対スターギルド
「レベルが上がったか」
ーレベルが10になったので他人のステータスを見ることができます!!ー
創太郎がレイの死体に向かってステータスを確認する
レイ:レベル76
クラス:毒使い
力:163
速度:155
知能:154
体力:122
感覚:125
所持スキル:ポイズン・ブレイク、ポイズン...
「俺のステータスはどうなってるかな」
平野創太郎:レベル11
クラス:???
力:28
速度:37
知能:17
体力:16
感覚:19
振り分け可能ポイント:20
所持スキル:毒耐性、超加速lv.1、ヒュドラ・...
(...よく勝てたなこのステータスで...それにしてもこのクラスの???は何だ?どういうことだ?
そして今回は何より、)
「こいつだよな」
創太郎が自身のブレイクで作り上げた短剣「ヒュドラ・ナイフ」を見つめる。
(とんでもない力だ、ブレイクでこれを?もし、これが可能なら...最初の頃の理不尽な%クリエイター%がなくても、この使い方さえ極めれば...勝てる!!)
その瞬間、ヒュドラ・ナイフは消滅した
(時間経過か...おそらく想像の規模が大きいほど早く効果が切れる)
悪魔に力を吸収した時とは違う覚悟を創太郎は決め始めていた。
(俺はこの力で、悪魔に勝つ...!!)
「へぇ、まさかレイまでやるなんてねぇ」
にやけた男が背後にいる
「誰だ?」
「俺はスターギルドのマスター、アンジェルだ、よろしく。」
アンジェルは握手を求め手を出してくる
だが創太郎はその殺気に気づいていた
「ほう、俺の殺気に気づいて避けた...やるねぇ」
瞬間アンジェルが創太郎に襲いかかる
「もう、負けねぇ!!」
そう言って創太郎も抜刀するが、レイの毒が未だに微量ながら残っている
「かはぁ...!!!」
アンジェルに殴られ、吐血する
(%クリエイター%さえあれば...)
「何だこんなもんか...ライもレイもこんな奴に負けるなんてね」
見下され、笑われる
「俺は...まだ負けてねぇよ」
瞬間アンジェルの指先から毒が回り出した
(毒?こんなスキルこいつは持ってないだろどういうことだ?)
「レイ、このクソ野郎の遺体から抽出してやったよ、死ね!!」
天使の短剣で斬りかかる創太郎を簡単にいなす。
「ごめんねぇ、俺毒耐性あるんだぁ、まぁ、なかなかにやるじゃん、それに免じて今日は許したげる、あ、そうそう言い忘れてた、
僕の仲間が君を狙ってるよ」
アンジェルはニヤリと笑いながら立ち去った
跪いた創太郎はひどく悔しがっていた