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ロリと乳首コリコリ



嫁さんの呪いを解くために、異世界に再びやって来たマサルさん。


 ウーさんお手製の地図を片手に、街道を探そうとウロウロしていましたが、今は何故か空の旅を楽しんでおります。


 「空の旅も良い物だね…………」



 地図を頼りに、森林を抜けてた所で大型鳥類に捕獲され。



 マサルさん、お空を飛んでます…………



 タバコに火を付け一息吸い、気分を落ち着けながら現状分析。


 このまま巣に連れて帰られ、マサルさんったら、ひな鳥の餌にでもされるのだろうか?


 捕食されるのは勘弁なので、もし巣にでも連れ込まれたら。


 ひな鳥のマネでもしてやり過ごして、残りの人生を鳥として過ごすのか? マサルさんがそんな事を考えていると。


 眼下に広がる草原地帯を見ると、人が獣に襲われているのが見えた。


 フード姿で良く顔や姿が見えんが、マサルさんの本能と嗅覚が、ロリだと訴えてくる。


 ロリの守護神マサルさんが、助けず誰が助けるのだ…………




「待っていたまえロリっ子よーー!!」



 マサルさんは、ホルスターからガバメントを引き抜き、銃口を真上に向けて大型鳥類の腹部に弾倉が空になるまで引き金を引いた。


 大型鳥類は、8発もの大型拳銃の弾に腹部を貫かれ、けたたましい鳴き声を上げついには。


 マサルさんを、捕獲していた大型鳥類の爪が緩み外れた。


 マサルさんは空中に放り出さたまま、自由落下を続けながらマガジンを交換して。


 地面に直撃する前にマサルさんは空間転移をして、ロリっ子を庇うように、ロリっ子と獣の間に立ちはだかる。



「またせたなロリっ子よ!」



「たっ助けてわふ!」



 ロリっ子は、突然現れたマサルさんに動揺しながらも、助けを求めてきた。

 

 目の前にいる獣は、狼だろうか? 動物園で見るサイズ倍はありそうな体格をしている。


 そんな獣は、マサルさんをターゲットに変えて、牙を()き襲いかかってきた!


 今マサルさんが、空間転移でこの獣の攻撃をかわせば、後ろにいるロリっ子の身が危ない。


 マサルさんは恐怖を飲み込み、襲い来る獣と正面から対峙している、一撃でも嚙まれれば、マサルさんの体は牙で引き裂かれるだろう。


 獣は飛び上がり、マサルさんの喉笛に狙いすまして食いちぎろうとした時に。


 マサルさんは、拳銃を持つ腕を獣の口に突っ込み。



「脳みそ吹っ飛べやーー!!」



 恐怖を振り払うように、雄叫(おたけび)を上げながら引き金を引いたマサルさん。


 弾丸は、獣の後頭部を抜け脳みそが噴き出した。


野生の獣のスピードと反射神経は人間を軽く凌駕している。


 そんな相手には、これしか方法が無かったとはいえ、こんな無茶はこれっきりにしたいところである。



「脳みそバーンだな」



「脳みそバーンだわふ」



 マサルさんの言葉に続き、言葉を発したロリっ子の姿を見ると、犬が立っていた…………


 マサルさん目が疲れてるのかな? 内ポケットの目薬を出し点眼してイッツクールタイム。


 老眼にはまだ早いと、もう一度ロリっ子の姿を見るマサルさん。


 眼球疲労のせいではなく、犬が見える…………



「犬が喋っちゃってるわ…………」



「犬じゃなくて犬族! 獣人わふ」



 むむむっマサルさんのロリっ子レーダーは確かに反応はしているが、獣人だと?


 ファンタジーでお馴染みのアレなんだろうけど犬にしか見えない…………



「お嬢さんでいいのかな? 年齢は何歳だい?」



「11歳わふ」



「マサルさんの~ 脳内会議~ 始めまぁす!」



 マサルさんは、脳が処理しきれない事態に遭遇すると、脳内のマサルさん四人が、脳内会議を始めてしまうのだ!


 マサルさんA、マサルさんのロリレーダーに、間違いは無かったが犬だろあれ。


 マサルさんB、見た目が犬だからって、ノンと拒否るのは差別ではなかろうか?


 マサルさんC、11歳JSファイブ! 11歳JSファイブ!


 マサルさんD、毛深くて、わかりづらいが11歳の脂肪の付き方をしている。



「只今、審議中です」



「わふ?」



「結果発表します、3対1で犬っ子もありになりました!」



 マサルさんは属性に幅がでた、、もうただのロリでは無く、犬っ子もOKなロリに生まれ変わったのだ!


 マサルさんが、犬っ子を慈しむ目で眺めていると、犬っ子がフードを外し。



「まだ、お礼を言ってなかったわふ! ハンターウルフから救ってもらい獣人のフェンリルは、人族に感謝するわふ」



「お礼はいいのだよ、助けるのはロリの道、人の道として当然ゆえに」



マサルさんが、礼は不要と犬っ子に伝えていたら、犬っ子はふらついて倒れこんでしまった。



「!? どうした犬っ子よ?」



「わふ~」



 突然、犬っ子が倒れてしまったどうしたらいい? 見た所外傷はないようだが?


 犬はお互いの、お尻のにおいを嗅ぎ健康チェックするとかなんとか…………



 ゴクリッ…………



「でっ では、失礼して…………」



 マサルさんが、倒れている犬っ子の、お尻に顔を近づけるとスカートの中のパンツが見えてた。


 スカートの中は毛むくじゃらだが、パンツはいい物だ!


 だがマサルさんは、あくまでも健康チェック的な事で、クンクンするのであって。


 決して、エロスとかそうゆうんじゃなく、マウストゥマウスみたいな物であり…………



「お腹が減って動けないわふ~」



「なっ 何と空腹で倒れたのか? よ~し待ってろ犬っ子、今マサルさんが栄養たっぷりの父乳をあげるからな!」



 娘を持つ父となり、父性あふれるマサルさんは、今なら父乳がでそうな気がする!


 マサルさんは、シャツのボタンを外して、乳首をコリコリしだした。



「今乳首をコリコリしてるからな~ クソ! スッゴイ乳首をコリコリしてるのに、出そうもないな!」



「それは、いらないわふ~」



「犬っ子もいらないのか…………」



 またもや父乳を拒否された、マサルさんは無言でバックパックを開け、水とカ〇リーメイトを出した…………



「どうぞ召し上がれ…………」



「クンクン………… パクッ」



「こんな物でゴメンな犬っ子」



「おいしいわふ~!」



フェンリルの話を聞くと、

2日ぶりの食事らしいフェンリルの住む貧しい村は。


 ジャスミンのいた採掘場から毎月、脅され無理矢理に鉄鉱石を買わされていたそうだ。


 鉄鉱石を買いとっても、村に金属加工の注文が来ずに、村が困窮をしていて食べる物にも苦労しているらしい。


 そんな中あまりの空腹に、周囲の警告を無視して狩りに来たフェンリルは。


 ハンター ウルフと、出会ってしまいマサルに助けられたわけだ。



「最近この森に、はぐれのハンターウルフがこの辺りに住み着いて、森で狩りができなかったけどもう安心わふ!」



「そりゃ良かったな犬っ子」



「このおいしい食べ物を、ジイちゃんにも食べさせてあげたいわふ…………」



 おいおい、ロリっ子がそんな顔をしちゃイカンよ、爺さんに食べさせたいか泣けるじゃないか!



「犬っ子村のには、人が何人ぐらいいるんだ?」



「出稼ぎに行ってる人を抜けば60人ぐらいわふ」



「ん~ みんなに食わせてやりたいが、微妙に多いな~ 全員には無理だぞ」



「大丈夫わふ! このハンターウルフの肉を食べればいいわふ!」



 このハンターウルフの肉なら、村人一人頭、一キロ以上は食べれそうだな。



「わかったよ、犬っ子の村まで案内してくれるか?」



「人族、感謝するわふ!」



「人族じゃなくてマサルさんだ、よろしくな」



 ハンターウルフは、二人で運ぶのは少々重いので、村に行き人手を借りて運ぶ事になった。


 村はここから30分も歩けば着くらしい、マサルさんの持つ地図で位置確認をしていたら。



 ドガン!



 と大きな音と砂煙を上げながら、マサルさんを捕獲した大型鳥類が空から落ちて来て、地面に激突した!



「わふ!? ワイバーンが空から降って来たわふ!」



「犬っ子! 動くなよマサルさんが今確認する!」



 マサルさんが、恐る恐る大型鳥類改めワイバーンに近づき確認すると、ピクリとも動いてない…………



「高学歴ブロー!」



 マサルさんは、ワイバーンの脇腹に高学歴ブロー! をお見舞いしたが反応がない、ワイバーンは力尽き息絶えていた。


 マサルさんを放した後も、マサルさんを狙い上空を旋回していたが、血を流しすぎて落下したのだろう。



「ワイバーンの鱗に穴が開いてるわふ! マサルが()ったわふ?」



「そうだが、こいつまだマサルさんを狙っていたんだな」



「マサル凄いわふ! ワイバーンを行商人に売れば大儲けわふ!」



「こいつって、そんなに高く売れるのか!」



 フェンリルに、売値を聞くと金貨200枚ぐらいとのことだ、この世界の貨幣価値はわからないが。


 純度の高い金を使ってる金貨なら、日本でも売れそうだ! 何とか今後の活動に必要な資金も手に入りそうである。



「しかしデカイな! よく見ると顔や体付きは爬虫類に近いな」



「爬虫類が何かは知らないわふが ワイバーンは竜種わふ」



「ほほう~ 犬っ子は物知りだな~」



「あちしは物知りわふ」



 フェンリルは、マサルさんに褒められ尻尾をパタパタと、動かして喜んでいる。


 ワイバーンは、村人総出で運べば運べそうとの事だ、そろそろ日も暮れかけてきた。



「犬っ子! 日が暮れる前に村に急ぐぞ」



有給の関係上、今日まで休みだったので代官山の美容室に行ったのですが、美容師さんに全てお任せでカットをお願いした後、連休中の疲れが出たのでしょう、るりを寝ちゃいまして起きたら、髪型が黒電話みたいになってました、横も後ろもこんなに刈りあげてどうすんだよ! 美容師のドヤ顔を見ていたら生まれて初めてデスノートが欲しいと感じました! こんなんじゃ会社に行けないだろ! 刈り上げを触りながらセブンにから揚げ買いに行って来る。

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