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ロリと賢者タイム



属性という名の幅が広がり、一回り大きなロリに成長したマサルさん。


 犬っ子のフェンリルの案内の元、村にやって来ましたよ。



「マサル! ここが犬族の村わふ!」



「畑もちらほら見えるが荒れているな」



「ほとんどの、農夫が出稼ぎに行ってしまったからわふ」



「採掘場はぶっ潰れたから、今後は無理やり鉱石を買わされる事もないと思うぞ」



「本当わふ!? じゃーみんな村に帰ってこれるわふ?」



 こいつは困った問題だ、今後は鉱石を買わなくても良いといっても。


 犬っ子に、話を聞いた限りではすでに村民が軽い飢餓状態にあるらしい、畑は荒れ産業も無ければ。


 この村の未来は、(つん)んでいる復興する事は難しいと言えよう


 恐らく村民の半分は、帰ってこないかもしれない、出稼ぎ先の方が実入りがいいから出稼ぎに行くのであり。


 こんな貧乏な村に、好き好んで帰って来る者は少ないだろう。


 出稼ぎ先で生活基盤を作り、家族を呼び寄せた方がまともな暮らしを、営める可能性が高いのだから。 


 マサルさんとしても、何とかしてはやりたいが…………



「なあ犬っ子よ、早く村人が帰ってくればいいな…………」



「楽しみわふ!」



 犬っ子は、嬉しそうに無邪気な笑顔で笑っている、マサルさんは何だか胸がチクチクする思いだ。


 マサルさん一人で、できる事などたかがしれている、それはマサルさんも理解しているつもりなのだが。



「みんなフェンリルが帰って来たわー!!」



「お向かいのオバちゃん、ただいまわふ~!」



「あれだけ森は、危険だから入ってはいけないと、言ってあったじゃろうに」



「薬師のバアちゃんは心配しすぎわふ! ハンターウルフなんて、あちしとマサルでバシッと倒したわふ!」




 フェンリルの帰還に村人達が集まって来た、フェンリルの無事な姿を目にした村人達は安堵も息は吐き声をかけてくる。


 ハンターウルフを、倒したのはマサルさんなわけだが、いまいち村人がマサルさんを見る顔付が固い。


 村人の顔を見回すと、どの人も痩せている畑を作る人手も無くハンターウルフのせいで。


 森にも狩りに行けなかったので生活が困窮して当然なのだが。


 出会った村民は、年寄りと女、子供ばかりだ労働力にならない物達ばかりが、残されているわけだな。


 そんな騒ぎの中、フェンリルの祖父が姿を現した。



「あっマサル! ジイちゃんだわふ!」



「フェンリル! 無事に森から戻ったのか?」




「ジイちゃん! 今帰ったわふ~! ハンターウルフに襲われたけどちょろかったわふ!」



 何やら犬っ子が、調子のいい事を言ってるが、あんな現場に出くわして無事に帰ってきたのだ。


 自慢したくなる気持ちは、マサルさんにもわかるから放っておくとしよう。


 フェンリルの祖父は、フェンリルを抱きしめ喜びながら、マサルさんを見て警戒している。


 警戒させてしまったか? こんなへんぴな村によそ者が入れば、怪しんで当然ではあるが。


 村長はやや緊張した様子で口を開いた。



「マサル様と申されるか、孫娘が大変お世話になったそうで、ワシは犬族の長をしている、ヌーイと申します」



「村長さん、固くならなくていいぞマサルさんは、犬っ子に言われて少しこの村に寄っただけだから」



「徴税管やジャスミンの手下では無いと?」



 なるほど、村人や村長が警戒心のある視線でマサルさんを見るわけだ。



「違う、違う! マサルさんは、役人やジャスミン達みたいな悪人じゃないって」



「本当わふ! 採掘場は潰れたってマサルが言ってたわふ」



「何と採掘場が潰れた………… ではワシら今後は鉱石を買わずに済むのか…………」



 村長は、いまいち信用してないようだ、いや少し違うか、信用したいが話がうますぎるのだろう。



「ジイちゃん! あちしをハンターウルフから助けてくれた、マサルの言葉が信用できないわふ?」



「そうだったなフェンリル、孫娘を救ってくれた恩人を疑うなんて、犬族の信義に反する行為」



「気にするな村長さん、これは手土産だみんなで食べてくれ」



 マサルさんが、バックパックに残っていたカ〇リーメイトを、30パック程だして村長に渡した。


 みんなで分け合えば、ギリギリ食べれるかもしれない食べれなかった人は、ハンターウルフの肉で勘弁してもらおう。



「マサル様、初めて見る食べ物ですが、こんなに頂いてよろしいのですかな?」



「いいって、そこの犬っ子がジイちゃんに食わせたいって、言葉を聞かされたら断れないだろ」



「ありがとうございますマサル様、村がこんな状況なのでありがたく頂戴します」



「足りない分は、森に置いてきたハンターウルフの肉でも食べてくれ」



 犬っ子フェンリルが、尻尾をパタつかせ鼻の穴を膨らませている、彼女なりのドヤ顔なのだろう。



「本当にハンターウルフを、倒して頂いたあげく肉まで下さるなんて、ありがたい申し出ですが…………」



「何か問題でもあるのか村長さん?」



「肝心な荷車の車軸が壊れていて、運べそうもありません」



「ん~ チョイ待っててくれ、マサルさんが何とかしてみるわ」



 村長に言葉を残し、マサルさんはハンターウルフの死体がある所まで、空間転移して来たのだが。


 以前、娘を抱きドガンを掴んで転移できたのだから。


 100キロ以上ありそうなハンターウルフも掴めば転移できるよな?


 マサルさんは、ハンターウルフの死体を掴み犬族の村に空間転移した…………



「村長さんお待たせ!」



「マサル様が消えたと思ったら、再び現れるとは、マサル様は魔法使いだったのですな」



「そんな感じ、ほれ村長さんハンターウルフだ! これだけあれば全員で焼肉パーリだな」



「しかしスゴイ魔法ですなマサル様、肉もこれだけあれば子供達も、腹いっぱいにしてやれます」


 村長から魔法使いと言われたが、空間転移の指輪はマサルさんの切り札だから、勝手に勘違いしてる分には都合が良い。


 別に村長や村人を信用してないわけでわないが、人間はどこで心変わりするかわからないので、用心だけはするべきである。



「大きくて、食べがいがありそうだわ~」



「マサル殿のおかげで、また森の中に行って狩りに出られますわい」



 村人達が、ハンターウルフの周囲に集まって歓声を上げながら、マサルさんに礼を言って来る。


 村長や村の人々からの、感謝の声を受けマサルさんは恥ずかしそうに、そっぽを向きタバコに火を付ける。


 マサルさんは、あまり人に感謝されるのになれていないのだ。



「ところで村長さん、ワイバーンも倒したんだが、どこの部位が売れるんだ?」



「またまた、ご冗談をと言いたいところですが、ハンターウルフを倒す方ですからな、ワイバーンは肉、鱗、皮、骨つまり全部が売れますな」



「ほほう、じゃあ肉はアンタらにやるよ解体は任せるけど」



「本当によろしいので、我々には何もお返しができませんぞ」



 村長はマサルさんから、援助を受けっぱなしで心苦しいのだろうが。


 見栄で、腹は膨れないのだから素直に受ければいいと思っている。



「かまわんさ、その変わり行商人との交渉も頼むな!」



 マサルさんは、再び森の中に空間転移してワイバーンを掴み、犬族の村に転移した!


 なんだマサルさん体が変だぞ?



「マサル様! 鼻血が出てますぞ」



「はれ? 鼻血? 何か目の前がグルグルと回って…………」



「マサルが倒れたワフ~!!」



「フェンリル落ち着きなさい! 大きな魔法を行使しすぎて、魔力切れで倒れられたのだろう」



マサルさんは、意識を失いつつあるわけだけどワイバーンは、目測と転移をした体感からの推測だが。


 おおよそ4~500キロはあったように思う、転移能力に慣れてきてきたので、少々油断していた。


 もう少し、能力の検証が必要だな~と考えていると、何やら不穏な会話が聞こえてきた。


 村人の声だろうか?



「村長! この人族をこのまま処分してワイバーンを全て、我々の物にしないか?」



「バッカモ~ン!! この方は我らに対価を求めず無償でワイバーンやハンターウルフの肉を、提供してくれたのだぞ!」



「スマン村長、そいつは余所者で人族だが悪人ではない! つい欲に目がくらんでしまい恥ずべき発言をしてしまった!」


 

 ふい~ ヤバかった村長が止めなければ殺されていたかもしれん。


 村人もすぐに、自分の非を認めてすぐに謝罪する所を見ると、そんなに悪い奴でもないのだろう。



「しかしマサル様に孫娘を救われ、さらに食料を頂き我らも何か恩返しするべきだが、何もできんとは我ながら情けない」



「ジイちゃん! あちしはマサルが喜びそうな恩返しを知ってるわふ!」



「本当かフェンリル!? 何も差し上げる事はできないのだぞ?」



「あちしに任せるわふ、村の人全員でしたらマサルはもっと喜ぶわふ!」



 あっそろそろイカンね、マサルさん落ちますわ…………



 何やら、賑やかな声と刺激を感じる…………



 どれくらい、時間がたったのだろう? マサルさんが目を覚ますと。



 マサルさんは、村人のみんなに乳首をいぢられていた…………


 ジイちゃん、バアちゃん、オジサン、オバサン、少年に、少女、みんなでマサルさんの乳首をいぢっている。



「薬師のバアちゃんも頑張るわふ!」



「そうじゃな! このダメな乳首め! ダメな乳首め!」



 薬師のバアちゃんとやらが、マサルさんの乳首を罵倒しながら棒でつついている?


 何をしてるか聞きたいが、まだ体も口もうまく動ない。



「そこで、お向かいのオバサンの出番わふ!」



「よし! まかしときな!」



 お向かいのオバサンが、デンデン太鼓でマサルさんの乳首を褒めてあやしている。



「ほ~らいい子だ、良い乳首だ! やればできる子だね~ 偉いよ乳首」



「ジイちゃん! ダメわふ! もっとギューっとつまんでコリコリしないと!」



「スマン! しかしフェンリルや、これで本当にマサル様は喜んでくれるのか?」



「当然わふ! マサルは乳首をいぢって、乳が出ないのに悩んでいたわふ! みんなで刺激して、乳が出ればマサルも喜ぶわふ!」



フェンリルも玉の汗をかきながら、マサルさんのオッサン乳首をデコピンしながら乳首を叱咤している。


 こんな目に合っているのに、何故か怒りが湧いてこない、普段なら全員ぶっ飛ばしているのに。


 マサルさん、こんなに大勢の人に辱めを受けて、羞恥に震えているのにイヤではない自分がいる。



 マサルさん………… 新しい扉を開いちゃいそう…………



 昔の偉い軍人さんが言ってた、やってみせ、いって聞かせて、させてみて、

褒めてやらねば人は動かじ。


 実に良い事を言っている、マサルさんの場合は。


 やってみせ、いって聞かせて、させてみて、褒めてやらねば乳は動かじだけど。


 突然、マサルさんの体がビクンと反応した後、羞恥に震え、熱をもった体から熱が冷めていくのがわかる。


 マサルさんの体もそろそろ動きそうだ、マサルさんは村人達に口を開き一言告げた。



「みんなありがとう………… ここまでしてもらい感謝の言葉も出ない………… お礼にこの村の現状を何とかすると約束しよう」



 賢者タイムに入った、マサルさんは知性溢れる目付きで村人と約束した。



「マサル本当に、何とかなるわふ?」



「犬っ子よ任せておきなさい…………」



 賢者タイムで、知能指数の上がったマサルさんに、不可能は無い…………


 

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