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『午後の風に吹かれて』

掲載日:2025/10/29

人類とはなんだろう…と、ふと振り返った時に書いた詩です。


天は ひとに なにを ゆるしたのでしょうか

白い雲は 空の奥で 眠り

花は 花のままに 咲きながら──

樹は 地を見守るように 風の声を そっと──


海は ただ 海として 

青い夢のように ひかりを抱き

その午後 静けさは 穏やかな風のように 


けれど ひとは──

なにものとしても 生まれず

なにものにも なりうる そのあいまに

天は なにを ひとに 願ったのでしょうか


定めのない わたしたちは

白い部屋の 窓辺に立ち

ただ 風の手紙を ひとり 読む午後──


与えられしものが もし 苦しみだけなら

それも 夢のかけらとして

抱きしめるべきものなのでしょうか


天は 定めを かくして

わたしたちを この地に 送りだしたのでしょうか


この うつろいゆく 世のすがたを

天は 午後の光のなかで

夢のように 見ているのでしょうか


そして 風は 語ることすら忘れ

ただ 窓を わずかに 揺らしてゆく──



読んでくださった方々、ありがとうございました。

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