【2冊目】 『鉄腕アダム』 吾嬬竜孝
SFといえば、サイエンス・フィクション?
それともスペース・ファンタジー?
あるいは少し不思議?
なにを思い浮かべますか?
タイムリープもの、宇宙を駆けまわる冒険譚、身近に起こるちょっと不可思議な物語。
どれもワクワクさせてくれますよね。
今回はそんなSF漫画。近未来の地球と宇宙を舞台とした物語です。
★『鉄腕アダム』 吾嬬竜孝
御存知の方もいらっしゃるかもしれません。
簡単に作品紹介です。
アダムは心をもったヒューマノイド。
宇宙の彼方から地球に次々と襲来するのは、「蝶」と呼ばれる謎の脅威。
それを倒せるのはアダムだけです。
アダムが「蝶」の迎撃に失敗すると、地球と人類は……!?
なぜ「蝶」は地球を襲うのか?
ジェシー博士の過去、国や軍のそれぞれの思惑と謎が絡み合います。
「蝶」とは一体?
そして、アダムとジェシー博士は……。
まるで洒脱な映画を観ているようなコマ割と台詞回しです。
手に汗を握る展開。
それを彩るのは、人間くさく魅力的な登場人物たちです。
家族や同僚たちとのサイドストーリーも、物語の軸に絡めながら描かれます。
人間と、心を持ったヒューマノイドの物語です。
公式の内容紹介文もカッコいい! のです。
この作品はアニメ化してほしいなあ。
動いて、喋る彼らを観てみたい!
めちゃめちゃカッコいいだろうなぁ。
冬野の推しはジェシー博士です。
長髪と白衣、黒縁眼鏡が似合う人が好きなのです。笑
単行本は全4巻です。
あの内容で4巻? 内容はめっちゃ濃いと思います。
読み出したら、途中でストップは絶対にできない!
ドキドキしっぱなしです。
ラスト付近などは「え? え? ええっ?」と心の中で叫びまくっていました。
そして。
人間とは? 魂とは? そんなことも考えること必至です。
哲学の秋なんていかがでしょう?
用語の解説もあるので読み手に親切です♪
おすすめです。
よかったら読んでみてください。
冬野は何回も何回も読み直しています。
最後まで読んだなら、もう一度、表紙を見てください。
そのときに、この言葉の意味がわかると思います。
一応、毎回書きます。
冬野の独断と偏見のおすすめなので、肌に合わなくても苦情はお断りいたします。笑