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神出鬼没の異端術師  作者: 狼兎
エイドラ大陸編
12/16

~解説と設定~

 このたびは「神出鬼没の異端術師」を読んでいただきありがとうございます。

10話という区切りがついたので現在明らかになっている魔法についてを説明しようかと思います。


まずは魔法の種類について。


 六属性の精霊を呼び出して解放する精霊魔法

この六属性というのは火・水・風・土・闇そして光。

精霊魔法は文字通り精霊の力を借りて発動することができる。

まだまだ人類はこの魔法を解明しきっていない為に、影を召喚魔法と間違えてしまう事も多い。

また、影のように精霊魔法を使って召喚もどきを行える事は確かなようだが、未だに成功した者はエイドラ大陸において数名いるかいないかで、影を操れた死体も生きていたころは相当な魔術師だった事がうかがえる。ちなみに現在登場している人物で、精霊魔法適合者をあげると、

リズはもちろんそれ以外には二体目の死体も精霊魔法の適合者で、世界中の魔術師の中で一番多い系統が

精霊魔法である。

 【詠唱例】「 天の雫は槍の如く、降り注げ! 水槍雨レインフォール! 」


 武具やアイテムに効果を埋め込んだり強化を施す強化魔法

これは主に武器や防具に効力を埋め込む、付与するという魔法。

付与内容も多様で、例えば耐久強化、これは付与したアイテムの耐久力を上げるものだ。

他にも筋力強化、装備につければ筋力強化によって力を倍増させることができる。

その他の用途でいうとマジックアイテムを作成するためにはこの魔法は必須で、魔法のランタンはランタンに光属性+強化魔法をかけて造る事ができる。

 そして現在の登場人物だとエドだと思われる、二番目に適合者が多い系統が強化魔法である。

 【詠唱例】(エドの解放の場合)「 つるぎに宿りしその劫火ごうか今こそ力を解き放て! 強化解放リベレーション! 」


 壊れた物を修復したり怪我を回復できる回復魔法

壊れてしまったアイテム(使用済みアイテムとは違う)や、怪我を負ってしまった時などに使われる魔法。

この魔法の適合者が冒険者になることはほぼ無く、大抵の適合者は病院や町医者などを営んでいる事が大半である。魔物が生息するこの世界では怪我そのものを魔力で直す事が出来る唯一の助けである。

魔法医療が定着してしまったこの世界は怪我や大抵の病は魔法でなんとか直るのが常識となっているが、

不治の病と呼ばれるものも有る。石化などの状態異常も回復する事ができる。

この魔法の対象は生きている生物と壊れた物(部品が残っている程度)であるからして、死んだ人や粉々になった物は直せない。今のところ登場人物には回復魔法の適合者は現れていない。

世界的に見ても少なく4番目が回復魔法である。

(作者的にはさっさと登場させたい影薄魔法のひとつなので説明多めです)

 【詠唱例】「 神の恵みよ、我らの傷を戻したまえ! 修復リペア! 」


 使い魔や魔物とかを召喚して使役する召喚魔法

神話などに登場する怪物やいろいろな用途に使える獣等を召喚できる魔法

召喚された獣だと鷲獅子グリフォン毒大蛇バシリスク、そしてケルト初登場の時に肩に乗っていた視去鳩カコバトというところだ。

召喚魔法にも分類があり、獣等を具現化させたりして攻撃するものと、召喚主に敵意や殺意が向けられたときに自動発動の守護系のものとがある。ちなみに世界3番目に多い魔法。

 今の登場人物だとケルト、それに商人のアンドリューも召喚魔法の適合者だ。

 【詠唱例】 「 空の支配者よ、我らにその力を貸したまえ! 鷲獅子グリフォン召喚! 」

召喚魔法に関してはなんとなく詠唱をパターン化しているので大体似た感じになるかと。


 そして、特定の人物しか使えない異端魔法

これは魔術ギルドの研究でも上記の4つに分類できない魔法を指す言葉である。

そのために誤って認定された異端なのか本物の異端なのかは謎である。

噂によるといろいろな異端魔法が存在するらしい。

が、それは単なる噂であり、魔法の知識はエルフや精霊達が溜め込んでいるので、

彼等から話を聞かない限りは魔法の詳細を人類が解き明かすまでに何千年とかかることは間違いない。


 最後に禁忌魔法について説明しよう。

魔法というのはどんな些細な魔法でも注ぎ込む魔力量によって威力・効力は変わってくる。

そのために上級魔法や初級魔法といった魔法のレベル分けは無い。

発動時に最低必要量はあるからして発動できない魔法もある、そういう意味では階級分けされていたりする。だがその中で、注ぎ込む最低魔力量の量が尋常ではなく、発動さえ出来てしまえば殺戮魔法と化してしまう、そういう魔法を禁忌魔法と呼ぶのだ。発動するには尋常ではない量の魔力を必要とし、なおかつ詠唱必須なために、発動できるものは限られる。

だが、どこの誰が発動できるかもわからないために魔術ギルドは禁忌魔法の存在自体を隠蔽している。

異端を除いた四つの魔法の最上級魔法を超えた先にあり、精霊・強化・回復・召喚のいずれにも存在する。


 魔法の研究はアルヴ大陸が一番進んでおり、その情報を知るためには一度アルヴ大陸へ渡る必要がある。

仮に渡ったとしても望む情報が手に入るかどうかは謎なのだが....。


 次に登場人物について。


 【主人公達】

 ◆ エドウィン・バルド 27歳 男 

   呼称 : エド

   適合魔法 : 強化魔法とその他魔法とのハイブリッド(?)

   性格 : マイペース

   捕われていたリズを助け出し、一緒に旅を始める。

   魔法剣士といわれる部類だが、剣術は素人レベルという欠点がある。

   旅好きの癖に方向音痴。


 ◆ リズリット・チェルハ 14歳 女

   呼称 : リズ

   適合魔法 : 精霊魔法

   性格 : 少し暴力的

   昔盗賊に捕われるが、エドに助け出されて旅に同行する。

   強力で大量の魔力の持ち主で、魔法コントロールも一流魔術師レベル。

   捕われていた頃のトラウマが残っている。


 ◆ ケルト・ルゾッテ 22歳 男

   呼称 : ケルト

   適合魔法 : 召喚魔法

   性格 : 真面目

   元盗賊団の一員であり、召喚も相当な熟練者。

   結構な情報通で、世界情勢や魔法についての知識は学者の様だ。

   盗賊という事もあり、意外と裏の面がありそうな予感。


 【盗賊団】

 ◆ ロイド・クライス・アルラード 29歳 男

    適合魔法 : ???

    性格 : 狂人

    盗賊団の頭領にして【旧アルラード帝国】の第三王子。

    第三王子という位に対して不満を持ち、悪事を働いた為に帝国から追放。

   そして6年前。リズを使って、再度権力を取り戻そうとするもエドに邪魔をされ

   失敗に終わる。

   現在は復讐してエドを殺し、リズを手に入れようとしている。


 ◆ 盗賊の男 憑依出来る魔法を使いエド達に襲い掛かった。

        ロルドに首を落とされ死亡。


 ◇ 死体A 闇属性の影魔法を編み出した実力者の死体。


 ◇ 死体B 精霊魔法と強化装備を使って襲い掛かってきた死体。


 【その他】

 ◆ アンドリュー・フィード 43歳 男

   適合魔法 : 召喚魔法

   性格 : 大雑把

   自称大商人であり、アルヴ大陸などの他の大陸を渡り歩いて商売をしている。

   見た感じはゴロツキだが、とても優しく商売上手な男だ。

   ちなみに魔法の腕はエルフ仕込みで、かなり上級の魔術師だということは

   意外と知られていない。


とまぁ今のところはこんなものでしょうか?

もう少し詳細がほしい!等の要望があれば感想にでも書いてお願いします!




どうも、やっと解説回を書くことが出来ました狼兎です。

今話を書いて登場人物すくなっ!と自分もびっくりしました....人が増えると覚えるのが難しいとかメモ帳を忘れてました。

とりあえず次編から登場人物を増やしていこうかと思いますので帝国編は我慢してください!!

それと指摘をいただきまして、日時指定をして投稿したら?といわれたので指定しておきます。

次回は9日の20時頃に投稿しようかと思います。

意見や指摘等ありましたら感想にてお願いします。

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