ロリと事案発生
次話で異世界に突入するんで、頑張って読んでください!
商店街のアーケードの向こうからロリっ子達の姿が見えてまいりました、父兄様方に連れられ集団登校でございます。
それもそうでしょう、昨今の世情を鑑みるにJSちゃん達を、不埒な目で見るけしからん奴が大勢いるのだ。
だが我々は違う、そこらの不審者と同一にされてもらっては困るのだ、マサルさん達は少女達の安全を確保しつつ慈しむようにロリっ子達の見守るだけである。
YESロリータノータッチの精神の元に活動している紳士なのだ。
キャッキャウフフな少女達がマサルさん達がいるコーヒーショップを通り過ぎてゆく、実に心と下半身に響く美しい光景である。
今日もお気に入りのツインテール少女がマサルさんの眼前を通過していったJSフォー3組の高橋 芭毘琉ちゃん
最高である、本日も芭毘琉ちゃんの健康祈願と家内安全を願わずにはいられない。
「バビルちゃんが今日はニーソをお召になっている脳内フォルダにREC開始だな」
「マサル殿はBBA専でござるな、バビル様の妹であるロデム様の神々しさの方が上でござろうが…………」
ブーちゃんのお気に入りはバビルちゃんの妹である高橋 露出夢たん、JSスリー1組でポニーテール元気っ子なのだが。
やはりまだJSスリーゆえにお子様であるためマサルさんの食指は動かない。
「ブーちゃん、やはりロリはキモイと思うぞJSスリーだぞ? 早くそのロリ癖は直した方がいいと思うが」
「JSスリーの良さがわからぬ愚者は黙るでござる………… あっ! いっイカンでござる! ロデム様の進行方向に小石があるでござーる!!」
「アホウが! 四の五の言っとらんで早よ行ったらんかいデブ!!」
ヤッさんの一喝を受け、ブーちゃんは体格に見合わないスピードで階段を駆け下りコーヒーショップを飛び出すブーちゃんの姿が窓際から見て取れる。
ダッシュでロデムちゃんに近寄り足元の小石は拾ったようだミッションコンプリートだなブーちゃん。
ブーちゃんはその場で跪いて両手を合わせ何やら拝んでいる、少女信仰もここまでくるとキモイと思うがブーちゃんには大事な事なのだろう。
跪いて少女を拝むブタに戸惑い怯える少女、こりゃイカンねイカンにおいがプンプンしてきましたよ。
予想通り、ほらやっぱり父兄様方に取り押さえられてるし、巡回中のポリスメン達もぞろぞろ集合してきましたよ!
ブーちゃんはポリスメンに捕まりバイバイコース決定だなこりゃ…………
横でヤッさんが心配そうな目つきで、窓際に張り付きプルプルと震えながら叫んだ。
「アカンでアカンやろブーちゃん! そんなんしたら事案発生やでしかーし!」
「そんな心配なら助けに行くべきじゃないのかね? ヤッさんよぉ~」
「あたり前じゃボケ! ブーちゃん待ってるんやでーーー!!」
興奮したヤッさんはその場で上下とも洋服を脱ぎ捨てフルチーンな全裸スタイルで階段を駆け下りて行った。
「あいつもアホだな…………」
どうして入れ墨を入れてる人間はすぐに服を脱ぎ周囲に見せたがるのだろう? とくにヤッさんは興奮するとパンツまで脱ぐ悪癖がある男だ。
友人として実に恥ずかしいとマサルさんは思う。
タバコに火を付け、マサルさんは高見の見物を洒落こもうと窓際から外の様子を見物していると、入れ墨姿の全裸男がポリスメンに向かって行くのが見える。
ポリスメンに掴みかかるヤッさんは善戦してるようだが、全裸な入れ墨男の乱入で付近のJSちゃん達が怯えた表情をしてる。
やれやれ…………本末転倒である、ロリっ子達の未来を憂う我らがロリっ子達を怯えさせてどうするのだ、マサルさんは深いため息を吐きながら事の顛末を見ているのだが。
ポリスメンに取り押さえられたブーちゃんは、なおも頑なに跪いてロデムちゃんを拝んでいる。
何が彼にそうまでさせるのであろう? 愛か? 愛なのであろう、怯えて動けないロデムちゃんを庇うように姉のバビルちゃんが妹に走り寄るのが見える。
さすがはバビルちゃんだお姉ちゃんだ…………
妹を庇うかのごとき行動にマサルさんは深い感銘を受けている時ハプニングは起こった! バビルちゃんの手提げ袋から体操着袋がポロンと落ちたのだ!
ああ~イカン イカンね そんな物落としたら………… お宝が警官達に踏み荒らされて…………
マサルさんの体は考える前に動いていた………… 二階の窓ガラスをブチ破りJSちゃん達とポリスメン達がうごめく事案発生現場に飛び降りていた。
窓ガラスをぶち破り、二階から降ってきた男は全身血まみれで叫んだ…………
「はぁ………… はぁ………… はぁ………… そいつを踏むな、踏むなって言ってんだろーがべらんめい!!」
「容疑者が増えたぞ! あいつも確保しろーー!」
普段クールな昼行燈を気取るマサルさんだが、彼も赤羽の下町で生まれた男で怒りの沸点が低くようは、我慢が苦手な男なのだ。
「マサルちゃんも来てくれたんかー! ワレ~男やんかしかしーー!」
マサルさんの登場におたけびを上げながら感動するやっさん、警官達とのもみ合いに疲れた目をしていたが息を吹き返すようにキメッキメの目をしてやる気マンマンである。
ポリスメンの一人がマサルさんに掴みかかろうとしたが、マサルさんはぬるっと避けてヤッさんに近づき、とりあえずヤッさんを殴った!
「ダッシャーァァーー!!」
「ゲフーー! なっなんでワイを殴るねん?」
なぜマサルさんはヤッさんを殴るかって? 決まっているヤッさんが嫌いだからに決まっている、全裸の入れ墨男のどこに好感を憶えろというのか?
ついでに白目を向き倒れこんだヤッさんの腹部に蹴っておいた、なぜ意識が無いヤッさんを蹴るかって? 止めを刺すのは常識でしょうが。
あっけに取られ動きが止まるポリスメンを横目にブーちゃんの所までゆっくりと歩みを進め跪いている、ブーちゃんの肩に優しく手をポンと乗せるマサルさん…………
「ブーちゃん……………………」
「マサル殿………… 拙者………… 拙者はただ、ロデムちゃんの事を崇めて祈っていただけでござるのに何でこんな事に…………」
「成敗!!」
少女にまとわり付くブタ野郎を成敗した、崩れ落ち空を仰ぎながらピクピクと失神しているブタ野郎を見つめながら深いため息を付くマサルさん。
おやっ? まだブタ野郎の息がある止めを刺さねば。
「もう一度ぉ~成敗!!」
「グフッ…………」
マサルさんは、ブタ野郎の活動停止を確認した後、目の前にいる妹のロデムちゃんを無視して姉のバビルちゃんの方を向き彼女に伝えた。
「大丈夫かねバビルちゃん? 今度から危ない目にあったらオジサンを呼びたまえ、いつ何時でも君を助けに来るからね」
「…………………… 」
バビルちゃんの返事は聞けなかったがこれでイイ、マサルさんはバビルちゃんの体操着袋をそっと拾い、そのまま走りだした…………
「何あのオジサン怖い…………」
「容疑者の一人が逃げたぞ! 追えー 追うんだー!」
バビルちゃんの小さなつぶやきと同時に我に帰ったポリスメン達が騒ぎ出しマサルさんを追いかけて行った…………
突然、妹が危ないオジサンにからまれそれを危ないオジサンが助けてくれたけど、やっぱりどちらも危ないオジサンに変わりないとバビルちゃんは思った。
今後もあの危ないオジサンと関わっていくような予感がしてバビルちゃんは身をブルッと震わせた…………
赤羽には、4月の最終土曜日と日曜日に馬鹿祭りというイベントがありまして、最近は普通の祭りですが以前は、俺たちは意識高い系の人種だけど、たまにはバカするぜ! みたいなノリで全裸の人が結構多かったんですよ、そのまま勝手に他人の家に入り飯を食うなど現代版ええじゃないかみたいな感じでした! そのため赤羽の住人は驚く程、全裸に禁忌感がない住民なんですよね。




