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ロートル作家は頑固な父親VS子供たちの構図を考える

最近ちょっと眩暈がひどくなってきました。

もしかすると暫く更新を休むかもしれません。

そうなったら申し訳ありませんが、しばしお待ちください。

 ロートル作家は頑固な父親VS子供たちの構図を考える





 そしてお母様はそのまま神様のところに行ってしまったわ…。

 マーガレットは顔を少し伏せて、うつむいている。

 それを見て、松は慰めるように頭を二度三度優しく撫でる。


「悪いなぁ。そうだったか……ある程度想像はしていたのだけど、申し訳ない、

 辛いことを思い出させでしまったかな?」

「ううん、大丈夫よ、お母様とは、あの日、別に酷い別れ方をしたとも思ってないし」

「マーガレット……。そうかうちの父さんと二人は……」

 落ち込む二人、そしてもっと面倒な感じなのが、あの二人。

 彼らの父親だ。ヨシノさんが亡くなって暫くしてから、ハナとウエキの町は、

 より、競い合うようになっていっているという。


「やっぱだよな……。二人の親父たちそのままにはしておけないわな……。

 まぁ、ある意味、今回の元凶みたいなもんだしな。しかしなぁ…どうしたものだかな」

 俺は腕組をして、少し渋い顔になって考える。

 元々は二人は少なくとも戦友や、ライバルだったわけだろ…。

 互いの考え方行動は、基本的には正反対だ。いっそ……。

 少し時間が経ってから、俺のは結論を出す。


「どうだろうな、松、マーガレット。二人でその頑固頭の親父たちに、

 一泡吹かせてやらないか?」

「「え? (どうやって?)」」

「そりゃ簡単な話しじゃないか、ヨシノさんの秘策でさ」

 俺は指を立てて悪そうな顔をして言った。


 ※


 その後俺たちは、準備をすることにする。

 風船花と管木の棒、あとは風船花の亜種から取れる、光る染料(水溶性)。

 これらを用意した後、さぁどうやって父親を引きずり出せばいいのか。

 という点で悩んでいる。

 結果的には正攻法ということで、二人は堂々と、父親へ宣戦布告をすることにした。




いつもご覧になって頂き、誠にありがとうございます。

『ロートル作家とおとぎの異世界』84話です。

今回は少々短くなってしまいました。

次回はちょっと長めに書ければなぁと思っています。

ではまた次回で。





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