やさしくして!
「痛ったた・・足擦りむいたな・・もう・・杖だけじゃキツイや・・」
こんにちは・・僕は白狐の聖獣・・名前はないよ・・因みに♂だ・・人間が持つあるもの粉みたいなやつを聖獣の性別を変えることもできる・・♂のみ・・聖獣の♀はできない
「はあ・・はあ・・」
僕の姿は尻尾は九本あるが・・僕の種族は尻尾が最初から九本もある。僕の毛は他の♀と違ってさらさらしていて白い毛で包まれていてモフモフとしている・・大きさはバスケットボールとほぼ同じくらいくらいの大きさだ・・尻尾は邪魔にならないために尻尾はちょっと折り尻尾になっている
「ダメだ・・はあ・・はあ・・あ・・あそこに水が・・飲もうと・・」
僕の身体中は血まみれである・・簡単に言えば重症である・・肩には弓が刺さっている
ー side ??? ー
「はあ・・ダメ・・今日も聖獣と契約できなかった・・」
「まあ・・いつか契約できるよ」
「そうだったら・・いいんだけど・・」
「大丈夫だって私も聖獣だけど・・私の主の友達はみんないい人なんだよね特にユキちゃんはね・・いつか契約できるよ」
「うん・・ありがとう二人とも」
私の名前は"粉雪 ユキ"・・みんなからユキといわれている
「ああ~ミラはいいな・・聖獣と契約できて」
"ミラ マンネリ"・・私の一番の親友だ
「えへん!」
ミラと契約をしている黒猫の"アーチ"・・♀である大きさはラグビーボールを立てた大きさである
「私はここで」
「うん、また明日」
私はミラ達と手を降りながら家に帰る
「ただいま・・そうだった・・お母さんとお父さんは温泉旅行か・・外にある水でて洗おうと・・」
家のなかにもあるのだが・・外にある山から来る水の方が冷たいからね・・夏だからね
ー side 白狐 ー
「あと・・少しで・・ぐっ・・」
僕は身体からくる痛みと苦しみに耐えず倒れるが・・まだ意識はある・・
「はあ・・はあ・・(助けて・・苦しい・・苦しい・・なんで僕がこうならなきゃ・・いけないんだ・・!)」
(誰か・・助けて・・無理か・・僕はどうせ死ぬんだし・・)
「はあ・・聖獣いないか・・な・・・」
(人・・?)
「いた・・じゃなくて・・あんた大丈夫!!?」
「大丈夫・・まだ立てくっ!!」
「重症じゃない!!」
(マズイね・・しゃべれなくなちゃた・・)
「今、聖獣病院に連れていくから死なないでね」
「!」
僕は人に抱かれどこかに運ばれる・・耳まで聞こえなくなってしまった・・