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第零部 プロローグ
受験勉強の合間に思い付いた厨二な小説です。
作者には文才のぶの字もないので多分めちゃくちゃになると思います。
それでもいいよという心の広いかたはどうぞ
第零部
プロローグ
ここはどこかの地下室だろうか、薄暗い部屋にある泉のような物の前に女性が一人。その表情は青ざめている。
「このままだとまずいわ」
「放って置いたらこの世界が滅びてしまう」
「やはりあれを使うしかないのね」
「……だけどあれは…あれだけは…」
「お姉ちゃん……」
後ろから十歳にも満たないような少女が泣き顔で近付いて来た。どうやら悪い夢でも見たようだ。
「大丈夫。お姉ちゃんがついてるからね」
その少女を抱き寄せた女性の瞳に宿すは決意の眼差し。
自分の命を懸けても守ると誓った者が宿す守護者の眼差し。
その女性が唄う子守唄はその部屋に優しく響く。
まるで部屋全体がゆりかごのように………
後二話連続投稿
多分最初で最後。