ロートル作家は証明書を置いてくる2
すみません、最近ちょっと体調が悪くて直しまで手が回ってません。
近いうちに、直しますので、しばしお待ちください。
ロートル作家は証明書を置いてくる2
なんとなくサラス居そうな気がするんだよな…。
俺はブローチを固定した、あの場所へと急いで向かっていた。
ひとつは確認、もうひとつは冷やかしなんだけどね。
あぁ、ついでに証明書渡しちまうか…。
「とれませんね…もういっそ周りの岩をむしろ削りましょうか…」
あぁ、居たよ本当に居たよ…。
「しかし、何て言うことをするんでしょうか…あの糞ガキは…」
大分、地が出てますよ?到着して見えたのは、俺がブローチを固定していた、
あの岩の前でぶつぶつ言っているサラス。
本当結構危ない人ですよ、ここだけ見ちゃったら。
すぐに逃げるか通報が必要だと俺は思うんだよ。
結構近くに居るんだが、やはりこちらの世界そもそも、
夜になると光が少ないから、見つける気が無ければみつからないんだろうな。
「しかしどうやったら取れるんですかねぇ…」
「そうですねぇ…こうやったら取れるんじゃないですか?」
俺は背後から、手を伸ばして、ブローチを取ってサラスに手渡しする。
「おぉ…どなたか知りませんが、ありがとうございます」
「いえいえ、お気になさらず。あ、あとこれも是非どうぞ」
そういって家出証明書を渡しておく。
「ほうこれは…ってお前は!」
証明書に目を通して、顔を上げたサラスと目が合った。
「やぁ…元気?」
やべぇ調子に乗りすぎたか?サラスの目がマジで笑ってないね。
なのですぐに撤退することにする。
「ははは、では、渡したからね?それは二人の強い願いと意志だから、
よろしくっ…ではさらだば…」
俺は捕まえようと、手を伸ばしたサラスを本気を出して避けてから、
俺は猛ダッシュでその場を離れた。
「ま…まてぇえええええ!」
ははは、本気になったらどんなイキモノより俺は早いぞ。多分…。
ふぅ…あせった…いやぁ鬼の形相だったね、
爽やかとか優男とかすっとんでいたね。
これで、マーガレットの方も、とりあえずはクリアだな。
あとは、如何様にして父親に認めさせるかだな…。
いっそ、あれだな、迷宮だかつくって、
来させるようにしたらいいんじゃないだろうか…。
一郎、多分この騒動気づいているだろうなぁ…。
ん~まぁ、どこかで会ったらその時に話せばいいか…。
「さて、リア充してるか後で確かめないとなぁ…」
とりあえず、色々済ませたので、急いで、
また二人の居るところまで戻ることにした。
いつもご覧になって頂き、誠にありがとうございます。
『ロートル作家とおとぎの異世界』66話です。
どうかよろしくお願いします。
ではまた次回で
米




