実家に帰って。
「次は終点、、~、、、です。」
う~ん、、?
「、、、お忘れ物にお気を付けください。
本日もご利用いただき誠にありがとうございました。」
あれま、、、、
もう着くのか。
全然寝れなくて結局1時間以上寝れて。
少しすっきりした。
駅のホームに向かうと懐かしい景色が。
おーーーー!
久しぶり!
私の地元~
少し新しい建物も増えてて、私がいた時よりもおしゃれになってた。
この、のどかな感じよ。
今住んでる場所は地元よりもだいぶ人も多くて、せわしない。
だから。このゆったりとした空気の流れ、
多少景色が変わったとは言え、幼い時から見慣れてる景色、
歩いてる人達の取り巻く空気感。
地元に帰ってきたって事を実感させる。
ME 【翔、どこ?】
翔太郎 【ここ。】
【https://google....143keid332....】
ラインから送られてきた位置情報を開いて場所を確認する。
ME 【わかった。
5分くらいで行けると思う。
今駅!】
ラインに返信をして向かう。
迎えは弟が来てくれた。
さすが我が弟よ。
「お待たせ~」
翔「後ろに荷物おきなよ」
「ありがと!」
久しぶりに会うとこんなんだったっけ?って思う。
いい男に成長してるではないか。
彼女とかいそうなのに。
私の家は皆成人して働いてる。
真ん中の弟の優は大手の工場で働いてる。
今お迎え来てくれてる翔太郎も大きい会社
で働いててすごいと思う。
私は中小企業で働いてるから。
尊敬する。
ま、私の大切な家族だ。
「お母さんは?」
翔太郎「家におるよ」
「そうか。翔は彼女おらんの?」
翔太郎「おらんけど。」
「ほんとかよ笑」
翔はおっても隠すからなぁ。
まぁ、いいけど。
「ききたまえ。私は彼氏できたぞ。」
「は笑。ダチョウ俱楽部の人みたいな?」
「おい笑。元カレ容姿がイマイチだったからって酷すぎるぞ。外見もそこまで酷くないし。
おしゃれだったじゃん。それにいい男だったんだからね?」
1年前くらいに別れた元カレは、それはそれはいい男だった。
別れちゃったけど。
別れた事に未練は全くないから、元カレと付き合た事はすごくいい思い出として私にとってはすごく大切な思い出。
翔と色々と話をしつつ、実家に帰る。
・・・・❁
カチャッ
「運転ありがとう~!!」
ガチャッ
ドンッ
車から外に出て、実家のお家を見る。
何も変わってない景色に帰ってきた感じ。
この感じよ。
実家は何も変わってないなぁ。
車の扉を閉めて荷物を持って家に帰る。
小さい頃から何度この玄関を開けたかな。
ガラッ
「ただいま~!」
「おかえり~」
お母さんだ。
リビングにお父さんが寝っ転がってる。
父「おお。華か~。」
「うん。帰ってきたよ~」
母「お帰り」
「ただいま!お母さん何作ってるの?」
お母さんがキッチンで何か作ってる。
私もキッチンに向かう。
実家のキッチンは広い。
私はお肉が食べれない。
動物が殺されて、スーパーに届くまでの動画を見てから食べれなくなった。
お肉がめちゃくちゃ好きだったから、みんな驚いてた。
今は一切口にしてないけど。
今日は私のリクエストで和食だ。
炊き立てのご飯と、お味噌汁もあるじゃん!!
最高。
お浸しとか、肉じゃがとか、お刺身とか。
色々ならんでる。
美味しそう~。
ご飯楽しみだ~。
母「まだ時間あるからゆっくりしたら~?」
「うん。そーする!」
実家に帰ると、何故かグータラしてしまう。
恐るべし実家。
荷物を適当において、ソファにゴロゴロする。
お父さんはなんかニュース見てる。
いつの間にか帰ってきた翔が隣のソファでスマホをいじってる。
私もスマホを開く。
ライン溜まってるな~
そんなこんなで返信をしつつ、
「お母さん、私彼氏できたよーー!」
母「ほんとーー!!」
「今回の彼氏はかっこいい方だと思う!ほれ!」
私は写真を見せる。
母「何、写真あるの~!後で見せてもらうわ」
お母さんはキッチンにいるから、もちろん見えるわけない。笑
「いいよー!」
お母さんは私を21で産んでるから、割とお母さんの中では年齢が若い。
そしてノリが若い。
今は仲がいいけど、小さい頃はめちゃくちゃ仲が悪かった。
でも、高校の時に、喧嘩が発展してちょっとした事故が起きた。
それから、お母さんと色々話をするようになって。
色々話していくうちに少しずつ仲良くなって、私が高校の時にはお母さんと一緒にバイトしてた。
従業員が社員合わせて50人以上いて、建物自体も大きめの全国的にあるアミューズメント施設だったから、バイト中にそこまで顔を合わせる事もなかった。
だから、話す話題も増えて。
私はお母さんと一緒に働いてよかったと思う。
なんだかんだで社会人になって、私が一人暮らしを始めてさらに仲が良くなった。
結局、スマホをいじって、ぼーっとしたりして、気が付いたら夕方だった。
うわ、、、もうこんな時間なんだ。
何もしたくなくなる実家恐るべし。
「ただいま~」
優が帰ってきた。
母「今日は春ちゃん一緒じゃないんだね。そろそろご飯にする?」
優も大きくなったなぁ。
彼女の春ちゃんと長いなぁ。
このまま結婚するんじゃ無いかなって思ってる。
わからないけど。
。。。。。
いつもよりだいぶ早いけど、ご飯になった。
家族でごはんを食べるのは久しぶりだなぁ。
「優って良く帰ってくるの?」
母「うん。土日に結構帰ってくるよ笑」
優「いいじゃん。来週は一緒に帰ってくる。」
翔「TV見えん。」
父「おお、悪いな」
なんか、まぁ、久しぶりのいつものこの感じ。
お母さんに悠平の写真を見せたり。
この日は実家でゆったりとして過ごした。
もちろん実家でも悠平からラインが来てた。
悠平【付き合うの、おれで良かった?】
me【ゆうへいの事何も知らない状態だから、
答えはすぐ出せないよー。
でもさ、何かある時に都度都度話し合いしたらいいと思うし、
お互いがそういう人になったらいいと思う。】
me【だから、思うことあったら教えて?】
悠平【すっごいちゃんとした人だ
最初からちゃんとしてる
多分最初は遠慮してあんま言われへんかもやけど
少しづつ言うようにする!】
me【そうかな?笑
褒められた〜
嬉しいー!!】
そんな感じするなぁ、、、
気持ち言うの苦手そう、、、
何って実家にいる時って何もやる事が何のよね、、、
結局ラインで友達とやりとりする事が多い
それかインスタグラムでメッセージのやりとり。
ーーーーーーーーーー
遥⇆
me【実家なう】
遥【まじで?
私も実家帰ろうと思ってたのに〜!】
me【まじかーー!
こっち来るなら帰る時は一緒に帰れるけど笑】
遥【でも今回はやめとくーーー】
me【だよね
了解ーーー!】
ーーーーーーーー
悠平⇆
me【来週の土曜日どうする?】
悠平【金曜日の夜に俺が泊まりいくんちゃうん?】
me【そう】
悠平【何時に行けば良いー?
5日の昼間どこ行く?
行きたいところある?】
me【泊まりくるし、朝から一緒じゃん?
土曜日の予定どうしようって思って聞いた】
悠平【行きたいところないなら俺が決めて良い?
普通のデートしよ笑】
me【良いよーーー】
悠平【水族館とかは?】
me【なるほど笑】
悠平【嫌?】
me【いや、デートといえば、お買い物とかかなって思ってた!
イメージしてたものと違ったけど、それもありだなーって】
悠平【たしかにそれもありだけど、どっちが良い?】
me【お互いの事わからなさすぎるから、せっかく悠平といるならもっと悠平の事分かる時間にしたいなーって思った!】
悠平【あーなるほど
買い物にするー?】
me【うん!そーしたいーーー!!】
悠平【おしゃ
どこいく?笑】
me【それ思った笑 古着通りは?】
悠平【そこの通りの服は信用してないから嫌笑】
me【そーなの?】
悠平【そう笑
値段の割に素材が安っちい笑】
me【そーなんだ
じゃあ、首都駅か、飲み屋街の辺りのパルコとか?】
悠平【服っていつもどこで買うの?】
me【通販笑】
悠平【俺いつもショッピングモールとか。
特にここ!ってお店はないなぁ
一回調べてみる】
me【ありがと!!そー言うの嬉しい】
ーーーーーーーー
悠平って意外と調べてくれたりするタイプなんだなぁ
ちょっと意外なところが見れて嬉しいかも。
今日は夜翔ちゃんと会う
翔ちゃんは中学からの友達で今は仕事で大阪にいる。
今日はお互い久しぶりに地元にいるから、近況報告も兼ねて色々話す。
昼間はお家でお母さんと色々話したりして時間を潰した。
夕方から、地元の駅に向かった。
駅に併設されて、お店が立ち並ぶビルがあって。
近くにカフェもちょくちょくある。
私は少し早めに着いたからぶらぶらしてた。
ショッピングも楽しいかも。
新しいお店が出来てたり、可愛い雑貨屋さんを覗いたり。
1人で楽しくウィンドウショッピングをして時間を潰した。
気がつくとそろそろ翔ちゃんと会う時間だ。
ーーーーーー
翔⇆
me【今どこー?】
翔【駅!】
me【駅の入ってすぐの改札の近くのカフェ入ってるよーーー】
翔【わかった】
ーーーーーーーー
外で待つのがめんどくさいから先にカフェに入ることにした。
スタッフ「いらっしゃいませー!お一人様ですか?」
「後から1人きます!」
スタッフ「わかりました!こちらどうぞ〜!」
案内してもらった席に着く。
スマホを触りながら翔ちゃんを待った。
翔「お待たせ!」
「おお!久しぶり〜!元気だったー?」
翔「元気ーー!
そっちはどうよ?」
「元気に決まってるじゃん!
聞いて!一昨日彼氏出来た〜!笑」
翔「うっわ
まじか、、、
ヤレる日を願ってたのに笑
また先になったやん笑
別れたら速攻教えてや。」
「いつかね?笑
相変わらずおもろいわ笑」
翔「おもろいやろ?
どうよ、俺は笑」
「面白い笑
考えとくわ笑」
翔「考えといてや笑
で、どうなん?仕事の方は?」
翔ちゃんはこんな感じで大体下ネタぶっ込んでくる笑
割と面白い。
全部オープンだから私もオープンで話す。
こんなふざけた話をするけど、結構深い真面目な話もする。
翔ちゃんとはこの後は仕事の話とか、自分達が30歳の時にどうなってたいのかとか。
そう言う話をした。
だいぶ話をして、そろそろお開きになった。
翔「まじで楽しいわ
またこっちくる時連絡するわ。
大阪くる時は連絡してな?」
「もちろん!絶対連絡する!
それまでお互い頑張ろ!」
翔「おけおけ!頑張るわ
途中まで送るわ。」
お店を出て、翔ちゃんは改札の前まで送ってくれた。
「ほんとありがと!
とりあえずやりたい事のために頑張る!」
翔「俺ももっと成長してまた色々話せる様にしとくな!
お互い頑張ろうな!」
「ありがとうー!
じゃあね!」
翔「ああ」
改札を通る。
人も少なくなって少し閑散としたホームに向かった。
翔ちゃんと話すのはほんと面白い。
翔ちゃんは大阪で働きながら経営の勉強をしてる。
私は貧しい国に小学校をプレゼントしたくて。
だから、お金もちになりたい。
お互いやりたい事があってその為に色々手探りだけど。
頑張ってるって感じで。
だから、面白い。友達なんだけど、同志って感じ。
また会うの楽しみだな。
ーーーーーーーー
悠平⇆
悠平【今日連れと遊んでた!】
me【おお! 良いじゃん!
昨日のストーリー見たよーーー!】
悠平【こー言うのってこまめに連絡したら嫌?】
me【全然!】
悠平【出かける時とか誰々とどこに行くとか報告したらうざい?】
me【いや
いってらっしゃいーーーって言うと思う笑
というか、私も伝えた方がいい?
私も中学の時の男友達と会ってたし】
悠平【なんかなるべく好きな人を不安にさせたく無いってのと
今までそうしてきたからそうするってなってる!】
me【わかったー】
悠平【浮気とか一線超えたりしないなら俺は大丈夫!】
me【知ってる笑
無さそうだし。相手を疑っても仕方ないから信用してる】
悠平【そう言う事あるとすぐ冷めてしまうけどきりちゃんとしてると思うし大丈夫かな】
me【私も無いから安心して】
悠平【おっしゃ!】
me【むしろ今までどんなタイプの人と付き合ってきたの?】
悠平【俺が今まで付き合って来た人は顔で判断されて飽きられて浮気されたりセフレ作られたり
俺の過去色々凄いよ】
me【笑笑】
悠平【二股かけられたり
最近別れた彼女も来年結婚するとか言ってたし
何か相手がお金もちだから結婚するらしい】
me【まぁ、かっこいいとは思うけど
私結婚願望無いから分からない】
悠平【同棲してた時はお金全部渡してた】
me【え!まじで?
私は自分で稼ぐから、相手は別にお金持ちじゃなくていい】
悠平【何か、華って結構変わってるな笑】
me【そう?】
悠平【うん
俺が今までに出会ってきた事ないタイプ
だから惹かれたのかも】
悠平の元カノさんは結構すごいなーって。
そして結構えぐい笑
正直、ほんとにいるんだって思うタイプの女の子が多くてびっくりした。
ーーーーーーーーー
帰りつつやりとりをした。