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ロートル作家は異世界の話を聞く

図々しさは時と場合によりますが武器になりますよ。

わざと鈍感なフリをして相手の領域に進入するというのは良い手法です。

一回真顔で取引先や、上司に『飯おごってください』といってみるといい。

もしかしたら、思わぬ効果が出るかもしれないからね。

あ~…あくまで自己責任で頼むからな。

 ロートル作家は異世界の話を聞く






「大丈夫ですか?意識はありますか?」



 まじめそうな女神?の声が耳にというか体の中に聞こえる


 んあ?ああ…って



「なんじゃぁあこりゃぁあああ」



 自分の体のありように、つい大きな声を上げてしまう。

 なんて言うの?光ってるね、うん結構強めに。

 何なら女神様より若干弱い程度。



「あ、大丈夫そうですね。今から簡単にあなたの行く世界について、

 説明をします。よいでしょうか?」



 ああ、うん…大丈夫ですけど?っというか、もう荘厳さをかもしだ

 す方向は諦めたのね。



「そうだな、情報は大事だからな。これから行く所は、

 とりあえず、異世界ってことでいいんだな?」

「はい、長良さんの行く世界は『おとぎ』といいます。

 4つの小さな国と4つの聖域。あとはお城がひとつあります」

「ほうほう?」

「お城にはこの世界の一番偉い人がいます。

 種族は人族とケモノミミ族それにおとぎ族がいます。

 おとぎ族は本当に少なくおそらく、長良さんがうまく,

 関係を作れば助けてくれるうえに、力強い味方になってくれるでしょう」

「なるほど?」

「おそらく人の姿で歩くには、もちろん大きいのですが、

 この世界は意外に小さめな世界になっています」



「ほう…名前とか設定とかアレだな…なんか中学生くらいの子が…」

「……」



 なんかじと目されている気がするな。

 まぁ顔とか光っていて、全く見えないんだけどね。

 明らかにそういう空気が、流れているのが感じられる。

 ちょっと話題を変えてみるか。



「…あ、いや…そういえばなんで『おとぎ』って名前の世界なんだ?」

「さあ、詳しいことは私も知りません。ただ、その世界を創った神様がいまして、

 その方がつけたとしか…」

「え?女神様の世界じゃないの?」

「私の世界ですよ?ただ創ったのは、私じゃありませんけどね。

 …で、次進んでいいですか?」



 あ、女神様?がちょっといらっとしている。

 あれかな?設定とか本当は自分で考えた世界なのかな?

 だとしたら怒らせたかな…?ここはフォローも入れておくか。


「ああ…まぁ設定なんて後でね、変えられるし、

 何だったら、ごめん、無かった事にしてとかやれるし。

 結構後乗せサクサクで行けたりもするしな…

 きっといいところなんだろう。うん」


「…続けます?続ける?続けろ?聞け?」



 うん、怒ってるね…結構トーンが冷たいよね、ここはおとなしく黙って聞いておこう。



「コホン。長良さんにして欲しいことは、

 この世界を旅をして、困っている方がいたら、

 助けてあげてほしいのです。

 その困っている度合いは、大小関わらずで、

 どんな人でも助けてあげて下さい。

 ただ…明らかに悪人だった場合には、

 判断はその限りではありません」


 ようするに、基本は人助けをしろと。

 善悪混ざってこの世界には居るから、

 どうするかは俺の判断でしなさいよというわけか。

 しかしだな…俺ただのロートル作家ですよ?

 運動とか全くしてませんし、頭脳も悪かぁないけど、あんまりよ?

 ここで例のチートが炸裂するのか?

 してくれるのかな?わくわくするね。


「いやあ、あれですね、今のままじゃ無理ですよ?

 俺…戦いの才能とか本当ないですよ?

 まぁ…設定の上で、バトルシーンは書くことはあるが、

 自分が動くとなると、ほら、基本インドア派なんで…」


 ちょっとすまなそうに言ってみる。

 多分、俺が最終的にやりあうのは、俺をポイっと放り投げた、

 あの赤い毛むくじゃらの手のやつなのだろう?

 正直お外が嫌いで、無力なままの俺では相手にもならないだろう。



「あ…そうですね…。確かにあなたは戦闘とかには、

 向いてないですよね。でも問題ありません!

 人助けくらいは十分にできるようにしますし、

 あなたにはいずれ仲間もできますので、

 濃く深い絆さえ結ぶことができれば、

 その仲間が助けてくれます。…きっと…ダイジョウブデス」



 うん…キットダイジョウブダネ。



 アレだな~勇者の仲間的なアレか…。

 今の一押しだと、さっき出てきた、何族だかの美人さんや、

 美少女さんヒャッハーなのか? 

 なら、なかなか、先の見込める展開だな。

 しかしだ、もし、そうだとしても、心もとないだろう…。

 そこで、俺は、もう少し女神へ交渉をすることにした。



ようやく説明開始です。

すごく簡単に説明をします。

細かいところは後でおいおい…。

誤字脱字などありましたら遠慮なくください。あと評価ぜひ宜しくお願いします。

感想もぜひ…いまならお返しする率すごい高いです。そして泣いて喜びます。


4/26

誤字脱字、単語になっていりもの以外の、

漢数字をアラビア文字へ修正しました。

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