表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/5

何で?

あーーー


今何時???

手元のスマホを確認する。

11時か。結構寝たなぁ、、、、。


あーーー

そうか

悠平君だっけ?

彼と寝たのか。


彼の話上これからセフレとかは無さそうだし、、、

これで終わりかな笑


人生で初めての経験だった。

クラブでそのまま男の人と帰って身体の関係になった人は。

チャラいって言われるのが嫌で。

クラブ行ってそのままワンナイトしてたらチャラいって言われても仕方ない。


だから。


絶対クラブでお持ち帰りされる事が無いように心がけてたのに。


あーーー、、、、

やってしまった。


友達がワンナイトしようと、お持ち帰りされようと別にいいの。


でも!


でも!!!!!


私は絶対やらないって決めて今までめっちゃくっちゃ気をつけて生きてきたのに!!!!


あーーーあ、、、、


これでワンナイトとか無いよ。って言えなくなったなぁ。


最悪。


まじで後悔。


しかもゴム無しでやってしまった。


結局この男も同じだな。

自分が良ければ良いタイプだったんだな。


女もいうところ言わないとダメだよな。


最悪。


起きて彼を見て思い出す数々。

というか一個しか無いけど。


とりあえず準備しよ。


ぐっすり寝る彼を置いて私は軽く準備を始めた。





しばらくして悠平君が起きた。


「、、、、、。」


ゴソゴソと布団をめくる音がした。


「おはよう。って言う時間でも無いけど笑

 おはよう」


悠平「あー、、、、おはよう。

   今何時?」


「あー、、、12時ごろ?」


悠平「まじか。」



やっと起きたか。


というか、さっさと帰って欲しい。

人を泊めると帰すの難しいから困るな。笑


私お昼過ぎに実家帰るし。


悠平「ご飯とかどうする??」


「あーーー、、、、申し訳無いんだけど、私お昼過ぎに家出て実家帰る約束してるから、、、、。」


悠平「あー、、、ごめん。わかった。」


あーー、、、

ちょっときつい?笑

まぁ良いや。

男の人ってあんまそーいうの気にしないでしょ。


早く帰って欲しいし。


私は早く実家帰りたいし。


そんなこんなで準備をしつつぼーっとする。


悠平「昨日さ、まじでクラブでずっと一緒におってくれると思わんかった。」


「あーー、、、クラブ?」


約束したから。

それでクラブ行くのオッケーもらってるのに破ったら最悪やん笑


悠平「そう。だってクラブ行く女ってそう言っても約束破るじゃん。」


おい。

今のはクラブ行く女の子に謝れ。


「まぁ、、、そういう子ばっかじゃないと思うけど。」


悠平「だからずっと一緒におってくれてびっくりした。絶対途中でどっか行くと思ってた。」


うっわこいつまじで失礼だわ。

まぁいいけど。


「まぁ、約束したんで」


そんな感じで昨日の話をしつつ準備を進める。


男の人だから私ほど準備無いけど。


悠平君の準備も終わってそうだったので、立ち上がり、そろそろ出るか聞いてみるか。


「そろそろ行くーーー?」


悠平「、、、、。」


「、、、え?無視??笑」


思いっきり声に出てた笑


彼の方を見ると聞こえてるけど無視してるわけでは無さそう。


というか、、、

無視と言うより

何か言いたそうな??


え?笑


「悠平君?」


悠平「いや、、、あのさーー、、、、」


あーー、、、何?笑


「、、、、?」


悠平「、、、、あーー、、、」


何か手を顔に持ってってるやん。

そんなやばい話??


え?

何かした?

私。


「どーしたの?」


彼の方に近づいてみる。


あれ?

何かこれ、、、


私のこと好きになったとか?


さすがにそれは無いよなぁ、、、笑


そんな事考える自分ちょっときもい。

自意識過剰か。


でもそれは違うと思うから、、、何だろう?


寝言うるさかったとか?

いびきうるさかったか?


何か気に食わなかった感じ?


悠平「あのさー、、、、

   ごめんやっぱなんでもない。」


え?


それは無い。


ここまで言いかけて言うのやめるとか無いわ。

それはずるい。


「いや、言いかけたなら最後まで言って。

 それは無いわ、、、。」


悠平「じゃあさ、これ言っても引かん?」


引く?

何のカミングアウトやねん。

性病持ってるの??


こっちがある程度覚悟しとけばいいから。

というか、あって初日で身体の関係持ってるんだから今更感あるよね。

しかも初日しか会ってないからもう良いです。

そこまで悠平君のこと知らないし。


「うん。わかった。多分大丈夫。だから言って。」


私もはっきり言ってしまうなぁ、、、。

というかもう内容とかより吐かせたい。


ここまで言いかけて言うのやめるのは無しや。

だったら最初っからゆうな。


この彼の態度で若干イライラしてるのを隠しつつ、

彼の答えを待つ。


まぁ、イライラしてるのもバレてないだろうし。


悠平「あのさー、、、、俺、好きになったかも。」


は?


「私の事?」


悠平「うん。」


え?

会ってから今日までで

私の事好きになる要素ありましたっけ?


ちょっとまじで意味わからんのだけど。


めちゃくちゃにマイナスに悪いことを考えてた私は拍子抜けしてしまった。


引くと言うか、驚くわ。


「え、何で???」


悠平「え?そこ?」


「うん。」


悠平「引いてないの?」


「うん。引く要素無いでしょ。

 むしろ驚いたわ。」


悠平「そっか。」


え、これで終わり?

うむ、、、。

え?

待て。

この中途半端はやだ。


「なら、私と付き合う?」


これってなんか上からすぎる??


悠平「え?まじで?良いの?」


「うん。じゃあ、決まりね」


悠平君を見ると顔が真っ赤。


あらま。


「とりあえず行こ。」


こうして私達は付き合う事になった。

そして家を出る事にした。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ