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ロリとおちんちんワールド




やったね! マサルさんに新しい家族ができたよ!


 って感じで喜びも、ひとしおなマサルさんですが、今回は銭湯におります、サービス回でポロリやいやーんエチーな展開に、期待ができそうでございます。


 嫁と娘が銭湯の中に行ったので、マサルさんも銭湯の引き戸を開け、銭湯の回数券を番台に出す。



「おっ今週も来たかマサル?」



「今週は何湯だいオジサン?」



「今週はラベンダーの湯だぞ!」



 銭湯のオジサンは番台一筋40年のベテランさんで、良き下町のオヤジといった感じの人だが。


 マサルさんはグイグイと来る感じの人は実は少し苦手なのだ。



「今日はリサちゃんはどうしたんだ?」



 ほらきた、このオヤジは遠慮無しにグイグイプライベートを、聞いて来る。


 何て言うべきか考えていたら、反対側の女湯からアエルの声が聞こえた。



「パパーお湯がたくさんなのよ~!」



「良かったなアエル~! ちゃんとママに洗ってもらえよ~!」



 つい反射的に娘の声に、反応して大声で答えてしまったが、少々迂闊(うかつ)だったかもしれない。



「なーマサル、あの子達は誰だ?」



「え~と嫁と、娘なんだが…………」



「お前の事を信じていたんだがな、パトカー呼んだ方がいいかマサル?」



 思わず、本当の事を言ってしまったマサルさん、立場を逆に考えてみようマサルさんのような人間が、ロリっ子達を嫁と娘と言いはると…………


 うむマサルさんでも、パトカーが必要かって考えてしまう。


 困った時には他力本願だが、本人の口から言わせるのが最善だろうと思い、反対の女湯に聞こえるように声を張り上げ。



「リサ~! マサルさんったパトカー呼ばれそうだから、説明プリーズ」



「ちょっと待っててすぐ行くから~」



 嫁の説明により、パトカーでドライブは回避できたのだが、話を聞いていて嫁は詐欺師の才能があるとマサルさん思ったわ。


 まず、娘のアエルはマサルさんの実の娘で、色々あったんだから詮索は野暮だとオジサンにピシャリと言っていた。


 続いてリサの事だが、リサの親戚のリサ子だと名乗っていた、名前が似ているからマサルさんが冗談で嫁発言をしたなどと。


 そんな適当な説明でも、最後に詮索は野暮よと言い問題解決。


 下町の人間は、そんな事は野暮だと言われれば引き下がる、不思議な生き物なのだが。


 その性質を利用してナイス状況判断だと言わざるをえない。


 入浴前に、少々トラブルがあったが、やっと安心して銭湯を堪能できそうだ。

 

 まずかけ湯をしてから、イスに座り体を洗い始めるマサルさん、ふと女湯の娘が気になり。



「お~いアエル~! ちゃんと体洗ってもらってるか~?」



「アエルはお姉さんだから、自分で洗えるなのよ~」



「よ~しアエルどっちが早く洗えるか競争だぞ~」



「負けないなのよ~」



 女湯にいる、娘とのやり取りを終えたマサルさんは、娘に負けまいと泌尿器をたわしで洗いだした。


 何故、敏感なオチンロンをたわしで洗うかって? 男たるものデリケートな部分だからって、甘やかしてはイケナイ。


 気合いを入れて洗わないと、腐ったエビのような、においがするからではない! これはあくまでもしつけの問題だ。


泌尿器も荒い終え、頭を洗うマサルさんですが、マサルさん、女湯にいる嫁に質問しなければいけない事がある。


 普段は敬語を決して使わないと決めているマサルさんだが、今回ばかりは非常に重大な問題であり、失礼があってはいけない。


 マサルさんは、祈るような心持で叫ぶ…………



「リサさん! デビルちゃんは、ツルツルですかーー ?」



「ボーボーですよ! マサルさんーー!」



「リサさん~! ウソはイカンと思います~!」



「いえ本当にジャングルです~!」



 oh... デビルちゃんのあそこが、ジャングルだなんて、マサルさんはもう何も信じられない。


 マサルさんは、ジャングルなデビルちゃんを、好きでいられるだろうか?


 ジャングルではなく、雑木林ぐらいならなんとか………… 無理だ、真剣に考えたけど無理そうだ。


 では、ジャングルを剃ってツルツルにするか? イヤ企画物のAVじゃないんだから無しだな…………


 絶望のあまり備え付けの鏡に、自分の頭をゴンゴン打ち付けていたマサルさんだが、壁の向こうの女湯から、天使の声が聞こえてきた…………



「あの~ 私、バビルとロデムの姉でデビルって言います、昨日妹達を助けてくれたオジサンですよね? ありがとうございました!」



 壁の向こうから、デビルちゃんの声が聞こえた、こんなロリのマサルさんにお礼を言うなんて、イカン、目頭が熱くなってきた。


 最近、涙もろくていけない、妹達のために人目を気にせず、大声でお礼を言うなんて年頃の少女なら恥ずかしいだろうに。


 スゴイ良い子ではないか、マサルさん心が洗われるようだよ。



 でも、ジャングルは無理だから………… 



 さらにデビルちゃんの声が壁越しから聞こえてきた。



「あの~オジサン聞こえてますか? ウソですから! ジャングルではなく、チョロリンと生えているだけですから~!」



「チョロリンだね! ちょろっと生えてるだけだよね? オジサン、チョロリンならギリギリ許せる人だからーー!!」



「良くわかりませんが、お役に立てましたか~?」



「お役に立ってビンビンだよーー! ありがとうデビルちゃん!」



まったく、ウチの嫁は極悪非道すぎるだろ、デビルちゃんがジャングルだなんて、ウソ言いやがって!


 ああそうだ、せっかくだからバビルちゃんにも一言、言わねばならないな。



「バビルちゃん~! 聞いてるかな? 体操着のオジサンだけど、盗んだんじゃないからね! 後で必ず返しにいくからね!」



「………… いいです、いりません! 私に関わらないでください」



「いやいや! ちゃんと返すから、それにオジサンはJSフォーには靴の裏と同じ位興味ないから安心して!」



「いりません!」



 困った子だね、まあいい体操着を取り返したら、デビルちゃんにでも渡しておくとしよう。


 ジャングル疑惑も解けて、気分良く湯船に浸かろうとしていたら、マサルさんのアナールに軽い衝撃がきた。


 振り向くと、近所の悪ガキ達の一人がマサルさんのアナールに、44カンチョーをしていた。



「チッチッチ、僕ちゃんのカワイイお手てじゃ、マサルさんのアナールは貫通できんよ」



「ちぇっ本当に、エビのオジサンはスキがないや」




「当たり前だ! カンチョー二段のマサルさんには通用しないぞ、それにちゃんと泌尿器を洗ったから、エビのオジサンではない!」



「なあ、エビのオジサン今日も、カンチョー教えてくれよ!」



 時々だが、銭湯にいる時マサルさんは近所の子供に、教えを()われカンチョーを教えている。


 日本の未来を担う少年達に、地域伝統を伝えていくのも、地域に住むの大人の務めと言えよう。



「オフッ、カワイイお手てでオチンロンを握ってはイカンよ放しなさい、おらっ僕ちゃん達、そこに並べ! マサルさんが素振りから教えてやる!」




 指導員の資格持っているマサルさんの、掛け声に合わせ少年達がカンチョーの素振りをしている。


 おや、いつも元気っ子な馬次郎(うまじろう)君が素振りに参加していない、どうしたものかと思い馬次郎に歩み寄るマサルさん。



「どうした馬次郎、両親にそんな名前を付けられて、イジメにでもあったか?」



「違うよエビのオジサン、夜中にトイレに行こうとして見たんだけど、お父さんとお母さんが裸で、お父さんがお母さんに【このビッチめビッチめ】ってお尻をぶっていたんだ仲が悪いのかな?」



「ははっそんな事か馬次郎、心配ないぞ君のご両親は仲良しだ、それは夜のプロレスごっこって言うんだぞ」



「エビのオジサン本当なの? 仲良しなの?」



 ふむ、この不安げな顔をしている少年の悩みを、マサルさんが解決してあげようではないか。



「おーい僕ちゃん達、素振りを辞めて湯船に集合しろ~!」



 少年達が湯船に集まり、何事かとマサルさんの言葉を待っている。



「僕ちゃん達の中で、ご両親達がしている夜のプロレスごっこを知ってる子は、手をあげるんだ」



 マサルさんの質問に、何人かの少年が次々と手をあげて、マサルさんの質問に答えだした。



「オレ知ってるぜ! 母ちゃんがセーラ服着て、父ちゃんが先生する奴だろ!」



「僕も知ってる! パパを天井からひもで吊るす奴だよ!」



「おいらも知ってるよ! お父さんが勃たたないから、お母さんに紙袋をかぶせてプロレスするんだ!」



 少年達の様々な、異種格闘技の話が出て、どこの家でもあるのかと馬次郎も少し安心したようだ。



「どうだ馬次郎! 気分は晴れたか?」



「うんありがとうエビのオジサン!」



 馬次郎も明るい笑顔になり少年達の輪に入り、きゃっきゃしている、うむ子供は笑顔が一番だと思うマサルさん。



「お~い僕ちゃん達は、ご両親のプロレスと遭遇し時、どうしたらいいかわかってるよな?」



 1 僕も混ぜて~と特攻(ぶっこみ)する!


 2 その体位で僕が生まれたんですかと、メガネをクイ上げする!


 3 父親のスマホでRECして、実録、両親の夜の性生活とタイトルを付けて、ご近所に見せて回る!



「さ~わかるかな? 僕ちゃん達!」



 マサルさんの質問に、少年達は一斉に声をそろえて。



「3!」



「エクセレントだボーイ達、湯上りにマサルさんが、フルーツ牛乳を奢ってやる!」



 少年達が歓喜して、フルーツ牛乳コールをしている中、一人の少年がマサルさんに声をかけた。



「エビのオジサン! いつもの武勇伝を聞かせてよ!」



「おう! マサルさん程の男になれば、武勇伝なんて星の数ほどあるからな、今日はマサルさんが海賊をしていた話をしてやろう!」



 少年達は、マサルさんのスケールワイドな武勇伝説を興奮して、聞き入ってる。



「そこで敵に捕まった、鼻が長いウソつきを助けて、海賊船から大砲を………… おい、お前らのぼせてるだろ、続きはまた今度だ!」



「え~ いいじゃん続きが知りたいよ~」



「また今度な、風呂から上がるぞ!」



 マサルさんは、少年達を連れて湯船から上がり。


 少年達と排水口を中心にして円陣を組む、そのまま全員でしゃがみ込みこんで、マサルさんの号令にみんなで声を合わせ。



「せーのっ!」



「赤羽名物! 座りしょんべん!」



 実はこの銭湯では、湯船の中で放尿はアウトだが、排水口に放尿はセーフなローカルルールがあるのだ。



 少年達の若い尿と、オッサンのマサルさんの尿が混ざり合い、奇跡のハーモニーを奏でながら、尿の雫が排水口に流れゆく…………



「よし僕ちゃん達、脱衣場までダッシュだ、フルーツ牛乳で乾杯するぞ~!」



 イッツ・おちんちんワールド…………





飲み屋で聞いた笑い話ですが赤羽には、昭和初期から立小便禁止の張り紙や看板がよくあったそうです、反骨精神の強い酔いどれ親父達が、座り小便ならいいのかと言い出し始めたそうですが、今では立小便禁止、防犯カメラ録画中の張り紙があっても、座りションベンをしながらカメラにニッコリダブルピースらしいです、現在の酔っ払いも考える事が変わってないのに驚きました。

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