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ぬすっと 時代を創る

作者:宮本夢生
※この小説は、源義経の生涯に関するものです。
 「なんだ。また義経かよ!」と言わず、ちょっとだけ時間をください。
 みなさんは、頼朝が義経に刺客を送り込んだ「夜討ち事件」を聞いたこと、ありませんか? 歌舞伎の「堀川夜討ち」にもなった、結構有名な事件です。
 義経との関係が悪化した兄、頼朝は、土佐坊という御家人とその郎党一味を京に送り込み、義経を暗殺しようとしました。ただ、この事件については、関連史料に以下のような腑に落ちない内容が存在します。
① 義経は自身への暗殺を事前に知っていたのに、襲撃当日に館の護りを手薄にした(義経はなぜ自身をわざと危険にさらしたのでしょうか?)
② 土佐坊は鎌倉を出立する際、頼朝から九日後に暗殺を実行するように命じられています(頼朝はなぜ日程を指示したのでしょうか?)
③ 義経の叔父、源行家が襲われた義経を助太刀していますが、実は源行家は襲撃の前日に義経館の近場に引っ越しています(タイミングが良すぎると思いませんか!)
 これらは全て、鎌倉幕府が編纂した歴史書「吾妻鏡」や、当時の貴族として最高位にあった藤原兼実の日記「玉葉」に記載されているものです。
 
 義経は自身への襲撃に対して、なぜ奇妙な行動に出たのでしょう。どうして、頼朝は義経襲撃日を限定したのでしょう。また叔父の行家は、なぜ襲撃事件の前日に義経の近場に移れたのでしょう。
 これらの疑問を、この小説の中で一緒に解き明かしてみませんか。その謎解きの先には、昔から多くの日本人が不可解に感じてきた「義経の死」の真相が見え隠れしてくるに違いありません。
1 大猪と娘
2021/11/18 14:55
2 俺の名は重長
2021/11/18 15:50
3 新たな使命
2021/11/18 16:38
4 壇ノ浦合戦
2021/11/18 18:13
5 凱旋
2021/11/18 18:15
6 義経 鎌倉に入れず
2021/11/18 20:58
7 義経の愚行
2021/11/18 21:01
9 夜討ち
2021/11/18 21:04
10 義経の蜂起と都落ち
2021/11/18 21:06
11 広元の策略
2021/11/18 21:07
12 義経の周辺 その後
2021/11/18 21:09
13 義経の最期
2021/11/18 21:11
14 旅立ち
2021/11/18 21:11
15 あとがき
2021/11/18 21:13
16 参考史料
2021/11/22 15:39
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