А.в ヘルバート伯爵領コトレア - 06 (セシルの歴史教室:マントとクローク)
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ちょっと歴史教室など? ついつい雑談してしまいました。
新しいことを学ぶのが大好きです。雑学でも、豆知識でも、学べるのがすごーく幸せです (⁎˃ᴗ˂⁎)
そこで、ちょっと歴史の雑談なんて?
~*~ セシルの歴史教室:マントとクローク ~*~
マント(Mantle)とクローク(Cloak)。
12世紀頃、イギリスのフード付きのクロークがローマ帝国に輸出され、天候や防水などとして使用され始めたのが有名ですね。
定義としては、クロークは、外套として背中を隠すような長い一枚布でできているもの (by wikidiff.com) がよくありますね。ファンタジーとかなどでは、袖なしの長い外套が、よくクロークと呼ばれているみたいですけれど。
マントは、元は中世時代、大抵は、女性が身に着ける洋服の一番上に被せるような開いたローブでした。それから、男女共にも、外出用だったり(特に、曇りや悪天候などに)、厚手で温かい外套として使用され出しました。
お金持ちになると、毛皮のクロークもでてきたみたいです(こう、お金があると、毛皮を見せびらかしたくなるんでしょうねえ)。
ファンタジーではマントとクロークの違いを顕著にする為か、よく、クロークにはフード付きが多く見られますけれど、元々は、フードはついていませんでした。
それで、マントは貴族や階級の高い人用、クロークは旅人や商人、または傭兵などの平民が身に着けるものだ、というような認識もたくさんあるようです。
ここでは、一括して“マント”と呼んでいます。セシルの領地の騎士達が身に着けているのは、ファンタジーの定義で言えばクロークなんですがね。
そんなこんなで、ちょっと歴史雑談でした。
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読んでいただきありがとうございました。
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