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転生したらチート催眠スキルで美少女王国を築いた件  作者: 華咲 美月


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第23話 女剣聖エレナとの出会い ~鏡の間での試練と新たな仲間~

 王都の外れに位置する剣の間は、鏡張りの壁が四方を囲む広大な訓練室だった。

 無数の燭台が冷たい光を反射し、静かな緊張感が漂っている。

 銀髪を短く切り揃えた一人の女性が、大剣を構えて立っていた。

 女剣聖エレナ。


 世界最強と謳われる剣士で、催眠や魔術への耐性は鉄壁と知られていた。

 引き締まった筋肉質の身体に、褐色の肌。

 しかしその瞳は、鋭く一行を射抜く。

「貴様が……噂の異世界の英雄か。聖女を、王女を、女神さえ味方につけた男……この剣で試させてもらう」

 エレナは大剣を構え、殺気を放つ。


 虫郎は動じず、明るく笑う。

「試すって……俺は戦うつもりはないぜ。ただ、この世界を平和にするために協力してほしいだけだ!」

 エレナは少し眉をひそめる。

「……その言葉、本物か?」

 虫郎は指をパチン!と鳴らす。

「催眠術ッ!」

 エレナの氷のような青い瞳が一瞬揺らぎ、表情が穏やかになる。

「……虫郎さん……わたくし……この剣を、貴方のために振るいます」

 虫郎は笑って手を差し出す。

「よし! これで仲間が増えたぜ。エレナ、これからは一緒に魔王を倒そう! みんなで平和な世界を作ろうぜ!」


 エレナは少し戸惑いながらも、手を握り返す。

「……本当に……ありがとうございます。わたくし……世界最強の剣聖として、皆さんをお守りします」

 プリメシラが優しく微笑む。

「エレナ様……本当にありがとうございます。わたくしも、聖女として、皆さんを癒し支えていきますわ」

 クレセアが穏やかに言う。

「剣聖の力は、とても心強いですわ。これで、みんなの絆がまた深まりました」

 ガイアは聖剣を握りしめ、笑う。

「仲間が増えたな。これで魔王軍相手でも、負けねえぜ。一緒に前線で戦おう、エレナ」

 グレイは静かに微笑む。

「わたくしも……エレナ様と共に、精一杯お役に立ちます」

 シルヴィアが優しく付け加える。

「剣聖の誇りと剣の技……素晴らしいですわ。森の民も、きっと喜びます」


 リュミエルは尻尾を軽く振りながら言う。

「強き剣士が増えて、嬉しいです。竜族も、全力で協力します」

 ロリシアは闇の霧を優しく纏いながら、頷く。

「闇の力も……皆さんのために使います」

 アリシアはツインテールを揺らして笑う。

「剣聖の加勢があれば、王都ももっと安心ですわ!」

 レオノーラは大剣を握り、胸を張る。

「剣聖の技とわたくしの剣……共に振るえば、どんな敵も倒せます」


 虫郎はみんなを見回し、大きく拳を掲げる。

「最高のチームだ! これからも、みんなで一緒に……魔王を倒して、笑顔の王国を作ろうぜ!」

 エレナは大剣を鞘に収め、静かに誓う。

「この剣は、皆さんのために振るいます。世界と仲間を守るため……絶対に負けません」

 鏡張りの剣の間に、無数の姿が映り、新しい仲間を迎えた一行の絆は、さらに強くなっていく。


 夕陽が窓から差し込み、訓練場を優しく照らす。

 虫郎は心の中で思う。

(仲間がどんどん増えてる……。この絆があれば、どんな敵も怖くないぜ! みんなで、最高の平和な世界を作ろう!)

 剣の間の光が、静かに、そして希望に満ちて、更けていく――。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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