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第十一話 念話、そして植物魔法

すみません、昨日は書き切れませんでしたm(_ _)m


 ●○●



 長老と出会った日から、さらに一月以上が過ぎた――。


 その日から俺の魔法鍛練の時間には長老が現れるようになり、彼の指導の下に「念話」を始めとする幾つかの無属性魔法を習得すべく、日々鍛練に励むことになった。

 無属性魔法の鍛練方法は一貫して単純であり、基本的には魔力の操作力を向上させることを目的とする。


「念話」の発動方法は、魔力に自身の意思や言葉を乗せて対象へ届ける――というものだが、言葉にすれば単純なこれも、実際に行うとなれば難しいものであった。

 自身が放出する魔力を媒体として、そこを伝播するように意思を発するのだが、その感覚を掴むのに三週間近くもの時間を要してしまった。


 それでも「念話」の習得時間としては、だいぶ短い方であるらしい。

 そもそも魔法が得意で魔力の扱いに長けるエルフであっても「念話」は高等技術の部類に属し、扱える者は少数であるとか。


 その割には当たり前のようにセフィが使っているのだが、長老に言わせれば魔法の才能に関して、セフィは本当に天才であるらしい。

 まあ、それは何となく分かるのだが。

 何しろ毎日の日課であるセフィの「おしごと」も、普通のエルフならば到底不可能な規模だ。エルフの里にある木々の活性化と茨の壁全体の修復。一人で行える仕事量ではなかった。そもそもセフィでなければ魔力が足りないのだ。

 加えて、種族的に得意な植物魔法とはいえ、当然のように魔法を行使し、失敗する事もない。

 これは中々に驚嘆すべき事であろう。


 とはいえ、わざわざ幼い子供がやることであろうか?


 セフィ自身は楽しんでそれらを行っているから、あえて何も言う事はしなかったが、それでも魔法の練習中、長老に聞いてみたことがある。


 ――セフィの負担が大きくないか? どう考えても幼女に任せる仕事量とは思えんのだが。


 長老を始めとして、里のエルフたちがセフィを大事に思っている事はわかる。だからこそ、セフィを酷使するような真似をエルフたちがするとは思えない。

 ゆえに答えはわかっている。

 エルフたちがお願いしたのではなく、セフィが自主的に行っているのだと。


『不甲斐ない事です。我らでそれができれば姫様のお手を煩わせる事もないのですが』


 ――なぜセフィは、そんな事をしてるんだ?


 だから問題は、セフィが「おしごと」をする理由だ。

 今でも十分なほどにエルフの里の木々は大きいし、茨の壁も毎日見回る必要はない。それでもセフィは里中を歩き回り、里の守りを強くしようとする。


『姫様は我らを守ろうとしてくださっておるのです』


 それはいったい何からであろうか。

 問おうとした俺に、


『ぬ、精霊様、魔力の操作が甘くなっておりますぞ』


 はぐらかすように言われて、その日は聞く事ができなかった。

 まあ、そんな事がありつつも無事に「念話」の魔法を習得し、それからさらに一週間ほど経った。

 ちなみに、魔法の指導に対する長老への報酬は、一日に2個の果物だった。



 ●○●



 朝。

 いつものように窓際で目覚める。

 セフィの安らかな寝顔を確認してから、光合成をしつつ日課となった魔力の鍛練を行う。

 全身を巡らせるように魔力を操作したり、一ヶ所へ集中するように動かしたり、あるいは体外に放出してから拡散させず、球形にて留める練習だ。

 無属性魔法に必要な魔力の精密操作を習得するための鍛練ではあるが、他の魔法にも無駄にはならない。魔力操作が向上すれば、全ての魔法をより効率的に発動することができるのだ。


 目に見えるような目覚ましい成果はなく、成長を自覚し辛いゆえに継続するのが難しい鍛練だと長老は言っていた。

 だが、植物になった影響か、今の俺はずいぶんと気が長くなっている。

 淡々とした鍛練の繰り返しにも、意外と苦痛を感じることはなかった。


 そうこうする内に、メープルがやって来る時間となった。


『おはよう、メープル』


 家の中に入って来た彼女に向かって、俺は「念話」にて朝の挨拶をした。

 念話は意思を直接に伝えるものだから、エルフ語を習得していなくとも問題なく通じるのだ。そもそもそうじゃなければ、俺はセフィと会話できていないわけで。


『おはようございます、精霊様。今日もお早いのですね』


 対するメープルはにっこりと微笑みつつ、こちらも念話で返事をくれた。

 初めて念話で話しかけた日には跳び上がって驚いてくれた彼女だが、今では慣れたものである。ちょっと残念。


 ちなみに、メープルは里でも上位に入るくらい魔法の腕が良く、問題なく念話を使えたらしい。

 それでも俺に念話で話しかけてこなかったのは、セフィや長老と違って俺の声が聞こえないばかりか、表情や身振り手振りでも俺の意思を察せないため、最初から意思の疎通を諦めていたのだとか。

 まあ、これが人間同士であれば、言葉が通じなくともボディランゲージで何とか意思の疎通がはかれるのかもしれないが、確かに雑草相手にボディランゲージでの会話は難易度が高すぎるか。


 そしてもう一つ、どうでも良いと言えばそうなのだが、メープルや長老を始め、里のエルフたちは俺のことを「精霊様」と呼ぶ。

 俺の名前が「ユグ」である事は知っているはずだし、名前で呼んで良いと言ったのだが、呼び方を変えるつもりはないようだった。

 精霊として俺を敬っているのか、あるいは心に距離があるのか……真実を聞く勇気は持てない。

 まあ、そんなわけで俺のことを「ユグ」と呼ぶのはセフィだけだ。


『おはよー、ユグ』


『おう、おはよう、セフィ』


 メープルに起こされたセフィが朝の挨拶をしてくる。

 それからいつものように顔を洗って着替えると、セフィの「おしごと」の時間だ。

 里の中の木々に「活性化」の植物魔法をかけていく。あ、「おうえん」の事ね。それから里を囲む茨の壁をぐるりと確認してまわり、補修が必要な場所を直し、最後に全体へ活性化をかける。


 これらの行為に具体的にどのような効果があるのか、セフィに聞いたことがある。

 エルフの里の木々は今でも十分大きいし、生命力に溢れている。茨の壁も同様だ。それを敢えて毎日行う理由は何なのかと。


『わるいやつがよってこなくなる』


 と、セフィは簡潔に説明してくれたが、なぜそうなるのかと聞けば、


『セフィのいこうに、みんなおそれをなすからって、ちょーろーがいってた!』


 セフィの威光に皆畏れをなす……?

 威光……?


 俺はドヤ顔で胸を張るセフィを観察し、威光らしきものを確認できないかと集中してみたが、欠片もそのようなものは感じられない。ちょっとおバカっぽい幼女にしか見えない。

 あのジジイ、説明が面倒だからって適当なことを教えたんじゃあるまいな。

 その可能性は大だ。


 まあ、ともかく。


 いつものようにセフィの「おしごと」を終えると、昼食、そしてお昼寝だ。

 目覚めたら里の広場へ行き、いつもならセフィは里の子供たちと一緒に鍛練という名の遊びに興じるはずであったが、この日は違った。

 いや、ここ最近は違った、というべきか。


 広場にはエルフではない人影があった。


 人影――とは言うものの、それは人ではない。二本の腕と二本の足、頭と胴体を備えた人型ではあるから、遠目には人影に見える事だろう。

 しかし、それを形作るのは肉でも骨でも血でもない。

 木質化した茎が骨格となり、絡み合うように全身を這う蔦が筋肉となった、植物で出来た人形であった。


 この一月、俺はなにも念話だけを鍛練していたわけではない。

 俺に適性があるという植物魔法を使って何かできないかと、色々実験を重ねていたのだ。


 俺自身が植物なだけはあって、俺はすぐに魔力が許す限りの植物魔法を習得することができた。これは念話のように習得に時間もかからず、説明を受けただけで成功したほどだ。

 だが、多くの植物魔法は俺には無用の長物だった。

 植物の成長を早めたり、元気にしたり、果実を作ったりする。

 俺以外の植物にそうする理由を思い付かなかったし、俺自身にするならばスキルを使った方がずっと効率が良い。


 そこで、スキルと植物魔法を両方使って、何かできないかと考えてみた。


 植物魔法の中でも、俺が使う意味のありそうな魔法に「クリエイト・プラントゴーレム」の魔法があった。

 これは植物を材料にゴーレムを生み出す魔法だが、魔法で生み出したゴーレムというのは欠点の塊みたいなものだった。与えた魔力が尽きると崩壊してしまうし、一々命令しないと動かない。おまけに魔法で生み出した疑似生命なので、ちょっとお馬鹿というか、重い荷物を運ばせるとか、全力で暴れさせるとか、そういう使い方が主になる。

 長老の話では魔法だけで作るのではなく、半魔道具として生み出されたゴーレムならばその限りではないそうだが、俺にそんな物を作る技術も知識もない。


 ならば代わりに、疑似ではなくちゃんとした生命にすればどうだろう。


 俺はまず『種子生成』で果実を生み出した。

 甘さを増幅したり、特別な効果をつけたりせず、生命力と魔力を多く蓄えるような果実を。

 見た目は林檎のそれに、今度は植物魔法の「グロウ・プラント」をかける。

 当然のごとく種は芽吹き成長し、あっという間に雑草が生える。


 ……いや、たぶんウォーキングウィードになったんだと思う。

 林檎の木にはならないだろう事は、想像してたよ。想定内だよ。


 ともかく。

 こうして一株のウォーキングウィード――俺の分身とも言える子供(?)が生まれたわけだ。

 意識が繋がってたりはしないし、完全な別個体だが、おそらく間違いないだろう。


 このウォーキングウィードに、さらにグロウ・プラントの魔法を何度もかけ続けた。何しろ、このままではゴーレムの素体としては小さすぎるからである。


 結果――枯れた。


 どうやら、急成長させると栄養が足りずに枯れてしまうようだ。

 自分で実験しなくて良かった。

 俺はこの失敗を活かし、次に生み出したウォーキングウィードには、時間をかけてグロウ・プラントを何度も使っていく事にした。


 結果――逃げた。


 グロウ・プラントを毎日少しずつかけていくはずだったが、次の日になると生み出したウォーキングウィードは何処かへ去っていた。

 そりゃそうだよ。だってあいつら動くんだぜ? いや、俺もだけど。

 広場に放置していたのが間違いだったのか。だからと言ってセフィの家にいちいち連れ帰るのも面倒臭いし、持っていくセフィの負担だろう。家の中も狭くなるし、邪魔だよね。


 逃げないように檻で囲んでやろうかとも思ったが、その前にダメもとで試してみた事がある。

 三株目のウォーキングウィードに、俺は念話で『ここから動くな』と命じてみたのである。

 俺自身、まさかその命令に従うとは思っていなかった。そもそも念話で命じたとはいえ、普通のウォーキングウィードに意識があるのか。あったとしても俺の命令に従うのか。

 まあ、限りなく雑草に近い生物だし、無駄かな、と半ば確信していたのだが。


 次の日。

 広場へ行くとウォーキングウィードは昨日と同じ場所にいた。

 次の日もその次の日も、ずっと同じ場所にいた。


 それでもしやと思って、色々命じてみた。

 すると不思議な事に、ウォーキングウィードは俺の言葉に従ったのである。

 とはいえ、色々実験する内に判明した事実もある。命じても従わない場合、それはウォーキングウィードには不可能であるという事。

 たとえば、どうやらこいつらは俺と違って周囲を視覚や聴覚で把握しているわけではないらしい。感じているのは、たぶん光と魔力。それで判断できる範囲内の事には従ってくれる。


 例を挙げると、「俺の方に来い」ならば可能。「セフィの方へ行け」は無理。なぜならセフィを判別できないから。

 もちろん「エルフの里を一周して来い」というような命令も無理だ。

「『エナジードレイン』を使え」とか「『種子生成』を使え」とかは可能で、「『種子生成』で林檎を作れ」は無理だった。たぶん林檎を知らないからだろう。


 とりあえず、こちらの命令には従ってくれる事は判明した。

 ちなみにセフィや長老にも念話で命じてみてもらったが、これには従わないようであった。やはり俺を上位者と判断しているらしい。


 とはいえ、命令できる事柄はそう多くなく、便利とは言えない。

 それでも命令に従うという事は、自我があるかどうかは別にして、意識らしきものはあるらしい。おまけに最初はできない事でも、きちんと丁寧に教えてやればできるようにもなる。どうやら学習能力があるらしい。

 スキルも使えるし、普通のゴーレムよりは頭も良くて有能なのではないか。


 予想外の発見であったが、悪い事ではない。

 俺は実験を続けるため、ウォーキングウィードにグロウ・プラントをかけ続けた。

 そうして数日かけて、大人のエルフと同じくらいまで成長させたのである。その姿はもはや雑草というよりも若木と呼んだ方が良い見た目であったが、感じる魔力の量から判断するにレベルは俺よりも下であるようだ。


 ここまで成長した時点で、俺はこのウォーキングウィードを素体として「クリエイト・プラントゴーレム」の魔法をかけた。

 メキメキと音を立ててウォーキングウィードは変形していき、貧相な見た目の人型となる。


 ゴーレムとなった時点でウォーキングウィードとしては死んでいるならば、固有のスキルは使えなくなっているはずだ。そこで確かめるため『種子生成』を使うよう命じてみれば、問題なくスキルは発動した。なぜか猫じゃらしみたいな見た目の、稲科の種子が生成されたのである。


 ゴーレムでありながらウォーキングウィードでもある奇妙な存在が生まれた瞬間であった。


 普通は生きている生物にクリエイト・ゴーレムの魔法はかけられないらしく、セフィや長老に別のウォーキングウィードに試してもらったのだが、やはりゴーレムにはならなかった。

 これは俺が生み出したウォーキングウィードに、俺がクリエイト・ゴーレムの魔法をかけたから可能な事らしい。

 なぜかは分からない。

 長老が言うには、生物は普通クリエイト・ゴーレムの魔法に抵抗するが、上位者である俺の魔法だから抵抗せずに従ったのではないか、と予想していた。


 ちなみに、最初は木質化した茎と葉っぱだけの貧相な見た目のゴーレムだったが、あとから里の中に生えている蔦を切り取り、ゴーレムの材料として追加したところ、今のような蔦人間っぽい外見へと変化し、力も向上したようである。


 こうして出来上がったプラントゴーレム。

 名前はゴー君。

 普段は広場に常駐させており、足の一部を根に変化させて地中へ潜らせ、全身の所々にある葉っぱで『光合成』を行い、生命力と魔力を回復させている。


 その腹部には僅かな空洞があり、中には俺が作ったじゃがいもみたいな地下茎を3個ほど収納させている。緊急時には『エナジードレイン』で回復薬代わりにするよう命じているので、よほどの事がなければ魔力切れで崩壊する事もないはずだ。


 一応、エネルギーを自給可能なゴーレムであった。

 あとたぶんだけど、成長とかレベルアップとかするんじゃないかな。


 ゴー君を生み出すまで一週間ほど、セフィと長老には先にも説明したように、色々と手伝ってもらったのである。

 だからか、セフィもゴー君には愛着が湧いているようであった。


『きょうはどうやってかいぞうしよう』


 広場に立つゴー君を前に、楽しそうにそんな事を呟いているが、もう完成してるからね?


『けんとかつけたい』


『いや金属は無理だろ。できて木剣くらいだからね?』


『むりかー……。じゃあ、かわりにくちからひをふくようにしたい』


『火を吹いた瞬間にゴー君も燃えちゃうだろ』


 などと、二人で話していると長老もやって来た。


『ほっほっほっ、今日はどうしますかな?』


『あ、ちょーろー。いま、ゴーくんをかいぞうするそうだんしてた』


『なるほど、それならば』


 と長老はセフィの言葉に頷き、左手に握った物を掲げて見せる。


『ちょうどここに、エルダートレントの芯木から削り出した木剣がありますからの、ここは一つ、ゴー君の右手と融合させてみますかな?』


『それいいっ! さすがちょーろー!』


『いや何でそんなの持ってんだよ』


『ほっほっほっ、いやいや、姫様に褒められると照れますなぁ』


 何だかんだで長老も楽しんでいるようだが、エルダートレントって……名前からしてたぶん、めっちゃ強い奴だよね? そんな素材をこんな事に使って良いのか。貴重なんじゃないのか。

 というか、この爺さんが一番ノリノリなのでは?


『できれば普段は腕の中に収納しておき、有事の際には抜剣する感じにできると良いですのぅ』


『それ、かっこいいかもしれない……』


 長老のアイデアにセフィが目をキラキラさせて言う。


『という事ですので、精霊様、頼みますぞ』


『いや、別に良いけどさぁ……』


 俺はゴー君にエルダートレント製の木剣というふざけた代物を握らせると、邪魔になりそうな鍔の部分を植物魔法で変形させて無くし、鍔のない直剣に加工する。ついでにゴー君の前腕部に収まるように長さも調整したが、そもそもゴー君の腕は長めなのであまり詰める必要はなかった。

 それから右腕の中に木剣を収納できるように想像しながら、クリエイト・プラントゴーレムの魔法を行使する。


 木剣とゴー君の右腕が一体化し、右腕の中に木剣が仕舞い込まれていく。

 後には見た目的には今までと変わらない右腕が残った。


『ゴー君、ちょっと木剣出してみて』


 俺が言うと、ゴー君は右腕を前に突き出し――、


『おー! すごい!』


『これはこれは、中々良いですのぅ』


 右腕の中から木剣が飛び出し、その柄をゴー君が握る。

 その姿を見た二人が歓声をあげた。

 そして長老は、なんでもない事のように提案する。


『では、ちょっと魔物と戦わせてみますかな?』


 おい、ジジイ。


『ゴーくんがたたかってるとこみたい!』


 セフィが目をキラキラさせて賛同し、俺たちはゴー君の性能試験、もとい実戦をする事になった。




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― 新着の感想 ―
[気になる点] 言語も一緒に習っておけば、誰とでも会話出来るようになるだろうに まぁ作品的にはモブと会話するまでもないんだろうけど
[一言] 動く植物というと、聖剣伝説のサボテンくんを思い出します。
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