ロリと家族
幼子を抱き、自宅マンションへとご帰宅なマサルさんですが。
嫁に何て説明すればいいかと、悩みの多いマサルさんでございます。
「ただいま~」
「マッ マサルちゃん! とうとうやってしまったの? 早く返してきなさい!」
「リサさん、まずはマサルさんの説明を聞きたまえ」
「リサパンチ! リサキック! 高学歴ブロー! リサバスター!」
「オウフッ!」
嫁は、マサルさんの行動パターンを、普段の生活の中で見ているため。
距離、角度、タイミングをキレイにトレースして、マサルさんの技を再現している。
しかも今回は、嫁のオリジナルの技リサバスターを混ぜ、見事なリサ4連コンボである。
嫁がロリっ子になり、細胞が活性化したのか、技まで進化していやがる。
嫁にボコにされたマサルさんは、嫁が落ち着くのを待って事情を説明した。
「そんなわけで、マサルさんロリなのに父性が芽生えて、ビンビンなんだ」
「ロリなのにね~」
「そう、ロリなのにだ! リサも一度その子を抱いてみろ、気持ちがわかるから」
嫁は、少女を抱きあげフラフラしている、まるでお姉さんが妹を抱いているようで微笑ましい。
「マサルちゃん…………」
「何だ?」
「私も母性が、芽生えちゃったよ! 何だろこの気持ち」
「だろ~! ビンビン来んだろ! その子記憶も無いんだし、ウチの子に決定な!」
嫁は、先程まで姉と妹のような感じだっだが、今は11歳の姿なのにちゃんと母の顔をしている。
不思議な気持ちだ、嫁が母の顔をしているのだ、これからあの子も入れて三人家族になれると思ったマサルさん。
「おーい、そろそろ目を開けてもいいぞ~ 起きているんだろ?」
「起きているのがバレてて、ビックリなのよ」
マサルさんが、嫁にボコにされてた時に、時々だが体がビクッとなっていたので、バレバレである。
自分の置かれた立場を、冷静に観察していたのだろう、歳のわりにしっかりとしてそうだ。
「で、どうするよウチの子になってくれるか?」
「いいの? アタシのパパになってくれるの…………」
「ああ、いいとも! これからよろしくな」
この少女の笑い顔は、見た事がなかったが、スゴイ良い顔で笑うんだぜ。
嫁が何やら、少女を抱き上げたまま、そわそわしてる。
「えっと、ママって呼んでね」
「?? おねえちゃん?」
「お姉ちゃんじゃなくて、ママだよ」
「パパはロリなの?」
子供って奴は、時々確信を付く言葉を言うよな、そうさパパは。
「ロリだ!」
「そっか、パパはロリなのよね」
「ええそうよパパはロリなのよ、それよりも! お名前が無いと不便ね」
今、嫁が良い事言ったぞ、そう! 名前が無いと困っちゃうわ。
名前ね~ 普通は生まれて来てくれてありがとうだけど、この子は出会ってくれてありがとうなんだよな。
であい、あえる、アエル!
「リサ、名前はマサルさんが、その子に贈り物として、付けてあげたいけどいいか?」
「パパさん、素敵な名前を付けてあげてね!」
「よっしゃ! 今日からお前はアエルだ!」
「アエル………… 素敵なお名前なのよ、嬉しい」
「アエルちゃん! いいお名前を付けてもらってよかったわね」
名前が決まり、アエルも喜んでいる見た目の年齢は5~6歳なので。
アエル本人に聞いてみたら、6歳の方がお姉さんらしいので、六歳に決定した、
「マサルちゃん達、汚れているから銭湯に行こうか」
「おっいいね~ 今日は火曜日で銭湯デーだしな」
「ママ、アエルは銭湯を知らないのよ?」
「ふふふっ 行けばわかるわよアエルちゃん」
そんな感じで、マサル家の伝統行事である銭湯に行く事となった、マサル家では週に一度銭湯に行くのだ。
火曜日は、湯船にバラの花びらやハーブが、浮いているサービスがあり。
非常に気分が良い物なので毎週行くようになり、我が家の習慣になったわけで。
「ほ~らアエル! もうすぐ着くぞ~」
「アエル楽しみなのよ」
「あら? あそこに見えるのはブーちゃんかしら?」
「んっ? ブーちゃんだ釘バットなんか持って何してんだ?」
銭湯への通り道で、ブーちゃんの姿を見えるが、ぶっ飛んだ目をしながら釘バットで素振りをしている、世紀末でも来るのか?
「おう! ブーちゃん元気か~?」
「ゲヒヒヒ! おかげ様で生きているでござる、マサル殿が銭湯に来ると思って待ってたでござるよ!」
「何か用か、飲みは今日は無理だぞ?」
「ギヒー! お忘れでござるか? 先日マサル殿達が見捨てたから、拙者はあの化け物共にレペされたでござる、レペですぞ! 今日はマサル殿に死んでもらうでござる」
何と!ブーちゃんの身に、そんな悲劇が訪れていたなんて、ブーちゃんの言うレペとはレイプの事である。
マサルさんが、中学時代にロリっ子RAPEとかそんな感じな、題名の二次本を河原で拾ったので。
ブーちゃんに、差し上げた事があるブーちゃんは内容を読み、RAPEをレペと読み、あんな酷い事はあってはならぬと。
レペを嫌っていたのは知っている、確かに良くない最悪の行為だ!
そして、ブーちゃんには残酷だが彼に伝える事がある。
「ブーちゃんRapeはレペではなく、レイプと読むんだ…………」
「ウソでござる………… 拙者は15年以上レペと」
「もういいんだ、ブーちゃん…………忘れようぜ」
ロリのブーちゃんには、悲劇だったかもしれないが、世の中には、あの手の女性が好きな人もいるわけで。
そんな人には4Pなんてご褒美であろうし、配管工のあの人でも2プレイだ。
「拙者が今朝ホテルのベットで起きたら、あの三人組が婚姻届けを持ってきて名前を書かされ、提出されたでござる」
「え~と重婚おめでとうでいいのか? よく受理してもらえたな、まあアレだ結婚もそう悪い物でもないぞ?」
「ギヒー! きっ機関車が、機関車が来るでござ~るよ、発射オーライでござ~る」
「心が耐え切れず壊れたか…………」
ブーちゃんは、口から泡を吹きながらマサルさんに襲いかかって来たので、マサルさんはブーちゃんの幸せを祈りつつ。
「マサルパンチ! マサルキック! 高学歴ブロー! マッサルバスター!」
「ゲヒー!」
マサルさん四連コンボ! 嫁にも出来るのだから、マサルさんもできるはずと対抗意識でやったが。
まあまあのできだな…………
「マサルちゃん、マッサルバスター!のバスターの発音が違うよ、ちゃんと語尾をあげないと、キン肉〇さんに失礼でしょ!」
「oh...ミステイク、確かに発音が違うとか失礼だよな」
「あれ? マサルちゃんの詰めが甘いから、ブーちゃんまだ活動停止してないよ」
嫁は、建築中の建物の方に行き、コンクリートブロックを一つ持って帰ってきた、何をするつもりだ?
そして、倒れてるブーちゃんの上に馬乗りになり、何度も顔面を強打している、やはり嫁もこの街で育った女だって事だ。
「おーいリサ、今回はブーちゃんがあまりにも不憫だから、辞めとけ~」
「だって、マサルちゃんを殺そうとしたんだよ?」
この女は、止めを刺さずには、いられないのだろうか? 意外とマサルさんと嫁は行動が似ている部分があると思う。
娘のアエルも、どこかから炭酸飲料の空き瓶を拾ってきて、嫁と一緒になりブーちゃんの顔面を殴打している。
「アエルもやめなさい~ 止めは悪人だけに刺す物だから~」
「ええ~ この人はパパを殺そうとしたのよ?」
「いいの頭が、かわいそうなだけでパパのお友達だから」
親の背を見て子は育つ、この短時間で娘も、この街の色に染まってきたように思える、少々不安に感じるので、やはりちゃんとした道徳観や倫理教育は必要だろう。
その辺りの教育は嫁には、無理だろうからこのマサルさんが、しっかりとしなければと考えながら、二人を引きずり銭湯に到着。
銭湯の入口の辺りには、マサルさんの見知った顔がある。
バビルちゃんとロデムちゃんである、銭湯に入りに来たのだろう。
さらに、今までは興味の対象外だったため、気にもしていなかった少女がもう一人、バビルちゃん、ロデムちゃんの姉である。
JSファイブ2組の高橋 出毘琉ちゃん…………
なぜマサルさんは、こんな美しい少女の事に興味が無かったのだろう、少し成長が早すぎる感じはあるが。
すらりと伸びた手足、夕日にきらめく笑顔、JSファイブ特有の脂肪の付きかた、凄くイイ…………
「デビルちゃん…………」
「何マサルちゃん、今度はあの子がお気にりなの? 身長も体格もアタシよりありそうね、何年生?」
「JSファイブ…………」
嫁がやや不機嫌そうに、私もアンタが好きなJSファイブなんだけど、と言わんばかりに聞いて来た。
そりゃ、嫁は至高の存在と言えよう、だがJSファイブは皆、素晴らしい存在なのだ。
「あれだけ体格がいいと、もうボーボーに生えてるわね」
「ウソだ! ウソに決まってる、リサ! ウソはイカンよ!」
「だって私が、チョロリンと生えているんだから、あの子は密林ジャングルね」
マサルさんは、嫁の肩を掴み嫁の発言を否定するように、叫んでいた。
嫁は、マサルさんのロリ趣味をあまり心良く思っていないので、時々マサルさんがロリに興味を無くすような、発言をする。
JSファイブで、チョロリンと生えていたり、密林でサファリパークなんて事は絶対にありえない。
ツルツルに決まっている。
嫁は、デビルちゃんが銭湯に入って行く姿を見て、女性特有のイヤラシイ笑みをしてマサルさんに告げた。
「マサルちゃん確認して来るよ」
嫁はマサルさんに、そう告げて娘を連れ銭湯に入って行った。
アマゾンで当日宅配なんてウソだ…………
ウソだって言ってよバーニー
次回は銭湯回でサービスシーン大目です! ポロリもあります