表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人の事情と霊の事情  作者: ゆきまる
1/90

プロローグ

プロローグ


 人々の周囲に常に付きまとう噂。これは形がないくせに様々な姿に変化していく。悪意、善意、見栄などの人の感情で、そこに人の感情がなくても形を変えていく。ぐにゃぐにゃと、跡形もなく、気持ちの悪い姿になる。

 まぁ、噂なんていうものは終わりのない伝言ゲームみたいなものだ。仕方ないだろう。

仕方はないと言っても、僕はその性質を厄介と感じてしまい、その性質を疎ましく思っている。仕事上、特に。

 都市伝説、怪談を相手取る僕としては。

 都市伝説や怪談というものも立派な噂だ。つまり、僕はこれから高校を卒業するまで、この姿を捉えきれない厄介なものを相手にしなければならない。

 僕のある目的のために。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ