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死んだ婚約者による恋愛指南書  作者: 桐城シロウ
第一章 飲み込んでしまいたい、彼女の人生を丸ごと
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3.伸びきった冷やし中華とビデオ通話

 




「で? なに? 毎週会うことになったの?」

「そうなんだよ~、もえもえ~」

「うるさい、黙って」

「うぇーい、いきなり辛辣(しんらつ)ぅ~っと」



 かちゃかちゃと、コントローラーをいじりながらくちびるを尖らせる。体がついうっかり、傾いてしまうのは一体どうしてだ。春だってのに蒸し暑い。フローリングもどことなくべたべたしてるし。今日もせっせとドーナッツを揚げて売っていた私は、帰って青いTシャツとステテコに着替え、コンビ二で売っていた冷やし中華をテーブルに並べつつ、目の前のテレビ画面を睨みつけていた。



 そう、愛しの冒険村作りゲームである。少なくとも私はそう呼んでいる。正式名称は「君が作る世界と愛しい冒険」。略して“キミセカ”。黙々とゲームにいそしんでいると、テーブルの上に置いたスマホから、辛辣な友人の言葉が飛び出してきた。



「そんで? その医者と付き合うの?」

「え~? 向こうだってそんな気は無いよ、たぶん」

「たぶんって。でも、聞いてる限り、向こうも乗り気っぽいけど? 腐女子だってこともバレてるんでしょ?」

「ぎゃーっ!! 待って、もえもえちゃあん!! 今っ、今、魚釣ってるところだから、私! あーっ、でっかい獲物を逃したあああああっ! もえちゃんのせいだああああっ!」

「だからうるさいってば。耳痛い。私、まだ外だからね?」

「めんご、めんご~。あ~、売るつもりだったのにぃ。ぷっぷのぷ~」



 まだまだお金が足りない。いや、現実世界でもわりとそうなんだけど。ゲーム世界でも足りないとはこれいかに。渋々とコントローラーを手放して、大きく息を吐いた。あっつい。でも、どこか薄ら寒い。



「朔ちゃんはさ~、私のこと好きだって言いながらさ~」

「ん~、まぁ、でも、分かるよ。その気持ちは。だって、昔からあかねってぽけぇっとしてるじゃない? 私、新入生ガイダンスで見た時からああ、こいつ、いつか高い壷を売りつけられるんだろうなぁって。そう思ってて」

「え~? 私の第一印象、それ? 詐欺に遭いそうな女子ナンバーワン?」

「そうそう、ナンバーワン」

「ひっどぉい~。私、これでもしっかりしてるんだけどな~?」

「よく言うわよ。入学してすぐ、通帳と鍵とスマホを落としたって大騒ぎしてたくせに。結局、かばんの底から見つかったし!」

「ごっめん、その節は本当にご迷惑をおかけしました……ふぅ~う。忘れてたぁ」

「よく、あかねはそうやって無いことにするよね……自分の失敗をさ」



 だって、いちいち自分の失敗を覚えていたら生きていけない。ファイナンシャルプランナーだとかいう、賢そうなお金の専門家になって、ばりばりと働いている萌が溜め息を吐いて、「まぁ、そんなところも好きなんだけど」と付け足してくれる。や、優し~。



「まぁ、でも、一度付き合ってみてもいいんじゃない? それはともかく、あかねが思ったよりも元気そうで良かった。じゃあね。これから私、電車に乗るから」

「は~い。ありがとう、心配してくれて~」

「ああ、でも、やすやすと家に上げちゃだめだからね? その医者の男!!」

「大丈夫大丈夫、遊びに行くだけだから~」

「はぁ? 一応、彼氏になってから遊びに行きなさいよ? じゃあね! また」

「ん~。ばいば~い」



 でも、それを言うのなら私が彼女になってからなのでは……? 発車間際のプルルルル、という音も鳴り響いていたし、焦って言い間違えたらしい。くすりと笑ってから、テレビ画面に目を向けると、そこには森ガールのような、カンカン帽と白いフリルドレスを着た、自分のアバターが映し出されていた。エルフらしく耳は尖っていて、手足もすらりと長い。美男美女が壮大な大地を巡って、村を作って人助けするのが目玉なのだ。このゲームは。眼福、眼福。



「あ~、飯食わなきゃだなぁ。やだなぁ、めんどくさい……おっ」



 ブブ、と新しいメッセージが入ってきた。覗き込んでみると、アパレルからの宣伝メッセージだったので溜め息を吐いてしまう。でも、その直後、槇田さんからメッセージが入ってきた。嬉しくなって、すぐにロックを解除して、ついでにアパレルアカウントの通知をオフにしておく。



 “こんばんは、宮田さん。お疲れ様です”

「お疲れ様でぇ~す」



 なんとなく、既読を付けるだけ付けて返事をする。たぶん、まだ他にもメッセージが来るんだろうな、これ。



 “今日も暑いですね。食欲はどうですか? 大丈夫ですか?”



 ほほう。医者だからか、こちらの体調に気を遣ってくれている。今の時刻は八時四十三分。さすがに仕事も終わったかな? どうかな。ぽちぽちと、返事を打った。



 “お疲れ様です! 暑いですね~。私はまだバニラアイスしか食べてまてん! 食欲は皆無です!!”



「うお、やっべ。友達にするみたいに送っちゃった。どうしよ」



 どうも話しやすいからか、ついつい気を抜いてしまう。一応年上だぞ、この人。それに元は婚約者の主治医だし! 焦って送信取り消しをしようかどうしようか悩んでいると、可愛いスタンプが送られてきた。“キミセカ”のエルフの女の子が、お腹を抱えて笑ってるやつだ。



(なん……だと? ハイスペイケメンがこのスタンプを使っているだと!? えっ、ええええ~……?)



 もっとこう、医者なんだし賢そうなスタンプを使っているかと思った。いや、賢そうなスタンプって一体なに? 数学の数式を擬人化したやつとか?



 “俺もまだ食べていないんですよ。これから食べるところなんですが、良かったら一緒に食べながら、ビデオ通話しませんか?”

「ビデオ通話」



 やばい。ステテコだし、メイクも落としちゃってるし、今、前髪も全部まとめて落ち武者みたいな髪にしちゃってるし。ぺよんぺよんと、後ろで髪が揺れ動いてるんだけど?



 “フィルター! フィルターをかけてくださるのなら、喜んで!”

 “慌ててますね笑 分かりました。俺も今、疲れていて顔色が悪いのでちょうどいいです。じゃあ、それで”

「ふぁ~、気遣いの塊か? モテるんだろうなぁ、この人」



 神々しくスマホを持ち上げて感動していると、すぐに電話がかかってきた。はっや! やっぱりそういう? 私にちょっとでも気があるとか……?



「もっ、もっしも~し?」

「あ、すみません。いきなり。断られなかったので大丈夫かな? と、そう思ってかけちゃいました」

「いえいえ~……あの、髪型が落ち武者風なのは気にしないでください。ついさっき、メイク落とす時に乱暴にまとめちゃって。はははは……」



 自宅なのか、後ろに緑色のカーテンとベッドが映っている。メガネをかけた槇田さんがくすりと笑って、口元を押さえた。品がよ~。今日は黒いハイネックニットを着ていた。下は分からない、見えない。



「そんな髪型も似合いますね。……ああ、そうだ。今日の晩ご飯、なんですか?」

「あ~、コンビ二で買ってきた冷やし中華です」

「冷やし中華? 早いですね。まだ四月なのに」

「そうなんですよ~。先取り冷やし中華! って書いてあったんでそれで」

「先取り冷やし中華。なるほど」



 笑みを含んだ声は低くて穏やかだ。そう言えば朔ちゃんの声も低くて、穏やかだったなぁと思い出しながら、無理やり笑顔を作る。



「槇田さんは? これから何を食べる予定なんですか?」

「俺ですか? 俺は冷蔵庫に何も無かったので、ペペロンチーノです。手抜きご飯」

「ぺぺろん、ちーのとは……!?」

「パスタ茹でて、にんにくと唐辛子と、オリーブオイルをあえただけのやつ。究極のズボラパスタですよ」

「えっ、ええええええ~!?」



 私だったら、冷蔵庫に何も無かったら諦めてコンビニに行くけどなぁ。それか玉子かけご飯とお味噌汁。かろうじてソーセージが残ってたら、それを焼くぐらい? うーんと唸っていると、くすりと笑って「料理は得意なので。今日は手抜きですけどね」と言ってきた。おっ、おお……。



「すごいですね。私は全然ですよ、もう……野菜炒めとか、カレールウ買ってきてぶちこむだけとか。そんなですよ……」

「それも十分立派な料理じゃないですか。俺の友達にね、ありとあらゆる料理を焦がすやつがいるんですよ」

「なんですと?」

「火加減、ちゃんとしてるんだけどなぁ~って言いながら、だしまき玉子をめちゃくちゃ焦がしちゃうやつなんです。しかも、端から端まで真っ黒けで」

「ふぅおわ~……だしまき玉子、焦がすの難しくありません?」

「ですよね。ちょっと、言ってることがよく分からないなって」



 なるほど。さすがは気遣いの塊、槇田先生。そういう人も世の中にいるから、気にすんなっておっしゃってくれている! きらきらと目を輝かせると、「分かりやすいですね」と言ってぷっと吹き出した。ビデオ通話はこれだから……。



「あ~、よく言われるんですよねぇ。分かりやすいって」

「何を考えてるかよく分からないやつより、よっぽどいいですよ。その方が。素敵だ」

「すてき……?」



 やっばい。やたらと熱がこもった眼差しで褒めてくれるじゃん。ちょっとだけどぎまぎしてしまった。今の私、すっぴんの落ち武者状態だよ……? 



「はい、素敵ですよ。……ああ、まぁ、食べようかな? 腹減った」

「あ~、私も食べなきゃなぁ。一人で食べるの、憂鬱だったので助かります。ありがとうございます」



 甘ったれと言われようがなんだろうが、一人で食べるのはさみしくて怖い。そんなことを、下くちびるを突き出しながらぼやいてみると、槇田さんが笑って「なら良かった。どうしてるのかな、今と。そう思いまして」と返してくれた。



「……私のこと、あの、心配してくださってありがとうございます。でも、大丈夫ですよ! あれから、朔ちゃんも毎晩夢に出てきてくれて」

「へえ。なんて言ってました?」

「んん~? 学生時代の夢なんですけど。私と朔ちゃんが教室にいて」

「思い出を見ている、みたいな?」

「そうですね。あと、心配そうな顔をしていました」



 夢なのに、夢だって自覚をしていた。泣いて泣いて朔ちゃんにすがりつくと、困ったように笑って「あかねちゃん」と言って、背中を擦ってくれた。でも、そこですぐに夢から覚めてしまった。じわりと涙が浮かんでくる。ああ、だめだ、だめだ。泣くな。冷やし中華だって食べれないじゃん、泣くとさ。



「っう、でも、そんなに長い時間、会えなくて……夢でもいいから、会いたいんですけどねえ」

「……最初、恋愛感情は無いって言ってましたけど?」

「はい。もうそろそろ死ぬから、婚約者になってくれって。そう頼み込まれた時は彼氏もいたし、全然好きじゃなくて」



 小学生の時から私のことが好きだったらしい。もっと偏差値の高い高校に行けば良かったのに、私に合わせてちょっぴりアホめな高校を選んでいた。でも、そんなことは一言も言わなかった。「家から近くていいし」と、そう言って一応、公立の賢い高校に受かっていたのに、それを蹴って私と一緒の高校にした。家も近かったし、毎日一緒に通っていた。



「ばか、ばかですよねぇ~……ずっとずっと、言えなかったみたいで。朔ちゃん、体も弱いしひょろいし。いじめられとかはしなかったけど、クラスの女子からもパシられてたりして。私は野球部の子と付き合ったりなんかして」

「ああ……なんか腑に落ちました、今」

「そう、そうですか? 何がですか?」

「いえ。あかねさんはその、鈍感そうなので、そういうことをしそうだなぁって……」

「えっ!? ひどい!!」



 涙を拭って笑いかけると、困ったように笑っていた。ちょっぴりだけ、朔ちゃんの優しい苦笑と重なる。朔ちゃんもいっつも、こんな風に笑って私のことを見てたっけ。



「それで? 本当に、ずーっと何も無かったんですか?」

「はい。何も無くて……彼氏もやきもち焼いたりしてきたんですけど、何も無いよ~って。笑って受け流してて、私。だって、本当に何も無かったから」



 私が「付き合うことにしたんだ~、平野君と!」と嬉しそうに笑って報告した時も、平然とした顔でつり革に掴まって、「そうなんだ。おめでとう」って言ってたし。でも、その日の午後は貧血で早退してた。いつものことだったから気にかけなかったし、鉄分たっぷり栄養ドリンクを買って、家のポストに突っ込んでやった。(後日文句を言われた。直接渡して欲しかったらしい)



「……じゃあ、本当に辛かったでしょうね。青井さんも」

「うぐっ! 耳が痛いです、槇田さん……!!」

「ははは。すみません。でも、最後の最後で好かれて幸せだったと思いますよ、青井さんも。色々したんでしょう?」

「あ~、はい。まぁ、二人で沖縄に旅行行ったりなんかして……」



 白血病とは言えども、六割から七割ほどの患者が生き残るという、慢性骨髄性白血病だった。朔ちゃんから病名を知らされて、家に帰って泣きながらスマホで検索してみると「今はちゃんと治療すれば治る病気です」とか何とか書かれていて、「おい!!」とずっこけた覚えがある。でも、再発を繰り返した末に亡くなってしまう人もいる。



「カップルらしい、イチャイチャも沢山出来ましたからね! で、まぁ、そうこうしている内に好きになってしまって」

「好きになったこと、後悔していませんか?」

「後悔……?」



 それは考えたことがなかった。まじまじとスマホの画面越しに槇田先生を見てみると、どことなく思い詰めた顔をしていた。もしかして、私が後悔してると思い込んでる?



「私……後悔なんかしていません。むしろ、もっと早く好きになれば良かったなって。そしたら時間も増えたのにって、そう」

「ああ、ですよね……」



 痛ましい顔で頷いてくれた。優しい人だなぁ、本当に。亡くなった患者の婚約者を気にかける必要なんか、まったくないのに。口元に笑みが浮かんだ。誰かに心配して貰うのは好きだ。スマホを両手で持ち上げて、にっこりと笑う。狙え! 小顔効果!!



「確かに、好きになった分だけ苦しいです。……お別れが」

「はい」

「でも、朔ちゃんも夢に出てきてくれるし。それに、この日記帳もあるし!」

「すぐ手元に置いてあるんですね……ひょっとして、いつも持ち歩いてます?」



 品良くペペロンチーノをフォークで巻き取りながら、こっちを笑って見た。どうも槇田先生は、スマホをどっかに固定して話しているらしい。笑顔でその言葉に頷く。



「はい! 片時も離れたくないので!」

「でも、けっこう大きいですよね? それ」

「ははは、ですね! だから、かばんも買い替えて。私。普段のかばんじゃ入らなかったから、これ……」



 笑って日記帳を持ち上げると、気の毒そうに笑って「そうですか」と返してきた。このしんみりした空気をどうにかしたくて、日記帳を置いて、明るい表情で割り箸を持ち上げ、ぱきんと勢いよく割る。



「さっ! じゃあ、食べようっかなー! 先取り冷やし中華! うおっ、トマトも入ってた」

「さっきからちらちらとしか見えないんですけど、意外と具材が豪勢ですよね?」

「そうですね~。錦糸玉子も入ってるし! あっ、ソーセージも入ってた。なんで?」

「ソーセージ。なんでソーセージが入ってるんですか?」



 割り箸で真っ赤なソーセージを摘み上げて見せると、口元を押さえて笑っていた。うーん。お医者さんになったぐらいだし、育ちが良いんだろうなぁ。



「ここのコンビ二、変なものばっか売ってて。全国展開もしてないんですけど、知ってます?」

「いや、知らないな。なんて名前のコンビ二なんですか?」

「スナップエンドウ。なんでも社長さんが好きで、この名前にしたとか」

「へー、詳しいですね。あかねさん」

「あかねさん……」



 この人の方がけっこう年上だから、違和感がある。私が微妙な顔をして首を傾げていると、慌ててフォークを置いて「すみません、宮田さん。なれなれしいですよね」と言ってきた。



「いえいえ、そんな……ただ、あの、私に敬語使わなくても大丈夫ですよ? もう消費者じゃないし、私。いや、あの、患者の家族じゃないし……?」

「それもそうですね。じゃあ、なんて呼ぼうかな。あかねちゃんじゃ、思い出すかなと思って。青井さんのことを」



 ああ、確かに。思い出しちゃうかもしれない。気を遣ってくれてたんだなぁ、そんなところまで。胸にじんわりと、温めたミルクみたいなものが広がっていった。



「……私、高校生の頃は赤ちゃんって呼ばれてたんですよ!? あだな!」

「え~? じゃあ、ねねちゃん? 何かちょっと違うな、それも」

「おい! 秀吉の妻! って呼んでくるやつもいたんですよ~」

「ははは。ああ、“ねね”だからか。うーん、まぁ、あかねさんで。いいですか?」

「はい! もうお好きに、どうとでも呼んじゃってください~」



 画面の向こうでふっと笑って、黒い瞳を細めた。メガネが理知的な雰囲気だ。



「じゃあ、食べた方がいいですよ。入らないんでしょう? 全然。ご飯」

「……敬語。戻っちゃってますよ?」

「あっ、難しいな……」



 そこから、ゲームの話とか音楽の話とか色んな話をした。びっくりするぐらい、槇田先生とは話が尽きない。前に会った時もそうだった。



(あ~、朔ちゃんいなかったら、この人のことを好きになってたかもしれないなぁ)



 ぎゅうっと、服の上から胸元を押さえる。朔ちゃんがなけなしのお金をはたいて、買ってくれた婚約指輪がそこにあった。銀色の鎖を通して、いつも身に付けている。



(こうすれば仕事中も、ずっとずっと一緒にいられるし)



 なんで死んじゃったんだろうなぁ、朔ちゃん。タイムスリップしたいよ、今すぐに。あの時のあの日に戻りたいよ、朔ちゃん。私。






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