vsA級ブレイカー
天使との戦いが終わった。
(こいつ、なんか落とすのか?)
ーー報酬ーー
天使の指輪
天使の短剣
(なんだこれ?)
創太郎が天使の指輪をはめる
瞬間とんでもない魔力が込み上げてくる。
「ぐ、んっ、ぐわぁぁぁ!!」
魔力を創太郎が抑え込む。
「はは...これはとんでもないもんだ...」
ーー効果ーー
知能+20
(やっぱレベル78のアイテムは半端ねぇな)
創太郎が扉を出る。扉が徐々に崩れていく。
総太郎の前にはとんでもない景色が広がっていた
「なんだ、これ....」
そう、民間市民の死体の山だ、周囲に異界生物のようなものはいない。
「やっと出てきたか...」
背後に誰かいる。振り返るとそこにはブレイカーが立っていた。
「俺はライ、A級ブレイカーだ、見たぞお前のさっきの魔力」
「何の話だ?」
「その指輪だよ、それそれ、俺によこしな?」
「わざわざそのために一般人を大勢殺したのか?」
「ああ、そうだ」
ライはクスリと笑う
創太郎が殴りかかる。
「こんなもんか!!」
ライは片手で余裕そうに止めている。
「ガッカリしたぜ」
創太郎が見上げて言った
「お前もな」
天使の短剣が背後からライの脇腹を貫いた
天使の短剣
ーー効果ーー
力+7(使用時)
対象の追尾が可能
ライが多量出血する
「やるな、お前」
あまりダメージは入っていないようだ
(そうか、相手はA級これきりなら大したダメージにならない、、そして、何より、俺のブレイク、%クリエイター%が使えない...)
%クリエイター%にはクールタイムがある。想像の規模が大きいほどクールタイムは長い。
創太郎は78レベルの天使を斬首するイメージを具現化させた。そのクールタイムは2日。
(俺はこいつに、、%クリエイター%なしで勝たなければならない)
「そろそろやるぞ」
ライが剣を抜いた。
「はぁぁ!!」
天使の短剣で斬りかかる。
2人の剣がぶつかる
「お前、その程度のステータスで俺と同等の力を?その短剣か!!」
スキル
ーパワーアップLv.3ー
ライがスキルを使い創太郎を吹っ飛ばす。
「ステータスは一般人程度、自慢のブレイク..もおそらく使えないだろう、そして、鍵となるその短剣、手の内は全て晒したな」
「はぁ、はぁ...」
(俺は、死ぬのか?...くそ、ブレイクさえ、%クリエイター%さえ、使えれば!こいつの背後に回って斬首できるのに!!...いや待てよ、そうか!!)
瞬間宗太郎に斬りかかったライの攻撃を創太郎が避けた。
「何?」
「ふっ、この手があった」
平野創太郎:レベル5
クラス:アサシアン
力:4
速さ:26
知能:6(+20)
体力:4
感覚:4
所持スキル:超加速
「そうか、今、ステータスを速さに全振りしたのか..!!」
「そうだよ!!」
笑みを浮かべながらそういう。
(そしてこのスキル、速さのステータスが20超えた段階で手に入ったこの「超加速」!!)
スキル
ー超加速ー
マナを消費するだけ速さが増える
(マナはもう使い切った次のムーブで全てを出し切る、外したら...死ぬ!!)
「いくぞこらぁぁぁ!!」
「こいよ!!」
平野創太郎:レベル5
クラス:アサシアン
力:4
速さ:26
知能:6(+20)
体力:4
感覚:4
所持スキル:超加速
振り分け可能ポイント:0