付け、重厚感たっぷりの車体は不遜さをアピールし、タイヤホイールは高級腕時計の文字盤のごとく輝き散らかしている。
後続は、テレビ中継車と同じ型の大型車だったが、車体に放送局の名前は書かれておらず、重々しく真っ黒くコーティングされているだけだった。
駅から施設へ向かう人々は、普段は目にしない高級車を横目にとらえながら歩いて行く。
いったいどんな人物が降りてくるのだろうか、と今日のこの日にはいささか不似合いな光景に気を取られていた。
もしかしてガン見していたら怖い事務所へ招待されるのではと、興味半分恐れ半分といった人もいた。
衆目の中、リムジンの助手席が静かに開き、筋骨隆々とした逞しい男が降りて来た。
身長は2m近くだろうか、首から肩にかけて筋肉は木の根のように広がり、腕も足も尋常ではない太さのせいで、体が常に開いている状態だった。
露になっている部分の肌には沢山の傷跡が見えている。
そしてその眼光は、本当に戦える男の目だと、素人にもわかるほど鋭いものであった。
そんな男が、お下げ髪のカツラに、盛り上がった胸筋のせいではち切れる寸前のピンクの半袖カットソー、丸太のような胴体にはレモン色のウエストポーチがギリギリに巻かれ、発達した臀部にマイクロミニ化してしまっているスカイブルーの台形スカートを履いているのは、イベントのためアニメ「猫衛門」のヒロイン「しず子ちゃん」の格好をしているんだと、施設へ向かう人々は理解しているし、受け入れようともしているが、彼のするどい眼光のせいで、どうしても生存本能が拒絶をやめなかった。
理性では打ち勝てない「しず子ちゃん」、それが男の出で立ちであった。
男は白の綿パンをチラリチラリと見せながら競輪選手のような太腿をさっそうと動かし、リムジンの長い胴体部分の扉を開いた。
そして中からは、これも目つきの悪い三白眼の白黒ブチ猫が、ゆっくりと降りてきた。
白と黒の尻尾が二本が生えているそれはアニメ「猫衛門」その猫である。もちろん着ぐるみで中の人は、朔耶学院高等部2年黒澤有利栄(17歳)。
世界規模の警備会社KISS(Kurosawa Imprement Security Services)社長の一人娘である。
有利栄お嬢様は生まれてすぐ、KISS社長である父の黒澤一人から資産の四分の一を譲られており、お嬢様自身が七代先まで遊んで暮らせるほどの資産家である。
父の税金対策、ましてや凍結逃れなどというものではない、断じてない。
生まれてすぐ、多忙な父親より先に、税理士と弁護士が面会を済ませた事が、お嬢様の特異な環境を表しているだろう。
その有利栄お嬢様は、ひょんなことから前世の記憶が蘇り、この世界が恋愛少女漫画「ツバキ☆ドロップ」そっくりに作られていて、その上自分は悪役令嬢クロユリということを知っている。
いろいろあって、ご友人のために覚悟を決めたお嬢様は、悪役令嬢としての日々を過ごしている。
しかし本日は諸事情により悪役は休業である。
『藤井、準備は大丈夫? 今日を逃せば当分手に入らない代物よ、失敗なんて許されないから、心してかかってちょうだい』
かぶり物の中から少しこもった声が発せられ、それに対してベースギターのような低い声で返事を返す藤井と呼ばれたしず子。
「はい、お嬢様、抜かりはありません。総員、会場内に配置済みです」
彼は、有利栄お嬢様が生まれたその日から専属護衛として側に付き、時には父親かわりになってお嬢様を支えている男だ。
『そう、頼むわね。それでは参りましょうか、五人を出して』
武闘派しず子はミニスカートを翻し、大股で黒い大型車へ向かって行った。
「おい、お前達。お嬢様がお待ちだ、早く出てこい!」
筋肉が山脈を作る太い腕で、勢い良くドアをスライドさせると、中からカラフルな魔法少女達5人が飛び出して来た。
「私たち、魔法少女カラフルハーツ!」
彼ら五人は、それぞれにポーズを取りながら、野太い声で台詞を決める。
そしてアニメの魔法少女たちと同じように、ハート型の仮面を180cmあたりにある顔に被り、ラインストーンがちりばめられたノースリーブからは逞しい腕を生やし、幾重にもシフォンが縫い込まれたフレアスカートからは無駄な脂肪が一切ない引き締まった足を出していた。
肌が露出している部分の手入れは済ませており、テュルンテュルンで、一人オイルを塗っているハーツがいる。
彼らも藤井と同じく、有利栄お嬢様の警護を担当していて、イベントに馴染むよう、自分たちでチョイスしたコスチュームだった。
『イモ引き野郎ども、行くニャ』
有利衛門が歩きだせば、いつものフォーメーションどおり、有利衛門を中心に円を描くようにカラフルハーツ達が展開し、修羅王しず子は周囲を警戒しながら有利衛門の隣に付き従う。
目指すはアニメフェスティバル会場である。
有利栄お嬢様が護衛達に無理を言ってここまでやってきたのは、アニメフェスティバルでどうしても買いたい物があるからだった。
それはアニメ「猫衛門」の激オコバーションぬいぐるみ。アニメ「猫衛門」は既に終了しているアニメだがメーカーが復刻版として今回特設ブースで販売することになっていた。
アニメ「猫衛門」は江戸時代からやってきたヤクザな猫又妖怪で、そのふてぶてしさと男気で、子供達の心を掴んでいる。鬼組最高幹部である茨木童子を襲撃し、ほとぼりが冷めるまで地下(地獄)に潜るつもりが、何故だか現代の「だめ太」の前に現れてしまう。
有利栄お嬢様は「猫衛門」の男気に惚れ込み、高校生になった今でも熱狂的なファンを続けているのだ。
ちなみに「猫衛門」の決め台詞は、先ほどお嬢様が言った「イモ引引き野郎!」である。
★☆★☆
「あれって、どう見ても藤井さんたちだよな」
朔耶学院高等部2年の吉良薫(17歳)はこの日、自分が作っt……いや、親が経営する会社がリリースした18禁アダルトモバイルゲームの宣伝のため、アニメフェスティバルの自社ブースに来ていた。
アニメフェスティバル開始前からブースの設置、運営などを手伝っていた吉良は、一段落したところで戦闘力15万のカラフルハーツと、仁義なきしず子に守られている猫衛門を目にしたところだった。
彼と有利栄お嬢様とは小学校からの幼馴染みで、有利栄お嬢様が悪役令嬢をやると覚悟を決めたのは、彼のためでもある。
「なにやってんだ、あの人たち」
有利衛門一行は施設内に恙無く入り、込み合う人たちを避けながら「猫衛門」ブースへ一直線に向かっていた。ちょうど吉良のブースから通路を挟んだ斜め先に「猫衛門」ブースが設置されているので、頭一つ飛び出ている有利衛門一行の様子がよく見えていた。
有利衛門の前を歩くカラフルハーツの一人がインカムで誰かと会話しながら「異常なし」と呟き歩いている。吉良はこの日「異常」という概念について考えさせられることになった。
お嬢様ご一行はあと30mほどで「猫衛門」ブースにたどり着けるのだが、人波がぶつかりあってしまい、前にも後ろにも進めない状況になっていた。
『まずい、このままじゃ、激オコが売り切れてしまうわ』
「オペレーション、ファングオブウルフ」
お下げ髪の悪魔しず子がコントラバスのように声を響かせ、カラフルハーツ達に指示を出す。
「「「「「ラジャ」」」」」
一瞬にしてカラフルハーツが視界から消え、有利栄お嬢様達からだいぶ離れた十字路に現れた。
「何も成さない己と向き合う強き心!ブルーハート!」
人々の目が一斉に十字路へ向けられる。
「父上母上毎日ご飯をありがとう、愛の心!レッドハート!」
いままで小康状態だった人の流れが、ゆっくりとだが一方向に流れ出した。
「二次元巨乳はすべからく君の嫁、癒しの心!グリーンハート!」
カラフルハーツにフラッシュが焚かれだした。
「なにそれ美味しいの?友情の心!イエローハート!」
有利栄お嬢様達のまわりに余裕ができて、前へ進めるようになった。
「さ、お嬢様今のうちです」
『ありがとう、頼りになるわ』
「君が悪いんじゃない、この世の中が悪いんだ、優しき心!ホワイトハート」
「私たち、魔法少女カラフルハーツ!」
この後、魔法少女カラフルハーツ達は、観客達を惹き付けるために、キレッキレの実践組み手を披露し続けた。
★☆★☆
なんとか「猫衛門」ブースに到着した有利栄お嬢様達、猫衛門激オコバージョンぬいぐるみが置いてある棚に向かうが、残り一匹となっていた。
その一匹の前に男性が立ち、今にも手を伸ばそうとしている。
『その猫、ごめんあそばせ!』
殺気立ちながら走って来た有利衛門が、猫パンチの早さで男性の前からぬいぐるみを掠め取った。
『ああ、猫衛門。ずっと会いたかったわ!もう離さないからね』
激オコバージョンはブチの黒色部分が紅蓮になっているレアものだ、激オコを力の限り抱きしめていると、後ろから元気な女の子の声が聞こえて来た。
「お父さん!猫衛門のぬいぐるみあった?赤色のやつあった?」
「それが……。ごめんね、さーちゃん、もう売り切てしまったよ」
「え」
「また今度買ってあげるから、今日は我慢しよう、残念だけど、ね?」
そんな会話を耳にしてしまった有利栄は、ブースの外側から様子を見守っているしず子を見つめ、どうしたものかとアイコンタクトを送った。
端から見れば、首領への道を往くしず子に、立ちはだかる猫衛門親子の図だ。
にこりと笑顔を見せただけの鉄腕しず子、それで意を決した有利栄お嬢様は、華麗なるターンを決めて、女の子の元へ歩いていき。
『これ、譲って差し上げるわ』
と言って激オコバージョンぬいぐるみを女の子に差し出した。
「え、いいの?」
女の子は突然のラッキーに戸惑い、自分の父親を見上げて了承を待っている。
『イ、イモ引き野郎!』
慣れない善行が恥ずかしく、有利栄は、猫衛門の決め台詞を言いながら、ぬいぐるみを女の子に押し付ける。
「ありがとう猫衛門!大好き!」
ぬいぐるみを受け取った女の子は、感情のすべてをぶつけるように、有利衛門へ元気良く抱きついた。
『あるぁ?』
思いがけない女の子の行動に、体を受け止めきれずに後ろへ転がる有利衛門。あっけなく頭のかぶり物が取れてしまった。
猫衛門の中から、緩くカールされた艶やかな長い黒髪はメデューサのように四方へ飛び散り、一見聡明そうな丸い額には玉の汗が大量に浮き滴り、驚きに丸くなった漆黒の瞳と形の良い鼻はかろうじて品の良さを失ってはいないが、濡れたようなルビーレッドの唇は、華奢な顎にあんぐりと咲いていた。
素材の良さを殺しまくった残念な美人が登場したのだった。
★☆★☆
「はぁ、昨日は残念でしたわ」
本日の授業も終わり、朔耶学院高等部内を下校のため歩く有利栄お嬢様は、昨日買いそびれてしまった「猫衛門」に未練タラタラだった。
紅蓮の「猫衛門」激オコに思いを馳せていると、振動音が鞄の中から聞こえてきた。取り出してみると、吉良からのメールで帰りに生徒会室へ寄って欲しいという内容だった。
「生徒会室に来いなんて、嫌だわ。私があの人達に会うの避けてるって知ってるくせに、いったい何の用事かしら」
ぶつくさ文句を言いながらも、悪役同盟を組んでいる吉良のお願いは断れないなと、有利栄お嬢様は生徒会室へ進路を変えて歩いて行った。
生徒会室の扉に立ち、中の様子を伺うため扉に耳を押し当ててみる有利栄お嬢様、相当会いたくない人がいるようだ。
人の気配がほとんど感じられなかったので、思い切って部屋の中へ入る決心をする。
「吉良、メール見たけど、何のご用事かしら?」
扉を開けながら、自分を呼び出した人物に声を送る。その鈴やかな声はいつも吉良の耳をくすぐり心をはずませてくれる。
「お、クロユリのくせに早かったな。まあそこへ座れ」
机に向かって書類作業をしていた吉良は腰を上げて、自分の前に置かれているソファーを差し有利栄お嬢様へ座るよう促す。
「くせにって何よ、生徒会長様のくせに生徒にそんな口をきいていいの?」
どっこいどっこいな事を言いながら有利栄お嬢様は、言われた通りソファーへ座った。
「それで、いったいどういうつもり?こんな魔窟に呼び出して。お説教だったらドア蹴破って帰ってあげるけど」
「やめとけ。昔借りてた物を返そうと思って呼んだんだ、持ってくるからちょっと待ってろ」
吉良はそう言って隣の資料室へ消えて行く、有利栄お嬢様は一体何かしらと小首を傾げる。高校に入ってから吉良は生徒会や習い事などで忙しく昔のように有利栄お嬢様と遊ぶことなどめったになくなってしまった。廊下で会えば立ち話くらいはするが、こうやって二人で腰を落ち着けて会話をするのもいつぐらいぶりかだった。
吉良は大きな紙袋を手に提げて資料室から現れ、有利栄お嬢様の座るソファー前に立った。
「ほら、これ。返すのが遅くなって悪かった」
ずい、と大きな紙袋を差し出してくるので、有利栄お嬢様はとりあえず受け取るが、納得のいっていない表情を作っている。
「いったい中身はなあに?」
見上げてそう尋ねるも、吉良はニヤリと口の端を上げるだけで自ら中身を教えるつもりはないようだった。
紙袋を床へ置いて、中に入っている物をみると、かわいくラッピングされていて正体がわからない。取り出だそうと触ってみると柔らかい感触。
「こ、こ、こ、これは!」
ガサガサと乱暴にラッピングをはがすと、中からは紅蓮のぬいぐるみが出て来た。
「キャーーー!激オコぉーーーーーーー!!」
歓喜の大歓声は、すぐ近くにいる人間の耳には、いささか負担がかかる音量だった。
「うるせー、うるせー、声落とせバカ」
「これ、新しいけど、もしかしてアニメフェスで買ったの?」
「おう、親の会社がブース出してたんだけど、そこの手伝いにいったら近くのブースで売ってたからさ、買ってみた」
激オコの情報を入手した吉良が、頼み込んでブースの手伝いをさせてもらったのは内緒の話にするようだ。
「ありがとう、吉良。でもわざわざ買わなくても、吉良がもってる猫衛門を返してくれればよかったのに……」
「あれはダメ、あれは今も俺のお守りだから。あの猫衛門は俺にくれよ」
有利栄お嬢様からの真っ当な意見に、少し顔を赤らめながら答える。
「これからはこいつをお前のお守りにしろ、それで俺のかわりに毎晩股に挟んで寝てくれ」
照れ隠しなのか、それにしても最低なお願いだった。
「……相変わらずの最低さで逆に安心したわ。生徒会長なんて善人職に就いちゃって、人が変わったかと心配してたのよ」
「最低ついでに言うとだな、昔はヤングコーンだった俺もいつしかジャイアントコーンへ成長して、お前に収穫されるのを今か今かと待っている訳だが、そろそろ……」
「そうとうストレスたまる役職なのね、かわいそうな吉良。でもあなたが選んだ道なんだから、女生徒へのセクハラで鬱憤を晴らすなんて姑息なことしちゃだめよ。車を待たせているからそろそろ失礼するわね、ハゲない程度にがんばって」
最後まで言わせるかと、有利栄お嬢様が阿吽の呼吸で言葉を被せる。
「有利栄のバーカバーカ」
言い終わると扉へ向かって背中を見せた有利栄お嬢様に、吉良が子供の頃から変わらない悪態をぶつけてくるのはお決まりのことだった。
「うるさい!吉良なんか死んじゃえ。嘘、そのまま無様に生き抜いて!!」
そして有利栄お嬢様も子供の頃から変わらない台詞を返して、艶やかな笑顔を見せながら扉の外へ消えて行く。
「ちっくしょ、……き、だ……」
最後に吉良が誰知らず呟くのも、このやりとりのお約束だった。
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「ふんふんふーん」
リムジンの後部座席で、機嫌良く鼻歌を歌う有利栄お嬢様の膝には、紅蓮の猫衛門が鎮座していた。
「お嬢様、そのぬいぐるみは昨日買いそびれたやつですよね?どうなさったんですか」
助手席の藤井が前方へ視線を動かさないまま有利栄お嬢様へ問いかける。
「吉良がね、昨日アニメフェスで買っていてくれたらしいの。珍しく気が利くことしてくれたわ」
「薫からのプレゼントですか。あのときのぬいぐるみはまだ薫のとこなんですね」
「そう、もう彼のお守りらしいわ。あの時は猫衛門のおかげで吉良を助けることができたのよね、懐かしいわ」
「あの頃に比べたら、薫はずいぶんマシになったと思います。お嬢様の尽力のおかげです」
「ううん、マシになったのは藤井達が吉良を鍛えたおかげよ、私じゃ無理だった。これからも死なない程度に吉良を構ってあげてね」
「はい、もちろんですよ。それでそろそろ文化祭の時期ですが、作戦には変わりはありませんか?」
「ええ、決めた通りにやってちょうだい」
9月の下旬には朔耶学院高等部で大規模な文化祭が行われるため、吉良はその下準備に追われている。その文化祭の二日目に自分が死ぬ運命だとは知らずに。
それは漫画「ツバキ☆ドロップ」で描かれている吉良最後の日。それを阻止するためにこの10年を有利栄お嬢様は悪役令嬢として過ごしてこられた。
「とことん邪魔してやるわ」
運命? いったいどこのどちら様かしら、私の望まない未来なんてお呼びじゃないのよ。
この悪役令嬢クロユリに楯突こうなんて、100万年早いことを思い知らせて差し上げるわ。
悪文におつきあい、ありがとうございました。よろしければ改善点などアドバイスいただけると幸いです。




