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30分が経過した。

窪塚は黙々と携帯を打っていた。


圭「…」


しかし、窪塚の手はいきなりとまった。

そして、携帯を開いたまま、それを机の下に忍び込ませる。


圭「?」


圭は初めは何をしているのか分からなかった。


しかし、その携帯の先を圭は見る。


圭「!?」


ももはスカートでイスに座ったことがなかったのだ。

それ故に、尻の下にスカートを敷いておらず、後ろ側は下着こそ見えていないが、めくることができる状況だった。


(これはヤバいぞ…)


少しでもおとなしくいるだろうと思った。

しかし、そうはいかないのだ。


スカートの後ろをゆっくりと開こうとする。


(だからと言って俺に何ができるんだ…?俺に何が)


警戒はしていた圭だったが、それ以上先のことは何も考えてなかった。


どう阻止する?


考える時間はあった。

だが、本当にこんなことがあるとは思わなかった。

信じたくなかっただけかもしれない。

何も見えない、周りがどういう状況で何を言っているのか。


窪塚「グアッ!」


窪塚はイスから落ちた。


圭「止めろ!」


迷いはなかった。ただ殴るだけ。

何も考えてなかった少年が考えつくことはこんなことしかなかった。

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